GMOペパボ Research Memo(1):「minne」へ広告宣伝費の積極投入続く
[17/05/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■要約
GMOペパボ<3633>は、GMOインターネット<9449>グループのインターネット関連サービス提供会社で、インターネットで何かを始めたいという人々に対するツールとして、レンタルサーバー「ロリポップ!」、オンラインショップ構築ASPサービス「カラーミーショップ」などの様々な高機能サービスを個人向け中心に低価格で提供する。
1. 「minne」への積極的な広告宣伝費の投入もコントロールできている状況
同社は、現在、日本最大級のCtoCハンドメイドマーケットである「minne」へ積極的に広告宣伝費を投入し、流通額の拡大及び圧倒的No.1のポジションを固める戦略に打って出ている。2016年12月期の「minne」の流通額は8,397百万円で、会社目標100億円には届かなかったものの、前期比88.3%増となった。2017年12月期については、広告宣伝費13億円を計画、流通額は125億円を目指すとしている。
2. 2016年12月期連結決算
2016年12月期の連結業績は売上高が前期比20.9%増の6,890百万円、営業利益が108百万円(前期は621百万円の営業損失)、経常利益が135百万円(同597百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が153百万円(同797百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となった。「minne」への積極投資の継続で販管費が拡大したが、売上高の伸びより小さかったため営業利益の計上となった。利益の計上となったため、2016年12月期の1株当たり配当額30.0円を決定した。
3. 2017年12月期業績予想
2017年12月期の業績予想は、売上高が前期比12.3%増の7,650百万円、営業利益以下は0百万円。1株当たり配当予想も無配としている。しかしながら、同社は配当性向50%を公約しており、利益水準によって配当を実行すると思われる。
■Key Points
・CtoCのハンドメイドマーケット「minne」への積極投資を継続中。2016年12月期の流通額は8,397百万円で目標には届かなかったものの、前期比88.3%の伸びとなった。2017年12月期は13億円の広告宣伝費を計画、流通額125億円を目指す。
・2016年12月期は販管費の増加はあったが、売上高の拡大より小幅に収まったため黒字に転換した。
・2017年12月期の会社利益予想は0百万円。しかしながら、同社は配当性向50%を公約しており、利益水準によっては配当を実施する可能性がある。
(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)
<TN>
GMOペパボ<3633>は、GMOインターネット<9449>グループのインターネット関連サービス提供会社で、インターネットで何かを始めたいという人々に対するツールとして、レンタルサーバー「ロリポップ!」、オンラインショップ構築ASPサービス「カラーミーショップ」などの様々な高機能サービスを個人向け中心に低価格で提供する。
1. 「minne」への積極的な広告宣伝費の投入もコントロールできている状況
同社は、現在、日本最大級のCtoCハンドメイドマーケットである「minne」へ積極的に広告宣伝費を投入し、流通額の拡大及び圧倒的No.1のポジションを固める戦略に打って出ている。2016年12月期の「minne」の流通額は8,397百万円で、会社目標100億円には届かなかったものの、前期比88.3%増となった。2017年12月期については、広告宣伝費13億円を計画、流通額は125億円を目指すとしている。
2. 2016年12月期連結決算
2016年12月期の連結業績は売上高が前期比20.9%増の6,890百万円、営業利益が108百万円(前期は621百万円の営業損失)、経常利益が135百万円(同597百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が153百万円(同797百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となった。「minne」への積極投資の継続で販管費が拡大したが、売上高の伸びより小さかったため営業利益の計上となった。利益の計上となったため、2016年12月期の1株当たり配当額30.0円を決定した。
3. 2017年12月期業績予想
2017年12月期の業績予想は、売上高が前期比12.3%増の7,650百万円、営業利益以下は0百万円。1株当たり配当予想も無配としている。しかしながら、同社は配当性向50%を公約しており、利益水準によって配当を実行すると思われる。
■Key Points
・CtoCのハンドメイドマーケット「minne」への積極投資を継続中。2016年12月期の流通額は8,397百万円で目標には届かなかったものの、前期比88.3%の伸びとなった。2017年12月期は13億円の広告宣伝費を計画、流通額125億円を目指す。
・2016年12月期は販管費の増加はあったが、売上高の拡大より小幅に収まったため黒字に転換した。
・2017年12月期の会社利益予想は0百万円。しかしながら、同社は配当性向50%を公約しており、利益水準によっては配当を実施する可能性がある。
(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)
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