国際スポーツ界のリーダーを育む つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)入学式・キックオフセミナー開催
[15/09/30]
提供元:共同通信PRワイヤー
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平成27年9月30日
つくば国際スポーツアカデミー
次世代の国際スポーツ界のリーダーを育む
日本初のスポーツアカデミーがついに始動!
つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)
9月30日 入学式・キックオフセミナー開催
日本政府が推進するスポーツおよびオリンピック・パラリンピックムーブメント普及のための「Sport for Tomorrow」プログラムの一環として開設された、つくば国際スポーツアカデミー(Tsukuba International Academy for Sport Studies:以下、TIAS)は、9月30日(水)に、筑波大学会館本館にて「入学式・キックオフセミナー」を開催しました。
10月1日(木)に新設されるスポーツ庁の記念すべきファーストアクションでもあるTIASの開校に当たり、真田久(筑波大学・TIASアカデミー長)は、TIASの学生に期待することとして、「学生の皆さん自身が2020年東京オリンピック・パラリンピックのレガシーである。次世代のグローバルリーダーとして、世界で活躍できる人材になって欲しい」と述べ、近代オリンピックの父、クーベルタンの言葉「人生で重要なことは成功ではなく、努力であり、肝心なのは、勝利したかではなく、よく戦ったかである」を引用し、18名の学生にエールを送りました。入学式では、日本を含めた12か国から18名の学生がTIAS1期生として出席し、国際開発を学んできたガーナ出身のアブドゥル・ワハブ・ムサーは、「これまでスポーツを通して様々な人と会い、素晴らしい経験をすることができた。そのことに対する社会への恩返しの気持ちを忘れず、TIASで頑張っていきたい」と述べました。インドネシアの青年スポーツ省に勤めていたアフマド・リスチャは、「政府のスポーツ支援について研究し、将来はTIASでの学びを活かして、自国のスポーツ環境を整えていきたい」とコメントするなど、18名がそれぞれの熱い意気込みを語りました。
キックオフセミナーでは、国際オリンピック委員会(IOC)理事のクラウディア・ボケル氏をはじめ、国際スポーツ界の最前線で活躍する方々がゲストとして登壇。ボケル氏は、学生たちにアンチドーピング活動をはじめとした現在のIOCの活動を紹介し、IOCの立場からTIASの学生に期待することとして、「オリンピック・パラリンピックムーブメントを筑波大学の素晴らしい環境で学び、次世代の国際スポーツ界のリーダーになって欲しい」と語り、「TIASのプログラムは、オリンピック・パラリンピックの価値、そして明日のスポーツへと繋がっているということを忘れないで欲しい」とメッセージを送りました。また、EdComs創設者で元ロンドンオリンピック教育担当のニック・フラー氏は、Tokyo 2020に向けたTIASの取り組みについて、「ロンドンオリンピックの教育プログラム担当者として、次のバトンを東京に渡すことができ、嬉しく思う」と述べ、「世界中から多種多様な人々が集ったこの機会を大切にし、次世代のスポーツ界のリーダーとして、TIASでの学びを通して他の人にも良い影響を与えてほしい」と述べました。また、既に国際スポーツアカデミーとして、多数の修了生をIOCやIFに輩出しているAISTSプロジェクトリーダーのギート・ヘンドリクス氏は、「TIASプログラムを通し、日本がアジアのスポーツマネジメント教育において大きな役割を担うであろう」と述べ、「AISTSの設立から間もないタイミングでTIASプログラムが完成したことは素晴らしい。AISTSとTIASで協力し、オリンピックレガシーの構築を担っていきたい」と語りました。
■入学式・キックオフセミナー開催概要
日 時:平成27年9月30日(水)
会 場:筑波大学 大学会館特別会議室(茨城県つくば市天王台1-1-1.)
