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フード・アクション・ニッポンニュースレター -Vol.1-

平成26年9月

フード・アクション・ニッポン推進本部事務局


フード・アクション・ニッポンニュースレター -Vol.1-


【People】食料自給率アップに取り組む人々
      フード・アクション・ニッポン推進本部事務局 事務局長 田中 慶一

・5つの事業で食料自給率向上を目指す
 現在の日本の食料自給率は、カロリーベースで39%と他の先進国と比較しますと残念ながら低い水準となっています。これは、昭和40年当時の食料自給率73%と比べると著しく低下していることになり、我々は何らかの事態で海外からの食料供給が止まってしまうと、日本の人口の4割程度しか現状のような食事ができない恐れもあります。そこで2008年より、国産農林水産物・食品の消費拡大を促進し、日本の食料自給率の向上させることを目的とした国民運動がスタート。その推進基盤の組織としてフード・アクション・ニッポン推進本部事務局を発足させました。
 フード・アクション・ニッポンの取組としては、国産農林水産物・食品の消費拡大に資する優れた取組を表彰する「フード・アクション・ニッポンアワード」、国産食料品にポイントを付与し購買を促進する「国産食料品等ポイント事業(こくポ)」、東日本大震災の被災地やその周辺地域の農林水産物・食品の消費拡大を目的とした「食べて応援しよう!」、医療・福祉分野と食料・農業分野が連携し、国産農林水産物・食品の消費拡大へとつなげる取組「医福食農連携〜食でつながるイノベーション〜」、観光分野と連携し地域食材の消費拡大へとつなげる「日本の食でおもてなし」といった5つの事業に加え、米粉の消費拡大を推進する「米粉倶楽部」があります。これらの各事業を通じて、フード・アクション・ニッポンの取組に参画していただいている推進パートナーの数はお陰様で8,064社(2014年8月末現在)となりました。推進パートナーの皆さまにはいつも多大なるご支援・ご協力をいただいております。こうした推進パートナーの方々と連携し、国産農林水産物・食品の消費拡大に寄与して参ります。

・発足7年目の今年は、各省庁や団体等との連携を強化
 7年目となる本年度は、他の省庁や団体等の様々な取組との連携を更に強化していき、多角的に展開することで、双方の目的達成のために効率的かつ効果的に推進していきたいと考えています。なかでも、9月26日(金)〜28日(日)で開催する、「ツーリズムEXPOジャパン」(http://t-expo.jp/)では、一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)と連携しながら、フード・アクション・ニッポンとしてブース出展する他、フード・アクション・ニッポンのマスコットキャラクター「こくさん」によるステージパフォーマンスを行う予定です。26日(金)は企業向け、27日(土)・28日(日)は一般消費者向けのイベント内容となっております。今年度は「食」に関する分野も充実し、より華やかとなりますので、ぜひ足を運んでください。また、中小企業庁が展開している、中小企業や小規模事業者の未来をサポートするサイト「ミラサポ」では、フード・アクション・ニッポンとして公式アカウントを作成し活動をはじめました。こちらのサイトでは、フード・アクション・ニッポンの推進パートナー同士や、ミラサポに参加しているその他の企業の方々とのマッチングの場を創出していきたいと考えています。

・推進パートナーとの連携によりさらなる国産農産物等の消費拡大へ
 引き続き、推進パートナーの数を拡大させていくことは勿論、各推進パートナーの取組を消費者の方々へしっかりと伝えることで、フード・アクション・ニッポンの目的である国産農林水産物・食品の消費拡大へとつなげていくという基本的なスキームを、もっと深化させたいと考えています。具体的には加工食品メーカーや食品原材料メーカーと流通・外食のバイヤーとのビジネスマッチングといった機会を増やしていきたいと思います。様々なニュースが飛び交う昨今、国産を求める消費者ニーズや機運は確実に高まっていると思いますので、フード・アクション・ニッポンのビジネスマッチングを通じて生まれた、優良な取組や国産食品をPRしていき、それらが消費者の方々に当たり前に選択されるような世の中にしていきたいと思います。
 さらにこのような流れが生まれると、国産農林水産物・食品の消費拡大だけでなく生産者の方々もより多くの農林水産物を作れるようになり、結果として日本全体が元気になると考えております。今後もフード・アクション・ニッポンの推進パートナーの方々と協力し合いながら真剣に取り組んで参りますので、消費者の皆さまも、ぜひフード・アクション・ニッポンのロゴマークの付いた商品を選んで購入いただいたり、推進パートナーのお店を利用する等の応援をお願いします。

