<写真展のご案内>二十世紀の巨匠 美と崇高の風景写真家 アンセル・アダムス
[17/11/16]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2017年8月
富士フイルム株式会社
FUJIFILM SQUARE開館10周年記念写真展
二十世紀の巨匠
美と崇高の風景写真家 アンセル・アダムス
開催のお知らせ
FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は、今年3月30日に迎えた開館10周年を機に、「写真の過去・現在・未来」を発信するため開館記念写真展を12本開催しています。その1つとして、フジフイルムスクエアでは 2017年11月17日(金)から12月6日(水)まで、二十世紀写真の巨匠アンセル・アダムスの作品展を開催します。
アンセル・アダムスは1920年代後半から約60年にわたりアメリカで活躍した最も著名な写真家の一人です。
日本では 1970 年代から美術画廊や写真専門ギャラリーを通じて本格的に作品が紹介され、日本の写真家に多大な影響をもたらしました。広大な自然の中に見出した美と崇高の風景を精緻なモノクロ写真で表現した作品は、今も写真史上の金字塔として語り継がれています。
アダムスは1902年、アメリカ、サンフランシスコに生まれました。少年期、人一倍、好奇心旺盛だった アダムスは規律の厳しい学校教育に馴染めず、しかしその一方でピアノ演奏 の才能を発揮し、やがて ピアニストを目指すまでになりました。また、同時期に家族でヨセミテ渓谷を旅行し、写真を撮ったことから、ヨセミテの自然と写真に強く興味を抱くようになり、写真にも深く傾倒していきました。ピアニスト 志望だったアダムスが写真に一生を捧げる決意を固めたのは、193年に写真家のポール・ストランド(1890-1976)と出会ったことがきっかけでした。アダムスは彼のネガを見た瞬間に啓示を受け、創造的 な写真とは何かを直観したといいます。アダムスは完璧なモノクロ写真を制作するための「ゾーン・システム」 の発明や、写真市場の成立、写真教育機関の拡充など、写真におけるあらゆる分野の開拓者として現代写真の可能性を切り開き、生涯を通じてその発展に寄与してきました。「ネガは楽譜であり、プリントは演奏である」という、音楽家を志した経験を持つアダムス独自の印象的な格言は現在もよく知られるとこ ろです。
本展は、京都国立近代美術館の協力を得て、同館所蔵の写真コレクションである「ギルバート・コレクション の中から厳選されたアンセル・アダムス作品約60点を一堂に展示します。風景写真、そして銀塩写真 の最高峰として輝き続けるアンセル・アダムスのオリジナル・プリントは、写真表現とは何かという問いに、 一つの明確な答えを与えてくれることでしょう。アダムス不朽の名作の数々をこの貴重な機会にご堪能ください。
アンセル・アダムス(Ansel Adams)プロフィール 1902?1984
1902 年、アメリカ、サンフランシスコに生まれる。少年時代にピアノの才能に目覚め、コンサート・ ピアニストを目指していたが、1930年に写真家ポール・ストランドに出会い、写真家を志すようになる。1932年、グループ f/64を結成。1940年、ボーモント・ニューホールとともにニューヨーク近代美術 館の写真部門の創設に携わる。1941年、完璧なモノクロ写真を制作するための技術「ゾーン・システム」 を発明。1949年、ポラロイド社の顧問に就任。1975年、アリゾナ大学センター・フォー・クリエ イティブ・フォトグラフィーの設置に助力する。1980年、カーター大統領より大統領自由勲章を授与される。1981年、最も有名な作品「月の出、ヘルナンデス、ニューメキシコ」の超特大プリントに写真市場で当時過去最高額の7 万1,500 ドル(当時日本円で約1,500万円)の値がつく。1984年、心不全のため82歳で死去。1985年、ヨセミテ国立公園の南東縁にある高さ 3,584 メートルの峰 が正式にアンセル・アダムス山と命名される。生涯に開催された展覧会は 500 以上。ポートフォリオ や写真集、技法書などの発行物も多数にのぼる。
記
企画展名 : FUJIFILM SQUARE 開館 10 周年記念写真展
「二十世紀の巨匠 美と崇高の風景写真家 アンセル・アダムス」
開催期間 : 2017 年 11 月 17 日(金)- 12月6日(水)10:00−19:00会期中無休(入場は18:50まで)
作品点数 : 約60点
会 場 : FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
〒 107-0052 東京都港区赤坂 9 丁目 7 番 3 号(東京ミッドタウン・ウエスト)
TEL 03-6271-3350
URL http://fujifilmsquare.jp/
入 場 料 : 無料
※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入場無料にしております。
主 催 : 富士フイルム株式会社
特別協力: 京都国立近代美術館
協 力: アンセル・アダムス・パブリッシング・ライツ・トラスト
後 援: 港区教育委員会
企 画: フォトクラシック
【併催イベント】ギャラリートーク&上映会
写真家の三好耕三氏がアンセル・アダムスの人と作品を語ります。また、ギャラリートーク開催 30 分前より、フジフイルムスクエア2階の特設会場にて「Ansel Adams, Photographer」(デヴィッド・ メイヤース監督、1958年、約20分)の上映を行います。
日 時 : 2017年11月25日(土)
● 上映会:13:30 -/ 15:30 -
● ギャラリートーク:14:00 −/ 16:00 − 各回ともに約30分の予定です。
会 場 : FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
