【COMPUTEX TAIPEI 2018】COMPUTEX無事閉会、来年は会場を増やし更なる成長を目指す
[18/06/13]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2018年6月13日
台湾貿易センター 東京事務所
COMPUTEX 2018が無事閉会
AIoTが産業のバリューチェーンをつなげる
引き続きグローバル・テクノロジー・エコロジーの構築目指す
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806124930-O1-h11w1SJI 】
【2018年6月9日:台北】台湾貿易センターは中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)とTCA(台北市コンピュータ協会)が主催する2018年「台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX 2018)」が9日、無事閉会したことを発表しました。5日間の開催期間中、168カ国・地域から42,284名の海外バイヤーが訪れました。これは昨年より1%近くの増加です。海外バイヤーの上位10カ国・地域は米国、日本、中国、香港、韓国、タイ、マレーシア、ドイツ、インド、フィリピンの順でした。COMPUTEX 2018の6大主軸は「AI(人工知能)」、「5G(第五世代移動通信技術)」、「ブロックチェーン」、「IoT(モノのインターネット)」、「イノベーション&スタートアップ」、「Gaming & VR (ゲーミング&仮想現実)」であり、展示、フォーラム、マッチングなどさまざまなイベントを通して、ハイテク企業やスタートアップのために、技術やアイディア発表、交流増進のための絶好のプラットフォームを提供しました。また、イノベーションとスタートアップに特化したエリア「InnoVEX」では3日間の開催期間中(6月6日〜8日)、昨年を18%上回る合計17,687名のバイヤーが訪れました。
AIoTの主要技術を掌握、産業への応用でスマート化のロードマップを実現
AI(人工知能)技術の進化に加え、IoT(モノのインターネット)の応用が進む中、この2つのテクノロジーの優位性を融合させた「AIoT(AI+IoT)」産業がまさに台頭の兆しを見せています。台湾のパソコン、周辺機器メーカーである技嘉科技(Gigabyte)は、AI コンピューティングや大容量データストレージに対応したサーバーを展示したほか、パートナー企業のソフトウェア資源を活用し、AIとデータ分析用のハイブリッドクラウドを展開し、同社のAIoT応用のロードマップを提示しました。仁宝電脳(コンパル)は、プロフェッショナルな先進的デザインとクラウドコンピューティングを組み合わせた全方位的なソリューションを提示しました。展示した商品は、スマートホームやスマートヘルスケアなどに関する多様な商品ラインアップで、よりパーソナライズされた、新しい感覚体験をユーザーに提示しました。晶睿通訊(VIVOTEK)が展示した次世代スマートモニターは、画像解析機能と高度な学習アルゴリズムを内蔵しており、店舗内の人数や滞在時間を正確に計算できる、小売店舗用監視モニターに付加価値を加えた商品となっています。
このほか、見本市と同時に開催されたCOMPUTEXフォーラムでは、世界のテクノロジー産業を賢明な未来に導く技術として、リーディングカンパニーの代表らが「AIoT(AI+IoT)」産業の最新動向とそれぞれの観点を披露しました。NVIDIAモバイル事業部の副社長兼統括マネージャーのディープゥ・タッラ(Deepu Talla)氏は、GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)はスーパーコンピュータの処理速度を加速するだけでなくAIの発展にも活用でき、科学技術産業に大きな変革をもたらすと指摘。製造業の中でも、とりわけNVIDIAが力を入れているGPUは、潜在力を持った市場の一つとなるだろうと述べました。産業用コンピュータ大手、研華科技(Advantech)の技術長(最高技術責任者)である楊瑞祥博士は、多くの国々でGDPに占める製造業の比率が30%程度に達していることから、スマートファクトリーなど関連のスマート製造分野にIoTやAIを導入すれば、世界における製造業の生産額はより増加するだろうと指摘しました。
スタートアップの最新動向にスポットを InnoVEXがイノベーションのトレンドを牽引
今年、イノベーションとスタートアップに特化したエリア「InnoVEX」には世界21カ国・地域から388社が出展しました。海外の出展企業のうちなんと3分の1以上がAI関連の技術や応用商品を展示しました。また近年、科学技術分野では女性の活躍が目立ちます。このため今年のInnoVEXフォーラムでは初めて「女性の起業」をテーマの一つに加え女性起業家のキャリア形成を支援するNPO組織「Girls in Tech」の創立者兼CEOのAdriana Gascoigneさんが、自身のハイテク分野での経験をもとに、職場における性別の多様性がチームや企業のためにより良い商品やサービスを生み出すきっかけになると訴えました。
COMPUTEX 2018では、次世代の新たな星となるユニコーン企業を育てるため、民間企業と政府の協力を得て、InnoVEXピッチコンテストを開催しました。賞金総額は35万米ドルに達するもので、バイオ医療分野のスタートアップ、Bioinspiraが大賞賞金3万米ドルを獲得しました。
中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)の林芳苗副秘書長は、「COMPUTEXは誕生以来、重要なプラットフォームとして活躍してきた。多くの企業が画期的な商品を発表する際、このCOMPUTEXを新商品発表の舞台に選んでいる。今年は世界30カ国・地域から1,602社が出展。出展規模は5,015小間に達した。2019年は南港第2展示ホールが完成することから、出展規模はさらに拡大するだろう。世界各地の企業と共に、新たな技術によってビジネスとライフスタイルを大きく変えるエネルギーを生み出そう」と語っています。
詳細について知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
COMPUTEX日本語公式サイト:http://www.computextaipei.jp
COMPUTEX公式サイト:http://www.computextaipei.com.tw/zh_TW/
