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Actifioコピーデータ仮想化プラットフォームの取り扱いを開始

2015年3月6日

丸紅情報システムズ株式会社
丸紅ITソリューションズ株式会社

Actifioコピーデータ仮想化プラットフォームの取り扱いを開始
〜オンプレミスでの提供に加え、DRクラウドサービスをスタート〜

丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS 本社:東京都渋谷区 社長:伊吹 洋二)は、コピーデータを仮想化し管理するためのプラットフォームを提供する米アクティフィオ(Actifio Inc. 社長:ジム・サリバン/Jim Sullivan 本社:マサチューセッツ州ウォルサム 以下、Actifio)と国内販売代理店契約を締結し、エンタープライズ向けアプライアンス製品「Actifio CDS(アクティフィオ シーディーエス)」およびクラウド向けソフトウェア製品「Actifio Sky(アクティフィオ スカイ)」の取り扱いを開始します。また、丸紅ITソリューションズ株式会社(本社:東京都墨田区 社長:三浦 邦嗣 以下、丸紅ITソリューションズ)は、Actifioをコアエンジンに採用したマルチテナント型のDR(ディザスタリカバリ)クラウドサービス「Simple-DR(S-DR)」の提供を開始します。

現在、本番データから複製されるコピーデータの肥大化に伴い、ストレージコストが増え続けています。Actifio製品は、本番システム、バックアップシステム、開発・テスト用システム、ディザスタリカバリシステムなど複数のシステムから生成されるコピーデータを仮想化することにより一つに統合し、ストレージコストやネットワーク帯域を抑制するための重複除外、圧縮などを行います。また、災害などで本番システムが稼働停止した場合に、業務を停めることなく、業務アプリケーション単位で取得し管理しているデータを即時に再現することが可能です。データのリストア(復元処理)は必要なく、接続先をディザスタリカバリシステムに繋ぎ替えるだけで事業を継続することができます。

アプライアンス製品の「Actifio CDS」は、異なるメーカーの機種が多く混在する大規模なストレージ環境から生成されるコピーデータを、統合管理するシステムです。幅広いアプリケーションとOS、さらには多くの他ベンダー製ストレージに対応しており、1システムあたり数百TBのアプリケーションデータを保護・管理することができます。物理環境と仮想環境の両方に対応し、仮想環境では1システムあたり最大1000VMまで管理可能です。
仮想アプライアンス製品の「Actifio Sky」は、コピーデータ仮想化プラットフォームのソフトウェア版です。拠点が分散しているシステム環境のどこにアプリケーションがあっても、Actifioの特許技術である仮想データパイプラインテクノロジー(Virtual Data Pipeline/VDP *1)を活用し効率的なデータ運用を実現します。Actifio CDSと組み合わせて導入することで、WANおよびストレージを最適化しながら遠隔地拠点を保護し、データの可搬性を高めます。またパブリッククラウド上にActifio Skyをインストールすることで、ハイブリッドクラウドでのリモートバックアップ・ディザスタリカバリ環境を構築することも可能です。

MSYSと丸紅ITソリューションズは、大容量のデータを保有するメディア・エンタテイメントなどの企業に向けたオンプレミスによるソリューション販売に加え、丸紅グループが東京・大阪に保有するデータセンターにActifioを導入し、マルチテナント型のDRサービスを提供します。S-DRは既存環境に手を加えずDRサイトを形成できることから、低い初期費用で簡単に企業の事業継続計画(BCP)を具現化するものです。さらに必要最小限のデータ容量に対して課金する従量制を採用し、毎月のランニングコストも抑える課金体系としています。特定の拠点間だけに限定されず「マルチサイト」に対応し、単なるデータの遠隔地保管ではなく、顧客メインサイト罹災時の継続利用を実現。各企業の策定したBCPポリシーに則ったDRサイト構築が可能です。DRの必要性を感じながらコストを理由に導入を断念していた企業や、自社でDRシステムを構築・維持することに困難を抱える企業など、幅広い業種で低コストかつ容易にDRを実現できるサービスです。

今後MSYSと丸紅ITソリューションズは、Actifio製品の販売・サービス事業により取り扱い開始後1年間で3億円を受注する計画です。


(*1)仮想データパイプラインテクノロジー:本番データのコピー管理を仮想化する機能で、これにより、これまでの課題であった「バックアップソフトやデータ管理アプリケーション間での保存データの重複」をなくし、単一のデータを再利用することができるようになります。


【Actifioについて】
アクティフィオは、コピーデータ仮想化という先進的なテクノロジーを提供しています。アクティフィオのシステムは、データを基盤のインフラから切り離すことで、事業の耐障害性や柔軟性、クラウドへの移行性を劇的に向上します。アクティフィオは、バックアップ、災害対策、開発テストなどに関わるデータ管理アプリケーションが乱立している環境を、アプリケーション指向の、データ保護ポリシー(SLA)に基づくシンプルなソリューションに置き換えます。アクティフィオのVirtual Data Pipelineテクノロジーは、本番アプリケーションのデータを取得し、効率よく管理することでコスト効果を高め、必要な時に必要なところへデータの仮想コピーを提供します。
Actifioホームページ: http://www.actifio-global.com/ja/

【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力と、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術やそれを活用した新しいソリューションの開発力が当社の強みです。ソリューションや製品、サービスを通じて、お客様の期待を超える新しい「価値」の創出でお客様のビジネスを支援します。
ホームページ: http://www.marubeni-sys.com/

【丸紅ITソリューションズについて】
丸紅ITソリューションズは、クラウド時代に俊敏かつ柔軟に対応出来る体制の構築をめざし、丸紅株式会社、丸紅情報システムズ株式会社、株式会社野村総合研究所の合弁会社として誕生しました。商社・流通をはじめとする多様な業界・業務知見を活用してお客様の課題を「発見」し、分析した課題に対して最先端のIT技術とクラウドを駆使した最適システムを「構成」、さらにシステムの提供を高品質の運用と共に確実に「実行」することで、「ITによるビジネスの革新」という使命を果たしていきます。
ホームページ: http://www.marubeni-itsol.com/

<製品に関するお問い合わせ>
丸紅情報システムズ株式会社
プラットフォームソリューション事業本部 ストレージ・インフラソリューション部
電話:03-5778-8772

丸紅ITソリューションズ株式会社
開発本部 IT基盤マネジメント部
電話:03-6658-1790

*文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
*ニュースリリース記載の情報は発表日現在の情報です。記載の情報は予告なく変更される場合があります。
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