※ 座席はございません。※ 参加無料、申し込み不要。
富士フイルム株式会社
FUJIFILM SQUARE開館10周年記念写真展
二十世紀の巨匠
美と崇高の風景写真家 アンセル・アダムス
開催のお知らせ
FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は、今年3月30日に迎えた開館10周年を機に、「写真の過去・現在・未来」を発信するため開館記念写真展を12本開催しています。その1つとして、フジフイルムスクエアでは 2017年11月17日(金)から12月6日(水)まで、二十世紀写真の巨匠アンセル・アダムスの作品展を開催します。
アンセル・アダムスは1920年代後半から約60年にわたりアメリカで活躍した最も著名な写真家の一人です。
日本では 1970 年代から美術画廊や写真専門ギャラリーを通じて本格的に作品が紹介され、日本の写真家に多大な影響をもたらしました。広大な自然の中に見出した美と崇高の風景を精緻なモノクロ写真で表現した作品は、今も写真史上の金字塔として語り継がれています。
アダムスは1902年、アメリカ、サンフランシスコに生まれました。少年期、人一倍、好奇心旺盛だった アダムスは規律の厳しい学校教育に馴染めず、しかしその一方でピアノ演奏 の才能を発揮し、やがて ピアニストを目指すまでになりました。また、同時期に家族でヨセミテ渓谷を旅行し、写真を撮ったことから、ヨセミテの自然と写真に強く興味を抱くようになり、写真にも深く傾倒していきました。ピアニスト 志望だったアダムスが写真に一生を捧げる決意を固めたのは、193年に写真家のポール・ストランド(1890-1976)と出会ったことがきっかけでした。アダムスは彼のネガを見た瞬間に啓示を受け、創造的 な写真とは何かを直観したといいます。アダムスは完璧なモノクロ写真を制作するための「ゾーン・システム」 の発明や、写真市場の成立、写真教育機関の拡充など、写真におけるあらゆる分野の開拓者として現代写真の可能性を切り開き、生涯を通じてその発展に寄与してきました。「ネガは楽譜であり、プリントは演奏である」という、音楽家を志した経験を持つアダムス独自の印象的な格言は現在もよく知られるとこ ろです。
本展は、京都国立近代美術館の協力を得て、同館所蔵の写真コレクションである「ギルバート・コレクション の中から厳選されたアンセル・アダムス作品約60点を一堂に展示します。風景写真、そして銀塩写真 の最高峰として輝き続けるアンセル・アダムスのオリジナル・プリントは、写真表現とは何かという問いに、 一つの明確な答えを与えてくれることでしょう。アダムス不朽の名作の数々をこの貴重な機会にご堪能ください。
アンセル・アダムス(Ansel Adams)プロフィール 1902?1984
1902 年、アメリカ、サンフランシスコに生まれる。少年時代にピアノの才能に目覚め、コンサート・ ピアニストを目指していたが、1930年に写真家ポール・ストランドに出会い、写真家を志すようになる。1932年、グループ f/64を結成。1940年、ボーモント・ニューホールとともにニューヨーク近代美術 館の写真部門の創設に携わる。1941年、完璧なモノクロ写真を制作するための技術「ゾーン・システム」 を発明。1949年、ポラロイド社の顧問に就任。1975年、アリゾナ大学センター・フォー・クリエ イティブ・フォトグラフィーの設置に助力する。1980年、カーター大統領より大統領自由勲章を授与される。1981年、最も有名な作品「月の出、ヘルナンデス、ニューメキシコ」の超特大プリントに写真市場で当時過去最高額の7 万1,500 ドル(当時日本円で約1,500万円)の値がつく。1984年、心不全のため82歳で死去。1985年、ヨセミテ国立公園の南東縁にある高さ 3,584 メートルの峰 が正式にアンセル・アダムス山と命名される。生涯に開催された展覧会は 500 以上。ポートフォリオ や写真集、技法書などの発行物も多数にのぼる。
記
企画展名 : FUJIFILM SQUARE 開館 10 周年記念写真展
「二十世紀の巨匠 美と崇高の風景写真家 アンセル・アダムス」
開催期間 : 2017 年 11 月 17 日(金)- 12月6日(水)10:00−19:00会期中無休(入場は18:50まで)
作品点数 : 約60点
会 場 : FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
〒 107-0052 東京都港区赤坂 9 丁目 7 番 3 号(東京ミッドタウン・ウエスト)
TEL 03-6271-3350
URL http://fujifilmsquare.jp/
入 場 料 : 無料
※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入場無料にしております。
主 催 : 富士フイルム株式会社
特別協力: 京都国立近代美術館
協 力: アンセル・アダムス・パブリッシング・ライツ・トラスト
後 援: 港区教育委員会
企 画: フォトクラシック
【併催イベント】ギャラリートーク&上映会
写真家の三好耕三氏がアンセル・アダムスの人と作品を語ります。また、ギャラリートーク開催 30 分前より、フジフイルムスクエア2階の特設会場にて「Ansel Adams, Photographer」(デヴィッド・ メイヤース監督、1958年、約20分)の上映を行います。
日 時 : 2017年11月25日(土)
● 上映会:13:30 -/ 15:30 -
● ギャラリートーク:14:00 −/ 16:00 − 各回ともに約30分の予定です。
会 場 : FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
※ 座席はございません。※ 参加無料、申し込み不要。