WRC 第3戦 クロアチア・ラリー プレビュー:昨年1-2フィニッシュを達成したターマックラリーでGR YARIS Rally1のシーズン2勝目を目指す
[22/04/15]
Toyota City, Japan, Apr 15, 2022 - (JCN Newswire) - TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、4月22日(金)から24日(日)にかけて、クロアチアのザグレブを中心に開催される、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦「クロアチア・ラリー」に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(GR YARIS Rally1 33号車)、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(4号車)の、3台のGR YARIS Rally1で参戦。昨年1-2フィニッシュを達成したターマック(舗装路)ラリーで、今年も優勝を目標に戦います。
GR YARIS Rally1のデビュー2戦目となったラリー・スウェーデンで優勝したロバンペラは、ドライバー選手権で首位に、チームはマニュファクチャラー選手権で首位に立ちました。そして迎える第3戦クロアチア・ラリーは、今シーズン最初のピュア・ターマックラリーとなります。開幕戦ラリー・モンテカルロも基本的にはターマックラリーでしたが、一部区間は雪で覆われており、雪道用のタイヤを装着して走行した選手も少なくありませんでした。クロアチアは、昨年初めてWRCとして開催され、ターマックながらグリップレベルの変化が大きい舗装路面が、多くのドラマを演出しました。ラリーをリードしたエバンスは、チームメイトであるセバスチャン・オジエとの激しい戦いの末、優勝こそ逃しましたが総合2位を獲得。チームは1-2フィニッシュを果たしました。今年のクロアチアに関しては、ラリー・スウェーデンで総合3位に入ったラッピがGR YARIS Rally1のステアリングを握ります。また、昨年はSS1でのコースオフによりラリーを終えたロバンペラは、ドライバー選手権首位の座を守るべく、2回目のクロアチア・ラリーに挑みます。なお、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場する勝田貴元は、昨年このラリーの2本のSSでベストタイムを取っており、今回もGR YARIS Rally1で参戦します。
ラリーのサービスパークは、ザグレブ中心部の見本市会場「ザグレブ・フェア」に置かれ、ステージは隣国のスロベニアに近いエリアに設定されます。舗装コンディションは一定ではなく、それに伴いグリップレベルも変化。また、コーナーのインカット走行により泥や砂利が路面に掻き出され、ステージを再走する際は非常に滑りやすいコンディションとなります。コースは中高速コーナーが続き、ジャンプをするようなアップダウンの激しい区間もあれば、低速で曲がりくねったテクニカルな区間もあり、選手には幅の広い対応力が求められます。
ラリーは21日(木)にシェイクダウンとセレモニアルスタートが行われ、22日(金)から競技がスタート。初日は昨年大会でも使われた4本のステージを、午前と午後で2回走行。ステージの合計距離は120.38kmと、3日間で最長の一日となります。競技2日目の23日(土)もまた、4本のステージを各2回走行。うち3本のステージは前日と同じくザグレブの南西エリアが舞台となりますが、SS11/15は西に大きく移動し、アドリア海に面したリエカの町の近郊で行われます。最終日の24日(日)は、ザグレブの北側で2本のステージを各2回走行。SS17/19は今回初めて使われる新ステージとなり、SS18/20のうちSS20はトップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。ステージは全部で20本、合計291.84km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1642.18kmが予定されています。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/release/2022/rd03-preview/
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
Copyright 2022 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
GR YARIS Rally1のデビュー2戦目となったラリー・スウェーデンで優勝したロバンペラは、ドライバー選手権で首位に、チームはマニュファクチャラー選手権で首位に立ちました。そして迎える第3戦クロアチア・ラリーは、今シーズン最初のピュア・ターマックラリーとなります。開幕戦ラリー・モンテカルロも基本的にはターマックラリーでしたが、一部区間は雪で覆われており、雪道用のタイヤを装着して走行した選手も少なくありませんでした。クロアチアは、昨年初めてWRCとして開催され、ターマックながらグリップレベルの変化が大きい舗装路面が、多くのドラマを演出しました。ラリーをリードしたエバンスは、チームメイトであるセバスチャン・オジエとの激しい戦いの末、優勝こそ逃しましたが総合2位を獲得。チームは1-2フィニッシュを果たしました。今年のクロアチアに関しては、ラリー・スウェーデンで総合3位に入ったラッピがGR YARIS Rally1のステアリングを握ります。また、昨年はSS1でのコースオフによりラリーを終えたロバンペラは、ドライバー選手権首位の座を守るべく、2回目のクロアチア・ラリーに挑みます。なお、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場する勝田貴元は、昨年このラリーの2本のSSでベストタイムを取っており、今回もGR YARIS Rally1で参戦します。
ラリーのサービスパークは、ザグレブ中心部の見本市会場「ザグレブ・フェア」に置かれ、ステージは隣国のスロベニアに近いエリアに設定されます。舗装コンディションは一定ではなく、それに伴いグリップレベルも変化。また、コーナーのインカット走行により泥や砂利が路面に掻き出され、ステージを再走する際は非常に滑りやすいコンディションとなります。コースは中高速コーナーが続き、ジャンプをするようなアップダウンの激しい区間もあれば、低速で曲がりくねったテクニカルな区間もあり、選手には幅の広い対応力が求められます。
ラリーは21日(木)にシェイクダウンとセレモニアルスタートが行われ、22日(金)から競技がスタート。初日は昨年大会でも使われた4本のステージを、午前と午後で2回走行。ステージの合計距離は120.38kmと、3日間で最長の一日となります。競技2日目の23日(土)もまた、4本のステージを各2回走行。うち3本のステージは前日と同じくザグレブの南西エリアが舞台となりますが、SS11/15は西に大きく移動し、アドリア海に面したリエカの町の近郊で行われます。最終日の24日(日)は、ザグレブの北側で2本のステージを各2回走行。SS17/19は今回初めて使われる新ステージとなり、SS18/20のうちSS20はトップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。ステージは全部で20本、合計291.84km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1642.18kmが予定されています。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/release/2022/rd03-preview/
概要:トヨタ自動車株式会社
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