SUPER GT 第7戦 オートポリス FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE:大嶋/山下組GRスープラが4位フィニッシュ
[22/10/03]
Toyota City, Japan, Oct 3, 2022 - (JCN Newswire) - SUPER GTの第7戦がオートポリスで行われ、大嶋 和也/山下 健太組 ENEOS X PRIME GR Supra 14号車が4位フィニッシュ。国本 雄資/阪口 晴南組 WedsSport ADVAN GR Supra 19号車が5位、坪井 翔/ジュリアーノ・アレジ組 au TOM'S GR Supra 36号車が8位、最後尾ピットスタートから追い上げたサッシャ・フェネストラズ/宮田 莉朋組 KeePer TOM'S GR Supra 37号車は9位、関口 雄飛/中山 雄一組 DENSO KOBELCO SARD GR Supra 39号車が10位でポイントを獲得。14号車と37号車はこのポイント獲得により、最終戦でのタイトル争いに望みを繋ぐこととなりました。GT300クラスでは吉田 広樹/川合 孝汰組 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 52号車が今季初勝利を飾りました。
SUPER GT第7戦「FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE」が10月1日(土)、2日(日)の両日、大分県のオートポリスで開催されました。
全8戦で競われている2022年シーズンのSUPER GTも残すところ今大会を含めて2戦となりました。
ここまで6戦を戦い、獲得ポイントに応じて積み上げられてきたサクセスウェイト(GT500クラスはポイント×2kg、GT300クラスはポイント×3kg)は、今大会では半減、最終戦ではノーウェイトとなります。混戦が続く今シーズン、中盤戦以降は各チーム共にサクセスウェイトに苦しみ、現在ポイントランキングではライバルに先行を許す形となっています。
とはいえまだ残り2戦での逆転は十分に可能であり、最終戦のタイトル争いに残るためにも、各チーム必勝態勢で今季唯一の九州ラウンドに臨みました。
予選
1日(土)のオートポリスは好天に恵まれ、気温25度、路面温度40度と10月としては予想外の暑さの中、午後3時よりノックアウト方式の予選が行われました。
GT500クラスのQ1では、全車出走し、上位8台がQ2へと進出します。
まず、39号車の関口が他車よりも先にアタックに入り、好ペースでタイムを刻んでいきましたが、最終セクターで遅い車に引っかかってしまい、1分32秒932をマーク。一方で坪井がアタックし36号車は1分32秒097という好タイムを叩き出してトップ浮上。14号車は大嶋が1分32秒440で上位につけました。
セッション終盤、今季ここまで4回のポールポジションを獲得している19号車の阪口晴南が1分32秒393をマークし、14号車を上回る一方で、各車のタイムアップにより39号車はQ2圏外に脱落。
最後までアタックを遅らせ、チェッカーラップでの一発アタックに賭けた37号車のフェネストラズは、最終コーナー立ち上がりで僅かにコース外に車両がはみ出し、バランスを崩してハーフスピン。素晴らしいコントロールでどこにもぶつからずに立て直しましたが、Q2進出はならず。同じく最後のアタックを狙っていたZENT CERUMO GR Supra 38号車の石浦宏明もタイムを伸ばせず。
このセッションでは36号車がトップ、19号車が5番手、14号車が6番手でQ2へと進出。39号車は12番手、38号車が14番手、37号車が15番手でQ1敗退となりました。
Q2では、最初にアタックに入ったアレジの36号車が1分32秒741で暫定トップに立つも、各車タイム更新でそれを上回っていく展開。山下健太の14号車は1分32秒119、国本雄資の19号車が1分32秒055と好タイムをマークしましたが、惜しくもポールポジション獲得はならず。19号車が3番手、14号車は5番手、36号車は8番手となりました。
GT300クラスは、Q1を2グループに分けて実施。それぞれ上位8台がQ2へと進出します。A組では、松井孝允のHOPPY Schatz GR Supra 25号車が5番手、前戦GR86に初勝利をもたらした加藤寛規のmuta Racing GR86 GT 2号車が8番手で2台がQ2へと進出。
