カイオム Research Memo(8):経営諮問委員会を新たに設置し、経営の健全化を進めていく
[17/04/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■経営体制の刷新について
カイオム・バイオサイエンス<4583>は2017年2月に創業社長であった藤原正明氏が辞任し、代わりに開発・事業担当取締役であった小林茂氏が代表取締役社長に就任したと発表した。ここ数年の業績不振に対する経営責任を明確にし、早期の業績回復に向けて経営体制の刷新を行うことが目的だ。
また、同社が今まで策定してきた事業計画と実績の乖離が続いており、経営に対する信頼性が低下している状況を鑑みて、経営の健全化を進めていくうえで新たに経営諮問委員会を設置することを発表している。同委員会は法務や財務、サイエンスがわかる専門家等数名で構成され、今後の事業計画の立案・推進にあたって、その施策や技術評価等について公平かつ客観的な立場から提言を行う役割を果たす機関となる。同社では現在、新たな中長期ビジョンを策定中だが、同諮問委員会での評価・提言を受けたうえで、対外公表する予定となっている。発表時期は委員会が発足後に明らかになる見通しで、その内容が注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<NB>
カイオム・バイオサイエンス<4583>は2017年2月に創業社長であった藤原正明氏が辞任し、代わりに開発・事業担当取締役であった小林茂氏が代表取締役社長に就任したと発表した。ここ数年の業績不振に対する経営責任を明確にし、早期の業績回復に向けて経営体制の刷新を行うことが目的だ。
また、同社が今まで策定してきた事業計画と実績の乖離が続いており、経営に対する信頼性が低下している状況を鑑みて、経営の健全化を進めていくうえで新たに経営諮問委員会を設置することを発表している。同委員会は法務や財務、サイエンスがわかる専門家等数名で構成され、今後の事業計画の立案・推進にあたって、その施策や技術評価等について公平かつ客観的な立場から提言を行う役割を果たす機関となる。同社では現在、新たな中長期ビジョンを策定中だが、同諮問委員会での評価・提言を受けたうえで、対外公表する予定となっている。発表時期は委員会が発足後に明らかになる見通しで、その内容が注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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