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富士ゼロックスと富士通、オフィス内のエコ化に向けたICT機器の一元的な稼働状況のモニタリングを実現

2011/2/7

富士ゼロックス株式会社

富士ゼロックスと富士通、オフィス内のエコ化に向けた
     ICT機器の一元的な稼働状況のモニタリングを実現

 富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂9-7-3、社長:山本忠人、資本金:200億円)と富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、資本金:3,246億2千万円)は、相互のソフトウェア(注)を連携し、ネットワーク上のパソコンと、富士ゼロックス製の複合機およびプリンターの稼働状況と消費電力(CO2排出量)の一元的な見える化(モニタリング)を実現。2月7日より、両社よりソリューション提供を開始いたします。

(注)富士ゼロックスの統合ソフトウェア「ApeosWare Management Suite」、
富士通の運用管理ソフトウェア「Systemwalker Desktop Patrol V14g」および
「Systemwalker Desktop Keeper V14g」

 ソフトウェア連携により、個々のパソコンと出力機器の消費電力データが運用管理ソフトウェアで一元的に管理できるのは、ICT業界初の取組みです。また、紙の出力情報についても、プリンター用途以外の複合機のコピーやファクスの出力枚数、およびプリンター専用機からの出力枚数も「Systemwalker Desktop Keeper V14g」で管理可能となりました。

【連携によるメリット】
1.ICT機器の運用改善や最適配置の計画立案に有効
CO2排出量や電力消費量などの環境負荷状況とICT機器の使用実態を定期的に照らし合わせ、一元的にレポーティングが行なえます。これにより、機器の運用改善や最適配置の計画に役立てることができ、また、2010年4月1日に施行された「改正省エネ法」のエネルギー排出における定期報告書/中長期計画書の作成にも有効です。

2.環境対策とコスト削減を同時に実現
富士ゼロックスおよび富士通の社内実験では、連携によるICT機器の消費電力、CO2排出量と使用状況の見える化により、CO2排出量削減のための環境対策の実施と同時に、複合機やプリンターの最適配置/利用抑制などの施策により、電力や紙など約3割(注1)のコスト削減効果を得ることが出来ました。

今回のソフトウェア連携を通じて富士ゼロックスと富士通は、ますます高まる環境配慮へのニーズとコスト削減を両立できる最適なソリューションを提供していきます。

 なお、今回、ソフトウェア間の連携性をお客様に保証するため、「ApeosWare Management Suite」は、富士通の「Systemwalker」の連携製品認定制度である「Systemwalker Enabled」(注2)の認定(認定レベル:Advanced)を取得しました。「Systemwalker Enabled」の「グリーンICT」カテゴリーとしてAdvanced認定レベルの取得は、「ApeosWare Management Suite」が初めてです。


(注1)富士ゼロックスと富士通での社内実証実験の結果であり、得られる効果はオフィス環境や対策の度合いによって異なりま す。

(注2) Systemwalkerと連携するパートナー製品を富士通が認定する制度です。各社の優秀な製品とSystemwalkerとの連携を富士通、パートナー相互で検証し、エンドユーザにおけるシステム購入時の安心感を高めることを目的としています。
認定には、BasicとAdvancedの2段階の認定レベルを設けています。Advanced認定は、高度な連携を実現するためにSystemwalkerと連携するインターフェース等を個別に提供し、きめ細かく連携可能なパートナー製品を対象とします。
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