織戸学のapr GR86 GT 30号車は最後の最後に押し出される形となり、0.067秒差の9番手で惜しくもQ2進出ならず。河野駿佑のSyntium LMcorsa GR Supra GT 60号車は11番手に終わりました。
B組では川合の52号車が2番手、平中克幸のシェイドレーシング GR86 GT 20号車が4番手と好タイムでQ2へと進出。三宅淳詞のHACHI-ICHI GR Supra GT 244号車は9番手、昨年のオートポリス戦をポール・トゥ・ウィンで制しているapr GR SPORT PRIUS GT 31号車は嵯峨宏紀のアタックも10番手、新田守男のK-tunes RC F GT3 96号車は11番手でQ2進出はなりませんでした。
Q2では、九州出身で地元レースとなる吉田の52号車が好タイムで一旦トップに。惜しくもライバルに塗り替えられましたが、最前列2番手グリッドを確保。堤優威の2号車が3番手と好位置につけました。野中誠太がアタックした25号車は9番手、清水英志郎の20号車は13番手グリッドを獲得しました。
決勝
2日(日)もオートポリスは秋晴れの好天に恵まれ、気温26度、路面温度は46度と10月とは思えない暑さの中で、予定よりも5分遅れの午後1時35分、地元大分県警の白バイとパトカー先導によるパレードラップ、フォーメーションラップを経て、65周の決勝レースがスタートしました。
予選で8番手となった36号車は、累積ペナルティポイントの罰則適用により4グリッド降格の12番手グリッドからスタート。また、最後尾スタートとなった37号車は、予選アタック時に傷めたタイヤを交換してスタートすべく、ピットスタートを選択。最後尾から追い上げを強いられることとなりました。
スタートで上位勢の大きな順位変動はありませんでしたが、11番手スタートの39号車関口が2つポジションをアップし9位へ。
TGR勢最上位グリッドの19号車国本は3位をキープするも、序盤ペースが上がらず、後続からの追い上げを凌ぐ展開となりました。
17周目、GT300クラスの車両がコースアウトしたことでフルコースイエロー(FCY)が出され、車両排除後にレースが再開されると、この再加速時に19号車はAstemo NSX-GT 17号車にかわされ4位に後退。
ドライバー交代が可能となる22周を過ぎ、23周目を終えたところで36号車、そして14番手スタートからじりじりと順位を上げ、トップ10圏内を伺っていた立川の38号車もピットへと向かいました。
その後、各車がピット作業を終えていく中、関口の39号車と最後尾スタートの宮田の37号車が最後までピットインを遅らせる作戦に。
40周目を終えたところで39号車、41周目を終えたところで37号車がピットイン。全車がピット作業を終えた時点では、山下のドライブする14号車が4位、阪口晴南の19号車が6位、石浦の38号車が7位、これを坪井の36号車が追う展開となりました。
しかし、7位を走行していた38号車は、46周目にトラブルに見舞われ緊急ピットイン。そのままレースを終えることとなってしまいました。
終盤、4位を走る山下の14号車は、カルソニック IMPUL Z 12号車からの猛追を受けての激しい4位争いを繰り広げていましたが、残り3周というところで12号車が僅かにコースオフ。この隙に、後方につけていた阪口晴南の19号車が5位へとポジションを上げました。
最後まで各所で激しい順位争いが繰り広げられる中、TGR勢では14号車が最上位の4位でフィニッシュ。19号車が5位、36号車は8位。最後尾からの追い上げを見事に決めた37号車が9位、39号車が10位でチェッカーを受け、5台がポイント獲得。このポイント獲得により、14号車と37号車は次戦最終戦もてぎへ、逆転タイトルの可能性を残して臨むこととなりました。
GT300クラスでは、最前列2番手グリッドからスタートを切った川合の52号車が、10周目にポールポジションから逃げるSUBARU BRZ R&D SPORT 61号車をかわし首位に浮上。以降、盤石に首位を守り、最後は10秒以上の大差をつけてトップチェッカー。後半を担当した九州出身の吉田が地元のレースで2年ぶりの勝利を飾りました。
