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C&GSYS Research Memo(4):2020年12月期第2四半期は12.2%の営業減益だが黒字を確保

注目トピックス 日本株
■業績動向

1. 2020年12月期第2四半期の業績概要
C&Gシステムズ<6633>の2020年12月期第2四半期決算は、売上高が1,976百万円(前年同期比7.7%減)、営業利益が140百万円(同12.2%減)、経常利益が96百万円(同43.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が34百万円(同60.2%減)となり、期初予想(売上高2,178百万円、営業利益197百万円)を下回った。第1四半期(2020年1〜3月)までは順調に推移したが、第2四半期に入ってからコロナの影響を受けて売上高、営業利益ともに急減した。ただし、第1四半期(会計期間)、第2四半期(同)とも営業黒字を維持しており、この点は評価できる。売上高の約半分を占める保守契約サービスが収益を支えた結果と言えるだろう。セグメント別では、CAD/CAMシステム等事業、金型製造事業ともに減収・減益であったが、両部門ともに営業黒字を維持した。コロナの影響を受けて厳しい状況であったが、営業黒字を維持した点は評価できるだろう。

セグメント別状況では、CAD/CAMシステム等事業の売上高は1,618百万円(前年同期比5.6%減)、営業利益91百万円(同5.9%減)となった。仕向地別売上高は国内が1,420百万円(同3.0%減)、海外が198百万円(同21.0%減)となった。国内市場においては、主要顧客である金型メーカーの設備投資意欲の落ち込みに加え、コロナの影響(外出自粛等)による営業機会の減少により製品販売は落ち込んだ。ただし、保守売上は引き続き高い更新率を維持し、全体の収益に貢献した。海外では、ASEAN地域は自動車関連業の稼働率低下により需要が大幅に減少したことなどから低調に推移した。東アジア地域では、韓国においてオンラインツールを活用した営業が奏功して業績は堅調に推移した。

金型製造事業の売上高は357百万円(前年同期比15.9%減)、営業利益は49百万円(同21.8%減)となった。2019年後半に獲得した受注を消化することで第1四半期は好調に推移したが、第2四半期に入ってからコロナの影響が顕著となり、受注・売上高ともに低調に推移し、結局第2四半期(累計期間)では減収・減益となった。


財政状況は堅固、手元の現金及び預金は25億円と豊富
2. 財政状況
2020年12月期第2四半期末の財政状況は、総資産は前期末比13百万円増加して5,047百万円となったが、主な増加要因は現金及び預金205百万円、投資有価証券26百万円、主な減少要因は受取手形及び売掛金121百万円、電子記録債権30百万円、たな卸資産47百万円などであった。

負債は前期末比39百万円増加して2,450百万円となったが、主な増加要因は、前受金18百万円、退職給付に係る負債41百万円、主な減少要因は未払法人税等21百万円などであった。

純資産は前期末比26百万円減少して2,596百万円となった。主な増加要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加34百万円および有価証券評価差額金40百万円、主な減少要因は配当金の支払いによる利益剰余金の減少96百万円などであった。

3. キャッシュ・フローの状況
2020年12月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは376百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益96百万円、売上債権の減少150百万円、たな卸資産の減少46百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは69百万円の支出であったが、主な支出は投資有価証券の取得による支出49百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは98百万円の支出であったが、主な支出は、配当金の支払額95百万円であった。

この結果、期中の現金及び現金同等物は204百万円増加し、四半期末残高は2,414百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)




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