主 催:つくば国際スポーツアカデミー、AISTS
登壇者:真田久(TIASアカデミー長、筑波大学教授)
田中聡明(文部科学省 スポーツ・青少年局競技スポーツ課 オリンピック・パラリンピック室長)
田中秀和(公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
企画財務局企画部 文化教育担当課長)
クラウディア・ボケル(IOC委員、IOC理事及びアスリート委員長)
ニック・フラー(EdComs創設者、元ロンドンオリンピック教育担当)
ギート・ヘンドリクス(AISTSプロジェクトリーダー)
■入学式・キックオフセミナー以降のスケジュール(予定)
<1年目>
10月1日(木) 授業開始
17:00-20:30 「2015国際アスリートフォーラムfor2020」@ホテルニューオータニ
10月2日(金)
17:00-20:30 「2015国際アスリートフォーラムfor2020」@味の素NTC大研修室
12月 TIASインターンシップ(〜3月)
2016年6月 中間報告会
2016年7月 TIASインターンシップ(〜9月)
2016年9月 中間報告会(予備日)
<2年目>
2017年11月初旬 論文題目提出
2017年11月末日 早期修了申請(学生)
2017年12月上旬 専攻検討委員会、体育学専攻教育会議、
2017年12月下旬 研究科運営委員会
2018年1月上旬 特定課題レポート提出
2018年2月上旬 特定課題レポート審査、修了認定(専攻→研究科)
2018年3月 学位記授与
※ご参考
◆つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)とは
TIASは、日本政府が推進するスポーツおよびオリンピック・パラリンピックムーブメント普及のための「Sport for Tomorrow」プログラムの一環であり、政府の全面的な支援を受けています。TIASの母体である筑波大学は、アジア初の国際オリンピック委員会(IOC)委員である嘉納治五郎を前身校の学長に持ち、100年以上にわたって日本のオリンピック・ムーブメントを牽引してきました。2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、TIASでは、世界から選出された学生と交流し、オリンピック・パラリンピック教育をはじめ、最新のスポーツマネジメント、ティーチング・コーチングなど、幅広く学ぶことができます。
◆つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)概要
(1) 設置する研究科名: 人間総合科学研究科
(2) 学位名: 修士(スポーツ・オリンピック学)英語名: Master of Arts in Sport and Olympic studies
(3) 定 員:18名(うち、日本人4名)
(4)平均年齢:31歳(最年長53歳、最年少21歳)
(5)所属組織:政府(インドネシア)/NGO(マレーシアスポーツ研究所)/NF(韓国バレーボール協会、ガーナクリケット協会)/教育機関(香港大学、エディンバラ大学、上海体育大学、ケラ二ヤ大学、ギリシャアメリカンカレッジ、センメルヴェイス大学等)/企業(アシックス、Playsoccer Ghana、AJUC)/メディア(産経新聞社)/その他
(6)国籍:13カ国……インド、スリランカ、韓国、中国(2)、日本(4)、マレーシア、インドネシア、ギリシャ、イギリス、
ハンガリー(2)、ガーナ(2)、コロンビア ※()内は人数、()なしは1名を示す
(7)応募職種:アドバイザー、ディレクター、スポーツエディター、ライター、教員、学生など
◆スポーツ・オリンピック学学位プログラム 担当教員
<オリンピック・パラリンピック教育>
真田久 教授 研究指導担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
澤江幸則 准教授 研究指導担当(体育学専攻専任)
<スポーツマネジメント>
高橋義雄 准教授 研究指導担当(体育学専攻兼担:SHP専任)
金子史弥 助教 授業担当(体育学専攻専任)
<スポーツ医科学>
西保岳 教授 研究指導担当(体育学専攻専任)
本田靖 教授 研究指導担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
渡部厚一 准教授 研究指導担当(体育学専攻専任)
<開発と平和のためのスポーツ>
清水諭 教授 研究指導担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