21番手と後方からのスタートながらも着実な追い上げを見せた96号車が8位。20号車が9位、244号車が10位でチェッカーを受け、ポイント獲得を果たしました。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://toyotagazooracing.com/jp/supergt/release/2022/rd07-race/
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
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SUPER GT第7戦「FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE」が10月1日(土)、2日(日)の両日、大分県のオートポリスで開催されました。
全8戦で競われている2022年シーズンのSUPER GTも残すところ今大会を含めて2戦となりました。
ここまで6戦を戦い、獲得ポイントに応じて積み上げられてきたサクセスウェイト(GT500クラスはポイント×2kg、GT300クラスはポイント×3kg)は、今大会では半減、最終戦ではノーウェイトとなります。混戦が続く今シーズン、中盤戦以降は各チーム共にサクセスウェイトに苦しみ、現在ポイントランキングではライバルに先行を許す形となっています。
とはいえまだ残り2戦での逆転は十分に可能であり、最終戦のタイトル争いに残るためにも、各チーム必勝態勢で今季唯一の九州ラウンドに臨みました。
予選
1日(土)のオートポリスは好天に恵まれ、気温25度、路面温度40度と10月としては予想外の暑さの中、午後3時よりノックアウト方式の予選が行われました。
GT500クラスのQ1では、全車出走し、上位8台がQ2へと進出します。
まず、39号車の関口が他車よりも先にアタックに入り、好ペースでタイムを刻んでいきましたが、最終セクターで遅い車に引っかかってしまい、1分32秒932をマーク。一方で坪井がアタックし36号車は1分32秒097という好タイムを叩き出してトップ浮上。14号車は大嶋が1分32秒440で上位につけました。
セッション終盤、今季ここまで4回のポールポジションを獲得している19号車の阪口晴南が1分32秒393をマークし、14号車を上回る一方で、各車のタイムアップにより39号車はQ2圏外に脱落。
最後までアタックを遅らせ、チェッカーラップでの一発アタックに賭けた37号車のフェネストラズは、最終コーナー立ち上がりで僅かにコース外に車両がはみ出し、バランスを崩してハーフスピン。素晴らしいコントロールでどこにもぶつからずに立て直しましたが、Q2進出はならず。同じく最後のアタックを狙っていたZENT CERUMO GR Supra 38号車の石浦宏明もタイムを伸ばせず。
このセッションでは36号車がトップ、19号車が5番手、14号車が6番手でQ2へと進出。39号車は12番手、38号車が14番手、37号車が15番手でQ1敗退となりました。
Q2では、最初にアタックに入ったアレジの36号車が1分32秒741で暫定トップに立つも、各車タイム更新でそれを上回っていく展開。山下健太の14号車は1分32秒119、国本雄資の19号車が1分32秒055と好タイムをマークしましたが、惜しくもポールポジション獲得はならず。19号車が3番手、14号車は5番手、36号車は8番手となりました。
GT300クラスは、Q1を2グループに分けて実施。それぞれ上位8台がQ2へと進出します。A組では、松井孝允のHOPPY Schatz GR Supra 25号車が5番手、前戦GR86に初勝利をもたらした加藤寛規のmuta Racing GR86 GT 2号車が8番手で2台がQ2へと進出。
織戸学のapr GR86 GT 30号車は最後の最後に押し出される形となり、0.067秒差の9番手で惜しくもQ2進出ならず。河野駿佑のSyntium LMcorsa GR Supra GT 60号車は11番手に終わりました。
B組では川合の52号車が2番手、平中克幸のシェイドレーシング GR86 GT 20号車が4番手と好タイムでQ2へと進出。三宅淳詞のHACHI-ICHI GR Supra GT 244号車は9番手、昨年のオートポリス戦をポール・トゥ・ウィンで制しているapr GR SPORT PRIUS GT 31号車は嵯峨宏紀のアタックも10番手、新田守男のK-tunes RC F GT3 96号車は11番手でQ2進出はなりませんでした。
