楽観的な人ほど仕事のパフォーマンスが高いってホント!?
[12/10/18]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2012/10/18
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
楽観的な人ほど仕事のパフォーマンスが高いってホント!?
企業の人材育成を支援する株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥本英宏)は、同社組織行動研究所のホームページにて研究論文「楽観性はどのように仕事のパフォーマンス向上に寄与するか」を発表しました。
近年「ポジティブ心理学」が米国を中心に注目されています。
「ポジティブ心理学」とは、人や集団が充分に持てる機能を発揮し、幸福や繁栄に至る過程や条件を明らかにする学問とされています。
弊社組織行動研究所では、先行研究をふまえて「楽観性」がどのように仕事に良い効果を与えるのか検証いたしました。
--【レポート本文】----------------------------------------------------
■楽観性はどのように仕事のパフォーマンス向上に寄与するか
-性格特性のパフォーマンスへの影響を楽観性が調整する効果の検証-
http://www.recruit-ms.co.jp/research/thesis/pdf/2012JAIOP.pdf
--【レポート概要】----------------------------------------------------
■先行研究ですでに明らかなこと
・ポジティブな心理状態が特定の仕事に従事する人に対して良い効果を
もたらす。
・楽観性は高めることが可能
楽観性は行動への活力や動機を高める心理資源の一つと考えられる。
比較的変わりにくいとされる個人の性格特性と異なり、楽観性は開発が可能。
■本研究より明らかになったこと
(先行研究とは異なる仕事において「楽観性」がパフォーマンスに
どのように影響を及ぼすかを検証する)
・楽観性は、性格特性のマイナス影響を軽減する
情緒不安定な性格特性を持つ人(心配性、神経質、など)は、人事考課が低い傾向
があった。しかし、そのような人でも、楽観的である場合はパフォーマンス評価は
さほど低くなかった。
これは楽観性がネガティブな性格特性の影響を軽減したと考えられる。
ただし情緒安定性の高い人には、楽観性は有意な影響がなかった。
■結論
今回対象とした仕事においては、楽観的であるほどパフォーマンスが向上するといった
単純な関係性はみられなかったものの、性格特性のネガティブな影響を軽減する効果が
認められた。楽観性は開発可能であるため、人材開発や教育などの取り組みが期待
できる。
--〔関連情報〕----------------------------------------------------
■「採用面接はどのようにパフォーマンステストでありうるか」
http://www.recruit-ms.co.jp/research/thesis/pdf/2012JART.pdf
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
楽観的な人ほど仕事のパフォーマンスが高いってホント!?
企業の人材育成を支援する株式会社リクルートマネジメントソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥本英宏)は、同社組織行動研究所のホームページにて研究論文「楽観性はどのように仕事のパフォーマンス向上に寄与するか」を発表しました。
近年「ポジティブ心理学」が米国を中心に注目されています。
「ポジティブ心理学」とは、人や集団が充分に持てる機能を発揮し、幸福や繁栄に至る過程や条件を明らかにする学問とされています。
弊社組織行動研究所では、先行研究をふまえて「楽観性」がどのように仕事に良い効果を与えるのか検証いたしました。
--【レポート本文】----------------------------------------------------
■楽観性はどのように仕事のパフォーマンス向上に寄与するか
-性格特性のパフォーマンスへの影響を楽観性が調整する効果の検証-
http://www.recruit-ms.co.jp/research/thesis/pdf/2012JAIOP.pdf
--【レポート概要】----------------------------------------------------
■先行研究ですでに明らかなこと
・ポジティブな心理状態が特定の仕事に従事する人に対して良い効果を
もたらす。
・楽観性は高めることが可能
楽観性は行動への活力や動機を高める心理資源の一つと考えられる。
比較的変わりにくいとされる個人の性格特性と異なり、楽観性は開発が可能。
■本研究より明らかになったこと
(先行研究とは異なる仕事において「楽観性」がパフォーマンスに
どのように影響を及ぼすかを検証する)
・楽観性は、性格特性のマイナス影響を軽減する
情緒不安定な性格特性を持つ人(心配性、神経質、など)は、人事考課が低い傾向
があった。しかし、そのような人でも、楽観的である場合はパフォーマンス評価は
さほど低くなかった。
これは楽観性がネガティブな性格特性の影響を軽減したと考えられる。
ただし情緒安定性の高い人には、楽観性は有意な影響がなかった。
■結論
今回対象とした仕事においては、楽観的であるほどパフォーマンスが向上するといった
単純な関係性はみられなかったものの、性格特性のネガティブな影響を軽減する効果が
認められた。楽観性は開発可能であるため、人材開発や教育などの取り組みが期待
できる。
--〔関連情報〕----------------------------------------------------
■「採用面接はどのようにパフォーマンステストでありうるか」
http://www.recruit-ms.co.jp/research/thesis/pdf/2012JART.pdf