山口拓 助教 授業担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
<ティーチング、コーチングと日本文化>
岡出美則 教授 研究指導担当(体育学専攻専任)
Rakwal,Randeep 教授 授業担当(体育学専攻専任)
大石純子 教授 研究指導担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
仙谷泰雄 助教 授業担当(体育学専攻専任)
◆スポーツ・オリンピック学学位プログラム 概要
(1)人材養成の目的
本学位プログラムは、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会とその先を見据え、オリンピズムとスポーツの価値を体現し、スポーツのマネジメントやビジネス、スポーツ医科学、開発と平和のためのスポーツ、コーチングや体育に関する実践的な知識を英語によって学び、かつ日本文化に対する理解力をもって、21世紀の国際スポーツ界をリードする人材を養成することを目的とします。
(2)教育目標
以下の5つの能力をもった人材の育成を目標とします。
1)国際情勢及び地球規模課題とスポーツの使命に対する理解力
2)先端的なスポーツ科学の知を基盤にしたリーダーシップの実践力
3)2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機としたオリンピズムとスポーツの価値、特に“Integrity of Sport(スポーツの高潔さ)”を体現し、実践する能力
4)日本文化に対する理解力と英語力を基礎にしたコミュニケーション能力
5)グローバルな俯瞰力と地域社会で生活する人々へのまなざしをもつ「グローカル」な視点と実践力
(3)教育課程の編成・実践の方法
学位に相応しい能力を身につけるため、以下のような教育課程を編成し、実施します。
1)専門科目(共通)(8〜10単位履修):
キャリア・ビジョンに沿って、国際スポーツ組織や競技大会などにおける実践的知識を学び、グローバルな俯瞰力と現場での実践力をもとに、国際スポーツ界のリーダーとしての総合能力を身につけます。
2)専門科目(専門分野)(4〜8単位):
5分野(「オリンピック・パラリンピック教育」「スポーツマネジメント」「スポーツ医科学」「開発と平和のためのスポーツ」「ティーチング、コーチングと日本文化」)から一つを選択し、先端的なスポーツ科学に対する理解力を基盤にした現場での実践力を身につけます。
3)専門基礎科目(必修)(11単位)
スポーツ・オリンピック学の基礎力として、オリンピズムとスポーツの価値に対する理解力と実践力、日本文化に対する理解力、そして以上を基盤にしたコミュニケーション能力を身につけます。
つくば国際スポーツアカデミー
次世代の国際スポーツ界のリーダーを育む
日本初のスポーツアカデミーがついに始動!
つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)
9月30日 入学式・キックオフセミナー開催
日本政府が推進するスポーツおよびオリンピック・パラリンピックムーブメント普及のための「Sport for Tomorrow」プログラムの一環として開設された、つくば国際スポーツアカデミー(Tsukuba International Academy for Sport Studies:以下、TIAS)は、9月30日(水)に、筑波大学会館本館にて「入学式・キックオフセミナー」を開催しました。
10月1日(木)に新設されるスポーツ庁の記念すべきファーストアクションでもあるTIASの開校に当たり、真田久(筑波大学・TIASアカデミー長)は、TIASの学生に期待することとして、「学生の皆さん自身が2020年東京オリンピック・パラリンピックのレガシーである。次世代のグローバルリーダーとして、世界で活躍できる人材になって欲しい」と述べ、近代オリンピックの父、クーベルタンの言葉「人生で重要なことは成功ではなく、努力であり、肝心なのは、勝利したかではなく、よく戦ったかである」を引用し、18名の学生にエールを送りました。入学式では、日本を含めた12か国から18名の学生がTIAS1期生として出席し、国際開発を学んできたガーナ出身のアブドゥル・ワハブ・ムサーは、「これまでスポーツを通して様々な人と会い、素晴らしい経験をすることができた。そのことに対する社会への恩返しの気持ちを忘れず、TIASで頑張っていきたい」と述べました。インドネシアの青年スポーツ省に勤めていたアフマド・リスチャは、「政府のスポーツ支援について研究し、将来はTIASでの学びを活かして、自国のスポーツ環境を整えていきたい」とコメントするなど、18名がそれぞれの熱い意気込みを語りました。