Q2では、九州出身で地元レースとなる吉田の52号車が好タイムで一旦トップに。惜しくもライバルに塗り替えられましたが、最前列2番手グリッドを確保。堤優威の2号車が3番手と好位置につけました。野中誠太がアタックした25号車は9番手、清水英志郎の20号車は13番手グリッドを獲得しました。
決勝
2日(日)もオートポリスは秋晴れの好天に恵まれ、気温26度、路面温度は46度と10月とは思えない暑さの中で、予定よりも5分遅れの午後1時35分、地元大分県警の白バイとパトカー先導によるパレードラップ、フォーメーションラップを経て、65周の決勝レースがスタートしました。
予選で8番手となった36号車は、累積ペナルティポイントの罰則適用により4グリッド降格の12番手グリッドからスタート。また、最後尾スタートとなった37号車は、予選アタック時に傷めたタイヤを交換してスタートすべく、ピットスタートを選択。最後尾から追い上げを強いられることとなりました。
スタートで上位勢の大きな順位変動はありませんでしたが、11番手スタートの39号車関口が2つポジションをアップし9位へ。
TGR勢最上位グリッドの19号車国本は3位をキープするも、序盤ペースが上がらず、後続からの追い上げを凌ぐ展開となりました。
17周目、GT300クラスの車両がコースアウトしたことでフルコースイエロー(FCY)が出され、車両排除後にレースが再開されると、この再加速時に19号車はAstemo NSX-GT 17号車にかわされ4位に後退。
ドライバー交代が可能となる22周を過ぎ、23周目を終えたところで36号車、そして14番手スタートからじりじりと順位を上げ、トップ10圏内を伺っていた立川の38号車もピットへと向かいました。
その後、各車がピット作業を終えていく中、関口の39号車と最後尾スタートの宮田の37号車が最後までピットインを遅らせる作戦に。
40周目を終えたところで39号車、41周目を終えたところで37号車がピットイン。全車がピット作業を終えた時点では、山下のドライブする14号車が4位、阪口晴南の19号車が6位、石浦の38号車が7位、これを坪井の36号車が追う展開となりました。
しかし、7位を走行していた38号車は、46周目にトラブルに見舞われ緊急ピットイン。そのままレースを終えることとなってしまいました。
終盤、4位を走る山下の14号車は、カルソニック IMPUL Z 12号車からの猛追を受けての激しい4位争いを繰り広げていましたが、残り3周というところで12号車が僅かにコースオフ。この隙に、後方につけていた阪口晴南の19号車が5位へとポジションを上げました。
最後まで各所で激しい順位争いが繰り広げられる中、TGR勢では14号車が最上位の4位でフィニッシュ。19号車が5位、36号車は8位。最後尾からの追い上げを見事に決めた37号車が9位、39号車が10位でチェッカーを受け、5台がポイント獲得。このポイント獲得により、14号車と37号車は次戦最終戦もてぎへ、逆転タイトルの可能性を残して臨むこととなりました。
GT300クラスでは、最前列2番手グリッドからスタートを切った川合の52号車が、10周目にポールポジションから逃げるSUBARU BRZ R&D SPORT 61号車をかわし首位に浮上。以降、盤石に首位を守り、最後は10秒以上の大差をつけてトップチェッカー。後半を担当した九州出身の吉田が地元のレースで2年ぶりの勝利を飾りました。
21番手と後方からのスタートながらも着実な追い上げを見せた96号車が8位。20号車が9位、244号車が10位でチェッカーを受け、ポイント獲得を果たしました。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://toyotagazooracing.com/jp/supergt/release/2022/rd07-race/
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
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