NEC、リコーブラックラムズと画像認識技術を用いた選手のコンディション管理とケガ予防を実証
[19/09/05]
TOKYO, Sep 5, 2019 - (JCN Newswire) - NECは、ジャパンラグビー トップリーグのリコーブラックラムズ(注1、以下 ブラックラムズ)と、選手の日々の身体コンディションを把握・管理してケガを未然に防止するために、アスレティックトレーナー(以下、AT)の業務支援ツールとしてNECの「フィジカルチェックシステム」(注2)を活用する実証実験を本年8月から開始しました。
本システムは、画像認識技術を用いてスポーツ選手の柔軟性・筋力の計測およびケガ予防のリスク評価・分析を行うものです。これは、NECのデザイン思考フレームワーク(注3)に基づき事業開発し、本実証を通してNECは筋力、関節可動域データと身体のコンディション不良に関するデータを蓄積するとともに、痛みやケガの発生との相関関係における分析を行い、2019年度内の実用化を目指します。
近年、スポーツをする上で、ケガや故障を未然に防ぐという考え方が主流になっており、重症化を防いでスポーツを長く楽しむためには、定期的に身体の状態を評価・分析し、ケガのリスクを最小化することが重要となります。
このような考え方のもと、これまでスポーツ選手のコンディション管理やケガ対策は専属のATを中心に行われてきました。しかし、一人ひとりの全身の身体状態のチェックを行うには多大な時間やATの配置などが必要となり、対応に限界がありました。また、ATの判断も個人差があり、ノウハウの数値化や均一化に課題がありました。
今回、ブラックラムズに所属する選手の体調管理について、クラブハウスに設置したKinect等を活用した「フィジカルチェックシステム」で選手の映像分析を行い、日々の身体コンディションチェックを行います。選手自身が約3分程度で計測を行うことが可能で、結果は選手のスマートフォン等に表示します。監督、コーチ、担当ATなどのチームスタッフは選手の計測・評価データを閲覧でき、選手のコンディションや改善が必要な箇所の把握・処置の強化などを行います。
実証概要
実証期間:2019年8月〜12月(5か月間)
対象:リコーブラックラムズ選手 計51人
計測内容:肩関節、体幹、足関節等 9項目
これにより、各選手の日々の身体コンディション管理やATの業務支援だけでなく、試合の前後等、時と場合に応じて詳細に身体コンディションを把握し、改善を支援します。
なお本システムは、VリーグのNECレッドロケッツ(注4)においても実証し、関節可動域と選手の感じる痛みとの相関や、選手の状態に応じて最適なトレーニング方法を選択するなどの効果がでています。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/201909/20190905_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
Copyright 2019 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
本システムは、画像認識技術を用いてスポーツ選手の柔軟性・筋力の計測およびケガ予防のリスク評価・分析を行うものです。これは、NECのデザイン思考フレームワーク(注3)に基づき事業開発し、本実証を通してNECは筋力、関節可動域データと身体のコンディション不良に関するデータを蓄積するとともに、痛みやケガの発生との相関関係における分析を行い、2019年度内の実用化を目指します。
近年、スポーツをする上で、ケガや故障を未然に防ぐという考え方が主流になっており、重症化を防いでスポーツを長く楽しむためには、定期的に身体の状態を評価・分析し、ケガのリスクを最小化することが重要となります。
このような考え方のもと、これまでスポーツ選手のコンディション管理やケガ対策は専属のATを中心に行われてきました。しかし、一人ひとりの全身の身体状態のチェックを行うには多大な時間やATの配置などが必要となり、対応に限界がありました。また、ATの判断も個人差があり、ノウハウの数値化や均一化に課題がありました。
今回、ブラックラムズに所属する選手の体調管理について、クラブハウスに設置したKinect等を活用した「フィジカルチェックシステム」で選手の映像分析を行い、日々の身体コンディションチェックを行います。選手自身が約3分程度で計測を行うことが可能で、結果は選手のスマートフォン等に表示します。監督、コーチ、担当ATなどのチームスタッフは選手の計測・評価データを閲覧でき、選手のコンディションや改善が必要な箇所の把握・処置の強化などを行います。
実証概要
実証期間:2019年8月〜12月(5か月間)
対象:リコーブラックラムズ選手 計51人
計測内容:肩関節、体幹、足関節等 9項目
これにより、各選手の日々の身体コンディション管理やATの業務支援だけでなく、試合の前後等、時と場合に応じて詳細に身体コンディションを把握し、改善を支援します。
なお本システムは、VリーグのNECレッドロケッツ(注4)においても実証し、関節可動域と選手の感じる痛みとの相関や、選手の状態に応じて最適なトレーニング方法を選択するなどの効果がでています。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/201909/20190905_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
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