キックオフセミナーでは、国際オリンピック委員会(IOC)理事のクラウディア・ボケル氏をはじめ、国際スポーツ界の最前線で活躍する方々がゲストとして登壇。ボケル氏は、学生たちにアンチドーピング活動をはじめとした現在のIOCの活動を紹介し、IOCの立場からTIASの学生に期待することとして、「オリンピック・パラリンピックムーブメントを筑波大学の素晴らしい環境で学び、次世代の国際スポーツ界のリーダーになって欲しい」と語り、「TIASのプログラムは、オリンピック・パラリンピックの価値、そして明日のスポーツへと繋がっているということを忘れないで欲しい」とメッセージを送りました。また、EdComs創設者で元ロンドンオリンピック教育担当のニック・フラー氏は、Tokyo 2020に向けたTIASの取り組みについて、「ロンドンオリンピックの教育プログラム担当者として、次のバトンを東京に渡すことができ、嬉しく思う」と述べ、「世界中から多種多様な人々が集ったこの機会を大切にし、次世代のスポーツ界のリーダーとして、TIASでの学びを通して他の人にも良い影響を与えてほしい」と述べました。また、既に国際スポーツアカデミーとして、多数の修了生をIOCやIFに輩出しているAISTSプロジェクトリーダーのギート・ヘンドリクス氏は、「TIASプログラムを通し、日本がアジアのスポーツマネジメント教育において大きな役割を担うであろう」と述べ、「AISTSの設立から間もないタイミングでTIASプログラムが完成したことは素晴らしい。AISTSとTIASで協力し、オリンピックレガシーの構築を担っていきたい」と語りました。
■入学式・キックオフセミナー開催概要
日 時:平成27年9月30日(水)
会 場:筑波大学 大学会館特別会議室(茨城県つくば市天王台1-1-1.)
主 催:つくば国際スポーツアカデミー、AISTS
登壇者:真田久(TIASアカデミー長、筑波大学教授)
田中聡明(文部科学省 スポーツ・青少年局競技スポーツ課 オリンピック・パラリンピック室長)
田中秀和(公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
企画財務局企画部 文化教育担当課長)
クラウディア・ボケル(IOC委員、IOC理事及びアスリート委員長)
ニック・フラー(EdComs創設者、元ロンドンオリンピック教育担当)
ギート・ヘンドリクス(AISTSプロジェクトリーダー)
■入学式・キックオフセミナー以降のスケジュール(予定)
<1年目>
10月1日(木) 授業開始
17:00-20:30 「2015国際アスリートフォーラムfor2020」@ホテルニューオータニ
10月2日(金)
17:00-20:30 「2015国際アスリートフォーラムfor2020」@味の素NTC大研修室
12月 TIASインターンシップ(〜3月)
2016年6月 中間報告会
2016年7月 TIASインターンシップ(〜9月)
2016年9月 中間報告会(予備日)
<2年目>
2017年11月初旬 論文題目提出
2017年11月末日 早期修了申請(学生)
2017年12月上旬 専攻検討委員会、体育学専攻教育会議、
2017年12月下旬 研究科運営委員会
2018年1月上旬 特定課題レポート提出
2018年2月上旬 特定課題レポート審査、修了認定(専攻→研究科)
2018年3月 学位記授与
※ご参考
◆つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)とは
TIASは、日本政府が推進するスポーツおよびオリンピック・パラリンピックムーブメント普及のための「Sport for Tomorrow」プログラムの一環であり、政府の全面的な支援を受けています。TIASの母体である筑波大学は、アジア初の国際オリンピック委員会(IOC)委員である嘉納治五郎を前身校の学長に持ち、100年以上にわたって日本のオリンピック・ムーブメントを牽引してきました。2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、TIASでは、世界から選出された学生と交流し、オリンピック・パラリンピック教育をはじめ、最新のスポーツマネジメント、ティーチング・コーチングなど、幅広く学ぶことができます。
◆つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)概要
(1) 設置する研究科名: 人間総合科学研究科
