概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は続落、米利上げ観測を受けたドル高によるルーブル安で
[15/05/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 53629.78 -1.79%
26日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比979.47ポイント安(-1.79%)安の53629.78で取引を終えた。54609.25から53548.19まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは12、値下がりは53、変わらず1であった。
この日発表の5月のFGV消費者信頼感指数(85.1)が前月の85.6から低下したことが、ブラジル経済に対する先行き懸念から、株売りのきっかけになったとの見方。また、NY原油先物が大幅続落したこと。26日発表の米国の製造業や住宅関連指標の改善で、FRBの利上げ観測が引き続き強いことも、新興国ブラジル株への売り圧力になった。
【ロシア】MICEX指数 1651.66 -0.23%
26日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比3.74ポイント安(-0.23%)の1651.66で取引を終了した。1666.83から1646.13まで下落した。
ロシア関連の材料難のなか、米利上げ観測を受けたドル高によるルーブル安で、海外投資家の資金が流出する可能性への懸念。ブレント原油先物の下落で、エネルギー関連企業の株安が波及。また、ギリシャ懸念によるユーロ圏主要国の株安からの下押し圧力などが考えられ、ロシア株売りにつながったもようだ。
【インド】SENSEX指数 27531.41 -0.41%
26日のインドSENSEX指数は続落。前日比112.47ポイント安(-0.41%)の27531.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.37%(30.90ポイント)安の8339.35で取引を終えた。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いは続かなかった。企業景況感指数(BCI)が1-3月期に大幅に落ち込んだことが警戒されている。インド応用経済研究所(NCAER)が発表した最新調査では、1-3月期のBCIが前期から6.9%低下したという。多くの企業は、2014年度の経済成長が不安定だったほか、15年度に大幅な改善が期待できないと回答した。
【中国本土】上海総合指数 4910.90 +2.02%
26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比97.10ポイント高(+2.02%)の4910.90ポイントと6日続伸した。約7年4カ月ぶりの高値水準に達している。
前日までの好地合いを継ぐ。足元で売買代金が急増していることを背景に、株価の先高感が強まっている。年金運用改革や本土・香港の投資ファンド販売解禁などを通じ、資金が流入するとの思惑も引き続き支えになった。
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26日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比979.47ポイント安(-1.79%)安の53629.78で取引を終えた。54609.25から53548.19まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは12、値下がりは53、変わらず1であった。
この日発表の5月のFGV消費者信頼感指数(85.1)が前月の85.6から低下したことが、ブラジル経済に対する先行き懸念から、株売りのきっかけになったとの見方。また、NY原油先物が大幅続落したこと。26日発表の米国の製造業や住宅関連指標の改善で、FRBの利上げ観測が引き続き強いことも、新興国ブラジル株への売り圧力になった。
【ロシア】MICEX指数 1651.66 -0.23%
26日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比3.74ポイント安(-0.23%)の1651.66で取引を終了した。1666.83から1646.13まで下落した。
ロシア関連の材料難のなか、米利上げ観測を受けたドル高によるルーブル安で、海外投資家の資金が流出する可能性への懸念。ブレント原油先物の下落で、エネルギー関連企業の株安が波及。また、ギリシャ懸念によるユーロ圏主要国の株安からの下押し圧力などが考えられ、ロシア株売りにつながったもようだ。
【インド】SENSEX指数 27531.41 -0.41%
26日のインドSENSEX指数は続落。前日比112.47ポイント安(-0.41%)の27531.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.37%(30.90ポイント)安の8339.35で取引を終えた。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いは続かなかった。企業景況感指数(BCI)が1-3月期に大幅に落ち込んだことが警戒されている。インド応用経済研究所(NCAER)が発表した最新調査では、1-3月期のBCIが前期から6.9%低下したという。多くの企業は、2014年度の経済成長が不安定だったほか、15年度に大幅な改善が期待できないと回答した。
【中国本土】上海総合指数 4910.90 +2.02%
26日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比97.10ポイント高(+2.02%)の4910.90ポイントと6日続伸した。約7年4カ月ぶりの高値水準に達している。
前日までの好地合いを継ぐ。足元で売買代金が急増していることを背景に、株価の先高感が強まっている。年金運用改革や本土・香港の投資ファンド販売解禁などを通じ、資金が流入するとの思惑も引き続き支えになった。
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