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【Event】国産の魅力や国産食材を味わえるイベント情報をお届け

■農林水産省「消費者の部屋」特別展示
 おいしい国産でもっと元気に!〜フード・アクション・ニッポン〜
フード・アクション・ニッポンの活動や推進パートナーの方々の取組をパネル等でご紹介します。期間中は、農林水産省の食堂で国産食材を使った特別メニューもご提供しますので、ぜひお越しください。
◆日時:2014年9月8日(月)〜12日(金)10:00〜17:00
 (初日は12時00分から、最終日は13時00分まで)
◆場所:農林水産省北別館 1階 「消費者の部屋」
◆ホームページ:http://www.maff.go.jp/j/heya/

お問い合わせ先
農林水産省大臣官房食料安全保障課 TEL:03-6744-2352
農林水産省「消費者の部屋」 TEL:03-3591-6529
フード・アクション・ニッポン推進本部事務局 TEL:03-6217-2100

■世界最大級 旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2014」にブース出展
世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2014」にフード・アクション・ニッポンブースを出展。フード・アクション・ニッポンの取組紹介をはじめ推進パートナーの方々の商品展示やサンプル配布等を実施します。
また、最終日はフード・アクション・ニッポンのマスコットキャラクター「こくさん」も登場します!
◆開催日:2014年9月25日(木)〜28日(日)(※一般公開日は、27/28日)
◆場所:東京ビッグサイト 東展示棟3ホール
     (東京都江東区有明3-11-1)
◆ホームページ:http://t-expo.jp/

お問い合わせ先
フード・アクション・ニッポン推進本部事務局 TEL:03-6217-2100

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【FAN】フード・アクション・ニッポンについて

・フード・アクション・ニッポンとは?
 〜国産農林水産物・食品の消費拡大を推進し、日本の食料自給率の向上させることを目的とした国民運動〜
 農林水産省が2008年より、日本の食料自給率向上に向けて、国産農林水産物・食品の消費拡大を推進する国民運動として開始したのが「フード・アクション・ニッポン」です。「フード・アクション・ニッポン推進本部事務局」では、推進パートナー・米粉倶楽部の登録申請受付、店頭販促ツール等の提供、Webサイトの運営、企業間のビジネスマッチングのコーディネート、食料自給率全般に関する問い合わせ受付等を中心に活動しています。また、フード・アクション・ニッポンの推進パートナーに登録するとこれらのサポートをご利用いただける他、推進パートナーとしての活動内容をフード・アクション・ニッポン公式サイト上で紹介させていただく等、皆さまの活動を応援させていただきます。登録は無料ですので、ぜひ、ご登録ください。

・食料自給率向上のための5つのアクション
(1)今が旬の食べ物を選びましょう
(2)地元でとれる食材を日々の食事に活かしましょう
(3)ごはんを中心に、野菜をたっぷり使ったバランスのよい食事を心がけましょう
(4)食べ残しを減らしましょう
(5)自給率向上を図るさまざまな取り組みを知り、試し、応援しましょう

〜みんなが実行すれば食料自給率1%アップ!!〜
たとえば、こんな工夫で食料自給率を上げることができます。
●ご飯を1食につき、もう一口ずつ食べる。
●国産大豆100%使用の豆腐をひと月にもう3丁食べる。
●国産米粉パンをひと月に3つ食べる。

・FANクラブネットへの参加者募集中
国産食材に関する様々な情報が欲しい方、もっと日本の食について知りたいという方のために、FANクラブネットでは、国産食材に関する最新情報盛りだくさんのメールマガジンをはじめ、twitterやLINEといった情報発信ツールをご用意しています。どなたでも簡単にご登録いただけますので、ぜひご参加ください。詳しくは公式サイトをご覧ください。


ホームページ:http://syokuryo.jp/index.html
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