(2) 学位名: 修士(スポーツ・オリンピック学)英語名: Master of Arts in Sport and Olympic studies
(3) 定 員:18名(うち、日本人4名)
(4)平均年齢:31歳(最年長53歳、最年少21歳)
(5)所属組織:政府(インドネシア)/NGO(マレーシアスポーツ研究所)/NF(韓国バレーボール協会、ガーナクリケット協会)/教育機関(香港大学、エディンバラ大学、上海体育大学、ケラ二ヤ大学、ギリシャアメリカンカレッジ、センメルヴェイス大学等)/企業(アシックス、Playsoccer Ghana、AJUC)/メディア(産経新聞社)/その他
(6)国籍:13カ国……インド、スリランカ、韓国、中国(2)、日本(4)、マレーシア、インドネシア、ギリシャ、イギリス、
ハンガリー(2)、ガーナ(2)、コロンビア ※()内は人数、()なしは1名を示す
(7)応募職種:アドバイザー、ディレクター、スポーツエディター、ライター、教員、学生など
◆スポーツ・オリンピック学学位プログラム 担当教員
<オリンピック・パラリンピック教育>
真田久 教授 研究指導担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
澤江幸則 准教授 研究指導担当(体育学専攻専任)
<スポーツマネジメント>
高橋義雄 准教授 研究指導担当(体育学専攻兼担:SHP専任)
金子史弥 助教 授業担当(体育学専攻専任)
<スポーツ医科学>
西保岳 教授 研究指導担当(体育学専攻専任)
本田靖 教授 研究指導担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
渡部厚一 准教授 研究指導担当(体育学専攻専任)
<開発と平和のためのスポーツ>
清水諭 教授 研究指導担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
山口拓 助教 授業担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
<ティーチング、コーチングと日本文化>
岡出美則 教授 研究指導担当(体育学専攻専任)
Rakwal,Randeep 教授 授業担当(体育学専攻専任)
大石純子 教授 研究指導担当(体育学専攻専任:TKJIDS担当)
仙谷泰雄 助教 授業担当(体育学専攻専任)
◆スポーツ・オリンピック学学位プログラム 概要
(1)人材養成の目的
本学位プログラムは、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会とその先を見据え、オリンピズムとスポーツの価値を体現し、スポーツのマネジメントやビジネス、スポーツ医科学、開発と平和のためのスポーツ、コーチングや体育に関する実践的な知識を英語によって学び、かつ日本文化に対する理解力をもって、21世紀の国際スポーツ界をリードする人材を養成することを目的とします。
(2)教育目標
以下の5つの能力をもった人材の育成を目標とします。
1)国際情勢及び地球規模課題とスポーツの使命に対する理解力
2)先端的なスポーツ科学の知を基盤にしたリーダーシップの実践力
3)2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機としたオリンピズムとスポーツの価値、特に“Integrity of Sport(スポーツの高潔さ)”を体現し、実践する能力
4)日本文化に対する理解力と英語力を基礎にしたコミュニケーション能力
5)グローバルな俯瞰力と地域社会で生活する人々へのまなざしをもつ「グローカル」な視点と実践力
(3)教育課程の編成・実践の方法
学位に相応しい能力を身につけるため、以下のような教育課程を編成し、実施します。
1)専門科目(共通)(8〜10単位履修):
キャリア・ビジョンに沿って、国際スポーツ組織や競技大会などにおける実践的知識を学び、グローバルな俯瞰力と現場での実践力をもとに、国際スポーツ界のリーダーとしての総合能力を身につけます。
2)専門科目(専門分野)(4〜8単位):
5分野(「オリンピック・パラリンピック教育」「スポーツマネジメント」「スポーツ医科学」「開発と平和のためのスポーツ」「ティーチング、コーチングと日本文化」)から一つを選択し、先端的なスポーツ科学に対する理解力を基盤にした現場での実践力を身につけます。
3)専門基礎科目(必修)(11単位)
スポーツ・オリンピック学の基礎力として、オリンピズムとスポーツの価値に対する理解力と実践力、日本文化に対する理解力、そして以上を基盤にしたコミュニケーション能力を身につけます。