日本トリム---17/3期は水素水に関する報道の影響により減収減益も、18/3期は増収増益を見込む
[17/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
日本トリム<6788>は27日、2017年3月期(16年4月〜17年3月)連結決算を発表した。売上高が前期比0.2%減の152.51億円、営業利益が同6.2%減の29.29億円、経常利益が同10.8%減の29.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.4%減の19.69億円となった。
ウォーターヘルスケア事業において、水素水に関する一連の報道の影響から販売効率が低下した。「健康経営」の企業への提案に注力しつつ、営業ツールの刷新などに取り組み販売効率を回復させる方針だ。一方、浄水カートリッジ販売については一連の報道による影響を全く受けておらず、着実に伸長している。
医療関連事業においては、再生医療関連の国内最大の民間さい帯血バンクの運営事業が過去最高の収益をあげた。2017年1月より高知大学医学部にて、さい帯血を使用した小児脳性麻痺の臨床研究が実施されNHKや新聞などで報道された。4月に国産のヒト胎盤や臍帯由来細胞を医薬品化する新会社を設立し、また、再生医療関連機器製造販売会社と資本・業務提携契約を締結するなど、再生・修復医療及び生殖医療分野の事業基盤強化に取り組んでいる。電解水透析事業は2018年3月期から徐々に収益貢献。
2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比5.1%増の160.30億円、営業利益が同2.8%増の30.10億円、経常利益が同7.0%増の31.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.5%増の20.00億円としている。
<TN>
ウォーターヘルスケア事業において、水素水に関する一連の報道の影響から販売効率が低下した。「健康経営」の企業への提案に注力しつつ、営業ツールの刷新などに取り組み販売効率を回復させる方針だ。一方、浄水カートリッジ販売については一連の報道による影響を全く受けておらず、着実に伸長している。
医療関連事業においては、再生医療関連の国内最大の民間さい帯血バンクの運営事業が過去最高の収益をあげた。2017年1月より高知大学医学部にて、さい帯血を使用した小児脳性麻痺の臨床研究が実施されNHKや新聞などで報道された。4月に国産のヒト胎盤や臍帯由来細胞を医薬品化する新会社を設立し、また、再生医療関連機器製造販売会社と資本・業務提携契約を締結するなど、再生・修復医療及び生殖医療分野の事業基盤強化に取り組んでいる。電解水透析事業は2018年3月期から徐々に収益貢献。
2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比5.1%増の160.30億円、営業利益が同2.8%増の30.10億円、経常利益が同7.0%増の31.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.5%増の20.00億円としている。
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