COMPUTEX 公式Facebook:https://www.facebook.com/COMPUTEX.TAITRA/
台湾貿易センター 東京事務所
COMPUTEX 2018が無事閉会
AIoTが産業のバリューチェーンをつなげる
引き続きグローバル・テクノロジー・エコロジーの構築目指す
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806124930-O1-h11w1SJI 】
【2018年6月9日:台北】台湾貿易センターは中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)とTCA(台北市コンピュータ協会)が主催する2018年「台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX 2018)」が9日、無事閉会したことを発表しました。5日間の開催期間中、168カ国・地域から42,284名の海外バイヤーが訪れました。これは昨年より1%近くの増加です。海外バイヤーの上位10カ国・地域は米国、日本、中国、香港、韓国、タイ、マレーシア、ドイツ、インド、フィリピンの順でした。COMPUTEX 2018の6大主軸は「AI(人工知能)」、「5G(第五世代移動通信技術)」、「ブロックチェーン」、「IoT(モノのインターネット)」、「イノベーション&スタートアップ」、「Gaming & VR (ゲーミング&仮想現実)」であり、展示、フォーラム、マッチングなどさまざまなイベントを通して、ハイテク企業やスタートアップのために、技術やアイディア発表、交流増進のための絶好のプラットフォームを提供しました。また、イノベーションとスタートアップに特化したエリア「InnoVEX」では3日間の開催期間中(6月6日〜8日)、昨年を18%上回る合計17,687名のバイヤーが訪れました。
AIoTの主要技術を掌握、産業への応用でスマート化のロードマップを実現
AI(人工知能)技術の進化に加え、IoT(モノのインターネット)の応用が進む中、この2つのテクノロジーの優位性を融合させた「AIoT(AI+IoT)」産業がまさに台頭の兆しを見せています。台湾のパソコン、周辺機器メーカーである技嘉科技(Gigabyte)は、AI コンピューティングや大容量データストレージに対応したサーバーを展示したほか、パートナー企業のソフトウェア資源を活用し、AIとデータ分析用のハイブリッドクラウドを展開し、同社のAIoT応用のロードマップを提示しました。仁宝電脳(コンパル)は、プロフェッショナルな先進的デザインとクラウドコンピューティングを組み合わせた全方位的なソリューションを提示しました。展示した商品は、スマートホームやスマートヘルスケアなどに関する多様な商品ラインアップで、よりパーソナライズされた、新しい感覚体験をユーザーに提示しました。晶睿通訊(VIVOTEK)が展示した次世代スマートモニターは、画像解析機能と高度な学習アルゴリズムを内蔵しており、店舗内の人数や滞在時間を正確に計算できる、小売店舗用監視モニターに付加価値を加えた商品となっています。
このほか、見本市と同時に開催されたCOMPUTEXフォーラムでは、世界のテクノロジー産業を賢明な未来に導く技術として、リーディングカンパニーの代表らが「AIoT(AI+IoT)」産業の最新動向とそれぞれの観点を披露しました。NVIDIAモバイル事業部の副社長兼統括マネージャーのディープゥ・タッラ(Deepu Talla)氏は、GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)はスーパーコンピュータの処理速度を加速するだけでなくAIの発展にも活用でき、科学技術産業に大きな変革をもたらすと指摘。製造業の中でも、とりわけNVIDIAが力を入れているGPUは、潜在力を持った市場の一つとなるだろうと述べました。産業用コンピュータ大手、研華科技(Advantech)の技術長(最高技術責任者)である楊瑞祥博士は、多くの国々でGDPに占める製造業の比率が30%程度に達していることから、スマートファクトリーなど関連のスマート製造分野にIoTやAIを導入すれば、世界における製造業の生産額はより増加するだろうと指摘しました。
スタートアップの最新動向にスポットを InnoVEXがイノベーションのトレンドを牽引
今年、イノベーションとスタートアップに特化したエリア「InnoVEX」には世界21カ国・地域から388社が出展しました。海外の出展企業のうちなんと3分の1以上がAI関連の技術や応用商品を展示しました。また近年、科学技術分野では女性の活躍が目立ちます。このため今年のInnoVEXフォーラムでは初めて「女性の起業」をテーマの一つに加え女性起業家のキャリア形成を支援するNPO組織「Girls in Tech」の創立者兼CEOのAdriana Gascoigneさんが、自身のハイテク分野での経験をもとに、職場における性別の多様性がチームや企業のためにより良い商品やサービスを生み出すきっかけになると訴えました。
COMPUTEX 2018では、次世代の新たな星となるユニコーン企業を育てるため、民間企業と政府の協力を得て、InnoVEXピッチコンテストを開催しました。賞金総額は35万米ドルに達するもので、バイオ医療分野のスタートアップ、Bioinspiraが大賞賞金3万米ドルを獲得しました。
中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)の林芳苗副秘書長は、「COMPUTEXは誕生以来、重要なプラットフォームとして活躍してきた。多くの企業が画期的な商品を発表する際、このCOMPUTEXを新商品発表の舞台に選んでいる。今年は世界30カ国・地域から1,602社が出展。出展規模は5,015小間に達した。2019年は南港第2展示ホールが完成することから、出展規模はさらに拡大するだろう。世界各地の企業と共に、新たな技術によってビジネスとライフスタイルを大きく変えるエネルギーを生み出そう」と語っています。
詳細について知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
COMPUTEX日本語公式サイト:http://www.computextaipei.jp
COMPUTEX公式サイト:http://www.computextaipei.com.tw/zh_TW/
COMPUTEX 公式Facebook:https://www.facebook.com/COMPUTEX.TAITRA/