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米国の民間企業が表彰する障がい者雇用・活動支援奨励賞「ディサビリティ・マターズ」で従業員賞を受賞

2013年10月3日

株式会社ファーストリテイリング

ファーストリテイリングが、米国の民間企業が表彰する
障がい者雇用・活動支援奨励賞「ディサビリティ・マターズ」で
従業員賞を受賞しました!


 ユニクロなどを展開するファーストリテイリングはこのほど、米国のコンサルティング会社、スプリングボード・コンサルティング(本社:米国ニュージャージー州)が障がい者雇用に積極的な企業を表彰する、障がい者雇用・活動支援奨励賞「ディサビリティ・マターズ」の従業員賞(Workforce Award)を受賞しました。

 同社は米国をはじめとする世界の民間企業や公的機関に対して、障がい者雇用の促進を図るコンサルティング業務を行っており、2007年、障がい者の雇用・活用に積極的な米国内企業の表彰を始めました。昨年からは、ヨーロッパ域内の企業、今年からはアジア太平洋地域に拠点を置く企業の表彰もスタート。日本企業の受賞はファーストリテイリングが初めてであり、今年の受賞企業には、アクサ生命保険株式会社やドイツ銀行グループ、ゴールドマン・サックスなども名を連ねています。

 ファーストリテイリングは2001年から、「1店舗1人以上」を目標に障がい者雇用に取り組んでいます。障がいのある従業員を、店長など複数のスタッフでサポートすることで、チームワークの向上につながっています。この動きは国内ユニクロのみならず、海外ユニクロや他のグループブランドでも広がっています。スプリングボード・コンサルティングによると、上記のように具体的な数字を掲げて障がい者雇用に取り組む姿勢を評価し、今回「ディサビリティ・マターズ」の中でも雇用に重きを置いた従業員賞を授与したとのことです(*1)。

 ファーストリテイリンググループ(国内)は2012年度、新たに136名の障がい者を採用。障がい者雇用率は今年6月現在で6.64%となっています。この数字は日本の法定雇用率である2.0%を大きく上回る数字であり、2005年から2012年までの8年連続で、障がい者雇用率日本一(従業員数1万人以上の企業)に輝きました。ファーストリテイリングの経営理念にも、「人種、国籍、年齢、男女等あらゆる差別をなくす経営」を目指すことが記されています。

 先月18日には、ファーストリテイリング総務・ES推進部長の植木俊行が、インド・バンガロールで開催された授賞式に出席し、ファーストリテイリンググループの障がい者雇用の取り組みを発表しました。

 ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井正のコメント
「このような賞をいただき、大変光栄に思っております。障がいのある方とコミュニケーションを取りながら、チームで助け合って仕事をすることは、世界中のさまざまな人々と共に働くグローバル企業を目指すわが社にとって欠かすことのできない、非常に重要なことだと考えております。今後も障がいのある方々の積極的な雇用・活用を通じて、あらゆる人々の暮らしの充実に貢献し、社会との調和ある発展を目指していきます」。

*1 その他の賞には、障がい者が働く職場環境に重きを置いた職場賞(Workplace Award)、障がい者やそのサポートをする人々を対象にしたマーケティング活動などを評価する市場賞(Marketplace Award)があります。
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