農業に向かない土地を活用しバイオ燃料。モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料プレシンポ開催
[15/07/15]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2015年7月15日
金沢工業大学
JSTとJICA共同実施事業 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」
農業に向かない土地を活用して、地球にやさしいバイオ燃料を作れ!
「モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料の持続的生産」プレシンポジウム開催
7月23日(木) 10時30分〜15時 金沢工業大学12号館 イノベーションホール
金沢工業大学では、JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)とJICA(独立行政法人 国際協力機構)共同実施事業 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」 に2010年に採択された「モザンビークにおけるジャトロファ バイオ燃料の持続的生産」(5年間)について、最終報告書作成にむけて研究者間の情報共有を図るためのプレシンポジウムを7月23日(木)10時30分〜15時まで12号館イノベーションホールで開催いたします。
SATREPS(サトレップス)とは、JSTとJICAが共同で実施している、地球規模課題の解決と将来的な社会実装に向けて日本と開発途上国の研究者が共同で研究を行う3〜5年間の研究プログラムです。東京大学、金沢工業大学、久留米大学、日本植物燃料(株)、(社)アフリカ開発協会は、モザンビークのエドワルド・モンドラーネ大学(UEM)と協同で、農産物栽培に適さないモザンビーク南部の乾燥地域でジャトロファという植物の栽培を試みます。ジャトロファは搾油からバイオディーゼル燃料を作ることができ、CO2の排出量削減、産業創出による地域住民の生活改善等を図ります。同時に、副産物として生産した固形燃料を現在のモザンビークで主要な燃料である薪や炭の代わりに普及させることで、樹木伐採も減少させ、林地の荒廃を防ぎ、経済性と環境への影響を踏まえた、持続可能な生産システム構築に取り組んでいます。
【ジャトロファについて】
ジャトロファの正式名称はJatropha Curcasであり、日本の生物学名ではナンヨウアブラギリとして知られています。搾油量は大豆の約5倍、ナタネの約3倍、重量比30%搾油可能で油脂性質が燃料向きで重油・軽油の代替燃料に適しています。しかも非食用で痩せた土地でも簡単に栽培できるため、穀物との競合や森林伐採などが起こりにくいという利点もあります。
【プログラムの詳細について】
JSTとJICA共同実施事業 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」
「モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料の持続的生産」
「Sustainable Jatropha Biofuel Production in Mozambique」2015 Pre-Symposium in Kanazawa
開催趣旨
2010年に採択された「モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料の持続的生産」の両国における研究成果を発表し、最終報告書作成に備えて研究者間の情報共有を図るとともに、植物燃料による社会の持続可能な発展について理解を得る。
*シンポジウムの使用言語は英語で通訳はありませんが講演前刷りを配布致します。
研究課題名:「モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料の持続的生産」
研究代表者:東京大学大学院 農学生命科学研究科教授 芋生憲司
研究機関:東京大学、金沢工業大学、久留米大学、日本植物燃料(株)、?アフリカ開発協会
相手国:モザンビーク共和国 研究機関:University of Eduardo Mondlane (UEM)国立大学ほか
報告内容:日本国内の研究成果
プロジェクトの研究概要紹介(東京大学大学院 農学生命科学研究科 芋生憲司教授)
ジャトロファ油のディーゼル機関への適用性について
(金沢工業大学 工学部機械工学科 小橋好充講師)
ジャトロファに含まれる毒性物質ホルボールエステル(PEs)の分析と削減法について
(金沢工業大学 バイオ・化学部応用化学科 土佐光司教授)
ジャトロファ固形燃料の製造法とホルボールエステル(PEs)の分析について
(東京大学大学院 農学生命科学研究科 芋生憲司教授)
モザンビーク適応品種のジャトロファ選抜と育種について植物
(日本植物燃料株式会社 三本木一夫 研究開発部長)
ジャトロファ利用における環境影響評価(LCA)法にについて
(東京大学 昔農英夫 研究員)
モザンビークにおけるプロジェクトの研究概要と成果(エドワルド・モンドラーネ大学(UEM)研究者を招聘)
ジャトロファ種子の最適搾油条件の検討
ジャトロファ油の最適精製法について
ジャトロファ油の保存条件が性状に及ぼす影響について
(エドワルド・モンドラーネ大学(UEM) Biquiza教授)
モザンビークにおけるジャトロファ導入による環境影響評価と経済性評価について
(エドワルド・モンドラーネ大学(UEM) Massunda研究員)
主 催:金沢工業大学 研究代表者 経営情報学科 教授 鈴木 康允
シンポジウム幹事 産学連携機構 教授 加藤 聰
日 時:2015年7月23日(木)10:30〜15:00
場 所:金沢工業大学 イノベーションホール(南校地12号館401室)
連絡先:金沢工業大学 産学連携機構 加藤 聰
921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1
代表電話:076-248-1100 直通電話:076-294-0596
金沢工業大学
JSTとJICA共同実施事業 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」
農業に向かない土地を活用して、地球にやさしいバイオ燃料を作れ!
「モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料の持続的生産」プレシンポジウム開催
7月23日(木) 10時30分〜15時 金沢工業大学12号館 イノベーションホール
金沢工業大学では、JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)とJICA(独立行政法人 国際協力機構)共同実施事業 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」 に2010年に採択された「モザンビークにおけるジャトロファ バイオ燃料の持続的生産」(5年間)について、最終報告書作成にむけて研究者間の情報共有を図るためのプレシンポジウムを7月23日(木)10時30分〜15時まで12号館イノベーションホールで開催いたします。
SATREPS(サトレップス)とは、JSTとJICAが共同で実施している、地球規模課題の解決と将来的な社会実装に向けて日本と開発途上国の研究者が共同で研究を行う3〜5年間の研究プログラムです。東京大学、金沢工業大学、久留米大学、日本植物燃料(株)、(社)アフリカ開発協会は、モザンビークのエドワルド・モンドラーネ大学(UEM)と協同で、農産物栽培に適さないモザンビーク南部の乾燥地域でジャトロファという植物の栽培を試みます。ジャトロファは搾油からバイオディーゼル燃料を作ることができ、CO2の排出量削減、産業創出による地域住民の生活改善等を図ります。同時に、副産物として生産した固形燃料を現在のモザンビークで主要な燃料である薪や炭の代わりに普及させることで、樹木伐採も減少させ、林地の荒廃を防ぎ、経済性と環境への影響を踏まえた、持続可能な生産システム構築に取り組んでいます。
【ジャトロファについて】
ジャトロファの正式名称はJatropha Curcasであり、日本の生物学名ではナンヨウアブラギリとして知られています。搾油量は大豆の約5倍、ナタネの約3倍、重量比30%搾油可能で油脂性質が燃料向きで重油・軽油の代替燃料に適しています。しかも非食用で痩せた土地でも簡単に栽培できるため、穀物との競合や森林伐採などが起こりにくいという利点もあります。
【プログラムの詳細について】
JSTとJICA共同実施事業 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」
「モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料の持続的生産」
「Sustainable Jatropha Biofuel Production in Mozambique」2015 Pre-Symposium in Kanazawa
開催趣旨
2010年に採択された「モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料の持続的生産」の両国における研究成果を発表し、最終報告書作成に備えて研究者間の情報共有を図るとともに、植物燃料による社会の持続可能な発展について理解を得る。
*シンポジウムの使用言語は英語で通訳はありませんが講演前刷りを配布致します。
研究課題名:「モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料の持続的生産」
研究代表者:東京大学大学院 農学生命科学研究科教授 芋生憲司
研究機関:東京大学、金沢工業大学、久留米大学、日本植物燃料(株)、?アフリカ開発協会
相手国:モザンビーク共和国 研究機関:University of Eduardo Mondlane (UEM)国立大学ほか
報告内容:日本国内の研究成果
プロジェクトの研究概要紹介(東京大学大学院 農学生命科学研究科 芋生憲司教授)
ジャトロファ油のディーゼル機関への適用性について
(金沢工業大学 工学部機械工学科 小橋好充講師)
ジャトロファに含まれる毒性物質ホルボールエステル(PEs)の分析と削減法について
(金沢工業大学 バイオ・化学部応用化学科 土佐光司教授)
ジャトロファ固形燃料の製造法とホルボールエステル(PEs)の分析について
(東京大学大学院 農学生命科学研究科 芋生憲司教授)
モザンビーク適応品種のジャトロファ選抜と育種について植物
(日本植物燃料株式会社 三本木一夫 研究開発部長)
ジャトロファ利用における環境影響評価(LCA)法にについて
(東京大学 昔農英夫 研究員)
モザンビークにおけるプロジェクトの研究概要と成果(エドワルド・モンドラーネ大学(UEM)研究者を招聘)
ジャトロファ種子の最適搾油条件の検討
ジャトロファ油の最適精製法について
ジャトロファ油の保存条件が性状に及ぼす影響について
(エドワルド・モンドラーネ大学(UEM) Biquiza教授)
モザンビークにおけるジャトロファ導入による環境影響評価と経済性評価について
(エドワルド・モンドラーネ大学(UEM) Massunda研究員)
主 催:金沢工業大学 研究代表者 経営情報学科 教授 鈴木 康允
シンポジウム幹事 産学連携機構 教授 加藤 聰
日 時:2015年7月23日(木)10:30〜15:00
場 所:金沢工業大学 イノベーションホール(南校地12号館401室)
連絡先:金沢工業大学 産学連携機構 加藤 聰
921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1
代表電話:076-248-1100 直通電話:076-294-0596