概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は4日続落、欧米の新たな対ロシア制裁への警戒
[15/02/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 51811.02 -0.12%
25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比63.15ポイント安(-0.12%)の51811.02で取引を終えた。51862.94から一時51050.85まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは46、値下がりは21、変わらず1であった。
前日の取引終了後に、米格付け会社ムーディーズが、「ブラジル国営石油会社ペトロブラス(PETR4)の優先債の格付けを、Baa3からBa2(投資不適格級)に引き下げ、一段の格下げ方向で見直す」と発表。それを受け、ペトロブラスが急落し、ボベスパ指数は引っ張られて下落するかたちになった。
【ロシア】MICEX指数 1746.23 -1.46%
25日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMICEX指数は前日比25.93ポイント安(-1.46%)の1746.23で取引を終了した。1773.73から一時1727.70まで下落した。
ウクライナ問題をめぐる欧米の新たな対ロシア制裁への警戒が、ロシア株続落につながったもよう。この日、メルケル独首相は「ウクライナ停戦合意の実現を望むが、欧州は必要ならロシアに対して追加制裁を科す用意がある」との見解を表明。また、ケリー米国務長官も「ウクライナ東部の情勢が悪化すれば、対ロ追加制裁を強化する用意がある」と述べた。
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 29007.99 +0.01%
25日のインドSENSEX指数は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは
前日比3.33ポイント高(+0.01%)の29007.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価
指数ニフティは同5.15ポイント高(+0.06%)の8767.25で取引を終えた。
買いが先行した後はしばらく高値圏でもみ合ったが、終盤に前日の終値近辺まで上げ
幅を縮小した。米早期利上げ観測の後退を受け、買いが先行。国内では、成長ペース
の加速期待が好感されている。地元メディアによると、2月末に発表される予算案の
中で、15年度(16年3月末まで1年間)の成長目標は14年の7.4%から7.8-8.0%に引き
上げられる可能性が高いという。また、地方政府への税収の割当比率が大幅に引き上
げられる公算が大きいとも報じられた。
【中国本土】上海総合指数 3228.84(-0.56%)
25日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比18.06ポイント安(-0.56%)の3228.84ポイントと8日ぶり反落した。
利食い売りに押される流れ。上海総合指数は同連休前まで7日続伸し、約3週間ぶりの高水準を回復していたため、高値警戒感が強まった。もっとも、売り込む動きはみられない。取引時間中に発表された2月のHSBC中国製造業PMI(速報値)が50.1に上昇し、景況判断の分かれ目となる50を3カ月ぶりに上回ったことが支えになった。指数は一進一退したが、引けにかけて下げ幅を広げている。
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25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比63.15ポイント安(-0.12%)の51811.02で取引を終えた。51862.94から一時51050.85まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは46、値下がりは21、変わらず1であった。
前日の取引終了後に、米格付け会社ムーディーズが、「ブラジル国営石油会社ペトロブラス(PETR4)の優先債の格付けを、Baa3からBa2(投資不適格級)に引き下げ、一段の格下げ方向で見直す」と発表。それを受け、ペトロブラスが急落し、ボベスパ指数は引っ張られて下落するかたちになった。
【ロシア】MICEX指数 1746.23 -1.46%
25日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMICEX指数は前日比25.93ポイント安(-1.46%)の1746.23で取引を終了した。1773.73から一時1727.70まで下落した。
ウクライナ問題をめぐる欧米の新たな対ロシア制裁への警戒が、ロシア株続落につながったもよう。この日、メルケル独首相は「ウクライナ停戦合意の実現を望むが、欧州は必要ならロシアに対して追加制裁を科す用意がある」との見解を表明。また、ケリー米国務長官も「ウクライナ東部の情勢が悪化すれば、対ロ追加制裁を強化する用意がある」と述べた。
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 29007.99 +0.01%
25日のインドSENSEX指数は小幅続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは
前日比3.33ポイント高(+0.01%)の29007.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価
指数ニフティは同5.15ポイント高(+0.06%)の8767.25で取引を終えた。
買いが先行した後はしばらく高値圏でもみ合ったが、終盤に前日の終値近辺まで上げ
幅を縮小した。米早期利上げ観測の後退を受け、買いが先行。国内では、成長ペース
の加速期待が好感されている。地元メディアによると、2月末に発表される予算案の
中で、15年度(16年3月末まで1年間)の成長目標は14年の7.4%から7.8-8.0%に引き
上げられる可能性が高いという。また、地方政府への税収の割当比率が大幅に引き上
げられる公算が大きいとも報じられた。
【中国本土】上海総合指数 3228.84(-0.56%)
25日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比18.06ポイント安(-0.56%)の3228.84ポイントと8日ぶり反落した。
利食い売りに押される流れ。上海総合指数は同連休前まで7日続伸し、約3週間ぶりの高水準を回復していたため、高値警戒感が強まった。もっとも、売り込む動きはみられない。取引時間中に発表された2月のHSBC中国製造業PMI(速報値)が50.1に上昇し、景況判断の分かれ目となる50を3カ月ぶりに上回ったことが支えになった。指数は一進一退したが、引けにかけて下げ幅を広げている。
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