20日の中国本土市場概況:上海総合0.01%安と3日ぶり小反落、B株相場は反発
[16/10/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
20日の中国本土市場は小動き。主要指標の上海総合指数は、前日比0.26ポイント(0.01%)安の3084.46ポイントと3日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、0.31ポイント(0.01%)安の3229.37ポイントで引けた。半面、外貨建てB株相場は反発。上海B株指数は1.10ポイント(0.32%)高の343.60ポイント、深センB株指数は3.22ポイント(0.28%)高の1171.27ポイントで終了した。
人民元の下落基調が不安視された。上海外国為替市場では、人民元の対米ドル相場が依然として約6年1カ月ぶりの低水準で推移している。一方、市場活性化の期待はプラス。「適格海外機関投資家(QFII)」制度と「人民元適格海外機関投資家(RQFII)」制度による新規口座開設数は、今年9月にに単月ベースの過去最高を更新している。好悪材料が入り混じるなかで方向感がみられない。前日の終値を挟み、指数は一進一退で推移した。
業種別では、非鉄金属株の一角がさえない。洛陽モリブデン(603993/SH)が1.3%下落する。前日は、当局がレアアース製品のハイエンド化を国策的に推進する方針を示したことを材料に買われていた。軍需関連株、海運株なども下げた。
一方、直近で下げのきつかった不動産株はしっかり。金地集団(600383/SH)が1.6%高で引けた。エネルギー関連株や消費関連株、銀行株なども強含んでいる。
【亜州IR】
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人民元の下落基調が不安視された。上海外国為替市場では、人民元の対米ドル相場が依然として約6年1カ月ぶりの低水準で推移している。一方、市場活性化の期待はプラス。「適格海外機関投資家(QFII)」制度と「人民元適格海外機関投資家(RQFII)」制度による新規口座開設数は、今年9月にに単月ベースの過去最高を更新している。好悪材料が入り混じるなかで方向感がみられない。前日の終値を挟み、指数は一進一退で推移した。
業種別では、非鉄金属株の一角がさえない。洛陽モリブデン(603993/SH)が1.3%下落する。前日は、当局がレアアース製品のハイエンド化を国策的に推進する方針を示したことを材料に買われていた。軍需関連株、海運株なども下げた。
一方、直近で下げのきつかった不動産株はしっかり。金地集団(600383/SH)が1.6%高で引けた。エネルギー関連株や消費関連株、銀行株なども強含んでいる。
【亜州IR】
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