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三菱重工サーマルシステムズ、パッケージエアコン室内機をモデルチェンジし9月から発売

TOKYO, Jul 2, 2018 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:楠本 馨、本社:東京都港区)は、パッケージエアコン室内機のモデルチェンジを実施し、9月から順次発売します。ビル用マルチエアコンでは、天井埋込小容量4方向吹出し「FDTC」シリーズを新たにラインアップ。新パネルデザインを採用するとともに、業界最薄・最軽量化(注1)を実現しました。また、「セゾン」ブランドの店舗オフィス用エアコンでは床置形「FDF」シリーズを新たに発売。省エネ性能が向上し、5馬力モデルにおいてAPF2015(注2)で業界トップ(注3)となる5.4を達成しました。

FDTCシリーズは、能力別に2.2kWから5.6kWまでの5機種をラインアップします。デザインはドイツのデザイン会社ツヴァイグラッド社(zweigrad GmbH & Co.KG、本社:ハンブルク)によるもので、吸込口にはハニカム構造を採用。吹出し口ルーバはフラットデザインとし機能的かつスタイリッシュな印象の外観となりました。パネルサイズは従来機種の0.49m2(700×700mm)から0.38m2(620×620mm)に面積比22%減と小型化しました。これにより600×600mmから625×625mmの格子状パネルで構成されたグリッド型システム天井への設置もスムーズに対応可能となります。業界最薄のユニット高さ248mmで狭い天井内スペースにも設置が可能。業界最軽量の本体質量14kgにより、施工性がさらに向上しました。

また、エアコンの気流が直接体に当たる不快感を低減する独自の風よけ機能「AirFlex」を標準装備。FDTシリーズで好評の"人に風を当てない快適な空間"をつくりだします。さらに人感センサーも標準装備し、人の有無と活動量を検知して「快適」「省エネ」運転が可能になりました。

一方のFDFシリーズは、細径チューブ熱交換器の新採用により熱交換効率を大幅に改善、省エネ性能が向上しました。また、本体付属のリモコンには床置き専用の風向表示を採用し、操作性を改善。さらに施工面では配管取出し方向を従来の4方向から6方向へ増やし、据付自由度を向上させました。

新FDFシリーズはオゾン層破壊係数がゼロで地球温暖化係数(GWP:CO2の温室効果を1とした温暖化倍数)が675と従来のR410A冷媒(GWP2090)に比べ約7割低いR32冷媒に対応します。これにより6馬力までのすべての店舗オフィス用エアコンでR32冷媒でのラインアップが出揃いました。

三菱重工サーマルシステムズは、引き続き店舗オフィス用エアコンやビル用マルチエアコンをはじめとするパッケージエアコン市場で環境やお客様の利便性、操作性に配慮した製品づくりを行ってまいります。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://www.mhi.com/jp/news/story/1807025947.html

概要:三菱重工業株式会社

詳細は www.mhi.co.jp をご覧ください。

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