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eco検定(環境社会検定試験)の合格者が 『20万人』 を突破しました

平成26年9月11日

東京商工会議所

eco検定(環境社会検定試験)の合格者が 『20万人』 を突破しました
〜社員の環境教育に活用される他、大学では合格者が中心になって地域活動を実施〜

 東京商工会議所(三村明夫会頭)は、eco検定(正式名称:環境社会検定試験/田畑日出男 環境社会検定委員会委員長)の延べ合格者数が、第16回試験(本年7月試験/合格発表9月)をもって、20万人を突破しましたのでお知らせします。(http://www.kentei.org/eco/

◆2006年に創設、9年目にして合格者が20万人
 eco検定は、環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の推進に向けて、環境に関する幅広い知識を身に付けた人材を育成することを目的に2006年に創設されました。東京商工会議所が企画し、全国の商工会議所と共催で、年2回(7・12月)のペースで実施しています。【次回試験は12月14日実施】
 このほど、7月に実施した第16回試験の合否を受験者に通知し、第1回試験からの合格者数の総計が、205,562名(受験者数総計345,902名)と、はじめて20万人を突破しました。


<企業・大学等の取り組み>
※eco検定では合格者を「エコピープル」と呼称し、合格者の環境活動の促進・支援を行っております。

◆イオンは1万人、シャープは8千人を超える合格者を輩出。ノーリツ、三浦工業では全社員の過半数が合格
 eco検定は、受験者層の約8割がビジネスパーソンにのぼり、企業が牽引する格好となっています。中でも、イオン株式会社(本社・千葉市)では1万人を、シャープ株式会社(本社・大阪市)では8千人を超える合格者を輩出しています。また、株式会社ノーリツ(本社・神戸市)や三浦工業株式会社(本社・松山市)などでは全社員の過半数以上がeco検定を合格しており、社員の環境教育にeco検定を積極的に活用されています。

◆今回の試験では、ノーリツの社長も自ら受験し合格 (ノーリツご担当者の声)
 ノーリツのご担当者からは、「エコピープル(=eco検定合格者)は第16回試験で、1,600名を超えました。第16回試験(本年7月)では、社長も自ら受験し合格しました。社内にエコピープルが増えてきてから、高付加価値製品の売り上げが向上したり、社員同士の会話の中にも環境の話題が増えてきているなど、コミュニケーションの活性化にも役立っています」といったコメントも頂戴しています。

◆高崎経済大学・城西国際大学では、検定合格者の学生が中心になり、「地域活動」を実施
 高崎経済大学地域政策部や城西国際大学環境社会学部などでは、積極的にeco検定の受験を推進しています。両大学では、検定合格者(エコピープル)の学生が中心となって、地域の子どもたちに環境学習を実施したり、学園祭や地域のイベントでリサイクル活動を啓蒙するブースを出展するなど、検定で得た知識を活かしアクションにつなげる好事例を展開しています。

◆本年9月から、エコピープル20万人に呼びかけ「ゴミ拾いキャンペーン」 (東京商工会議所)
 東京商工会議所では、エコピープルが20万人を突破することにあわせて、本年9月から「ゴミ拾いキャンペーン」を実施しています。(株)ピリカが運営するスマートフォンアプリ「PIRIKA」と連携してエコピープル専用ページ(http://www.pirika.org/c/ecoken)を設け、身の回りのポイ捨てゴミを拾い、その写真をアップロードし、実績をエコピープルがアプリで発信し合うものです。
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