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【ビックデータ解析で心に刺さる小説を映画化】

2013年10月9日

イニシャルフィルム株式会社

映画化の際のリスク指標も提示する
「ヒット指数計算システム」開発

 イニシャルフィルム株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:地頭薗佑太)は、“ビッグデータ”の解析をコンテンツ分野に適用し、小説や脚本を映画化した際のヒット確率を計算する「ヒット指数計算システム」を映画祭に出展しました。

 このヒット指数計算システムは、元ヤフー社員らが起業した経済指標提供会社エコノミックインデックス株式会社にて開発されたもので、日本語処理技術、金融工学的手法、高度な情報理論、統計的手法などを駆使し、インターネット上に公開されている情報や企業が保有するデータを解析し、どのくらい人の心に刺さるのかを数値化するシステムです。

 イニシャルフィルム株式会社はこの技術をコンテンツ分野に適用し、小説を数多く保有する各出版社などと協力して、優れた原作・プロット・脚本の権利を運用し、映画化、舞台化、アニメ化することによって、ヒットするコンテンツをシステマティックに生み出すサービスを提供する会社です。
 
 「ヒット指数計算システム」は、コンテンツに投資するためのリスク指標を提示することにより、コンテンツがリスク評価に基づいてシステマティックに収益を上げられる投資対象であることを示します。コンテンツ業界に資金が流れやすくなる仕組みをサポートすることで、良質で合理的な制作コストのコンテンツの供給を通してコンテンツ産業の裾野を広げ、その担い手が満足し、さらに、世界に通用するコンテンツ産業を育てていくことを目指しています。

 この度、第一段階として計算された、(映画化した場合の)ヒット指数が高い小説5 本の映画化計画を、釜山国際映画祭に併設されている2013 Asian Film Market に出展し、韓国放送公社(KBS)の取材を受けるなど注目されました。2013 Asian Film Market に出展したのは、「あなたに贈る×(キス)」(近藤史恵著、PHP 研究所)などの5 作品。10 月22 日から始まる東京国際映画祭併設マーケットTIFFCOM2013 にも出展を予定しています。

(写真:Asian Film Market でKBS の取材を受けるInitial Film 株式会社、右は出展ブース)
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