概況からBRICsを知ろう〜24日のブラジル株式市場は続伸、石油ガス大手のペトロブラス決算を評価
[15/04/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 56594.22 +1.63%
24日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比909.37ポイント高(+1.63%)の56594.22で取引を終えた。55687.49から56965.16まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは36、値下がりは31、変わらず1であった。
石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)が、前日発表した監査済みの2014年決算が評価されたもようで、大幅な株高となり、ボベスパ指数の上昇をけん引した。欧米株高もブラジル株の下支えになったとみられる。また、ブラジルと韓国の首脳会談が行われ、両国間の貿易拡大の方策について協議したことも好感された可能性。
【ロシア】MICEX指数 1682.70 +1.21%
24日のロシア株式市場は3日ぶり反発。主要指標のMICEX指数は前日比20.06ポイント高(+1.21%)の1682.70で取引を終了した。1657.66から1689.68まで上昇した。
中東からの原油供給に対する先行き懸念で反発したブレント原油先物価格が、24日も一時65.80ドルまで上昇したことがロシア株の買いにつながった。また、ロシアのシルアノフ財務相が「ルーブル上昇は行き過ぎ」と述べたことで、ルーブル安に転換。輸出関連企業の収益が改善されるとの思惑が浮上したことも、株価の下支えになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 27437.94 -1.07%
24日のインドSENSEX指数は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比297.08ポイント安(-1.07%)の27437.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.11%(93.05ポイント)安の8305.25で取引を終えた。
国内総生産(GDP)の先行指標といわれているインフラ産業8業種の生産高が翌週前半に発表されるほか、IT大手インフォシス(INFO)の1-3月期決算がきょう24日取引終了後に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。
【中国本土】上海総合指数 4393.69 -0.47%
24日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.82ポイント安(-0.47%)の4393.69ポイントと4日ぶりに反落した。
需給悪化を警戒。中国証券監督管理委員会(証監会)は23日、新規株式公開(IPO)認可を毎月1回から2回に増やすと通知し、あわせて25社のIPOを認可したと発表した。IPOの増加傾向がネガティブ材料視されている。また、上海総合指数は昨日、節目の4400を約7年2カ月ぶりに回復したことで、いったん達成感を意識した売りも出たようだ。
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24日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比909.37ポイント高(+1.63%)の56594.22で取引を終えた。55687.49から56965.16まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは36、値下がりは31、変わらず1であった。
石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)が、前日発表した監査済みの2014年決算が評価されたもようで、大幅な株高となり、ボベスパ指数の上昇をけん引した。欧米株高もブラジル株の下支えになったとみられる。また、ブラジルと韓国の首脳会談が行われ、両国間の貿易拡大の方策について協議したことも好感された可能性。
【ロシア】MICEX指数 1682.70 +1.21%
24日のロシア株式市場は3日ぶり反発。主要指標のMICEX指数は前日比20.06ポイント高(+1.21%)の1682.70で取引を終了した。1657.66から1689.68まで上昇した。
中東からの原油供給に対する先行き懸念で反発したブレント原油先物価格が、24日も一時65.80ドルまで上昇したことがロシア株の買いにつながった。また、ロシアのシルアノフ財務相が「ルーブル上昇は行き過ぎ」と述べたことで、ルーブル安に転換。輸出関連企業の収益が改善されるとの思惑が浮上したことも、株価の下支えになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 27437.94 -1.07%
24日のインドSENSEX指数は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比297.08ポイント安(-1.07%)の27437.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.11%(93.05ポイント)安の8305.25で取引を終えた。
国内総生産(GDP)の先行指標といわれているインフラ産業8業種の生産高が翌週前半に発表されるほか、IT大手インフォシス(INFO)の1-3月期決算がきょう24日取引終了後に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。
【中国本土】上海総合指数 4393.69 -0.47%
24日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比20.82ポイント安(-0.47%)の4393.69ポイントと4日ぶりに反落した。
需給悪化を警戒。中国証券監督管理委員会(証監会)は23日、新規株式公開(IPO)認可を毎月1回から2回に増やすと通知し、あわせて25社のIPOを認可したと発表した。IPOの増加傾向がネガティブ材料視されている。また、上海総合指数は昨日、節目の4400を約7年2カ月ぶりに回復したことで、いったん達成感を意識した売りも出たようだ。
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