イギリス車いすバスケットボール代表チームとオフィシャルサプライヤー契約締結
[18/08/21]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2018年8月21日
株式会社松永製作所
イギリス車いすバスケットボール代表チームと
オフィシャルサプライヤー契約締結
株式会社松永製作所は2018年8月16日、イギリス車いすバスケットボール代表チーム(British Wheelchair basketball 以下BWB)とオフィシャルサプライヤー契約を正式に締結しました。契約内容は?競技用車いすの提供と?メカニックスタッフの派遣によりチームをサポートすることとなります。契約期間は2022年までの4年間です。
■オフィシャルサプライヤー契約調印式の様子
本契約の調印式が、ドイツのハンブルクで開催中の世界車いすバスケットボール選手権大会オフィシャルホテルとなっているスカンディックホテルで現地時間8月16日14時から行われました。調印式は当社代表取締役社長の松永紀之による契約書への調印、記念品の交換セレモニー、写真撮影のながれで行われ約30分間の式典となりました。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808217085-O1-9oA7Zct7 】
右:BWB CEO Lisa Pearce氏
左:代表取締役社長 松永紀之
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808217085-O3-qOI1VYpI 】
BWBの代表選手及びスタッフと、松永製作所MPブランドマネージャー 神保康広(前列一番右)、松永製作所海外担当責任者 早矢仕真二(後列左から三番目)
■当社が選定に至った要因
本契約に至った経緯については、BWBが2020年パラリンピック東京大会に向けて選手にとって最善の用具を選定する中で当社の実績・製品力がBWBの目に留まり、当社を含む3メーカーによるコンペの結果当社が選ばれることとなりました。コンペは品質、性能、支援体制の3つの観点で比較評価され、日本のものづくりに対する評価が高いことを証明する結果となりました。
とくに性能面においては、世界初、業界唯一のセミアジャスタブル構造(座シートの角度や車軸位置などを調整できる仕組)をフレームに採用している点が高く評価されました。これは上限分割式のフレームで、部品点数が多くなる分若干重量増となるデメリットがありますが、選手の体調や細かい要求に対して、ミリ単位で調整が可能となっており、確実に選手のベストポジションを提供することができる構造となっています。
また、この松永独自のセミアジャスタブル構造はフレームに適度な”しなり”をもたらすため、剛性と柔軟性という本来相反する特性を高い次元で実現しています。さらに、分割フレームは破損時に独立した各々のフレームを容易に交換することができるため、世界で活躍するトッププレーヤーにいても、安心して使用することができるというメリットもあります。
■BWBの実績とコメント
BWB(イギリス車いすバスケット代表チーム)の主な戦績は2016年リオパラリンピックにおいて、男子銅メダル、女子4位に入賞するなど男女両チームともに世界的にハイレベル。2020年東京パラリンピックでは男女ともに金メダルを狙っていける強豪国のひとつです。
最高責任者のリサ・ピアース氏からは、松永製作所は単なるサプライヤーとしてではなく戦略的パートナーとして見ているとのお言葉も頂いています
■当社スポーツ車いす開発の今後
松永製作所はBWBとの契約を足掛かりに、欧州市場への販路拡大を進めていくことになります。このほかにも当社はJWBF(日本車いすバスケットボール連盟)のオフィシャルサポーターをはじめ、JPBF(日本障がい者バドミントン連盟)のオフィシャルサプライヤーを担っています。
さらには東京都産業労働局の助成事業である「平成29年度次世代イノベーション創出プロジェクト2020助成事業」に採択され、バドミントン車いすの研究開発を現在進めています。また、大田区とのコラボレーション事業ではスポーツ車いすの研究開発を行うなど公的機関との支援・連携をとりながら積極的に研究開発投資を行っています。
当社スポーツ車いすのブランドであるMPシリーズはすでにバスケット、バドミントン、テニス、ソフトボール用のスポーツ車いすを品揃えしています。MPブランドマネージャー神保康広は自身も元車いすバスケットボール日本代表選手として1992年バルセロナ大会から連続4大会に渡り出場した経験から、ユーザー目線でのものづくりに徹底的にこだわっています。選手が表現しづらい微妙なニュアンスを汲み取りベストな製品づくりに日々奮闘しています。
スポーツ車いすの事業は製品の品質・性能もさることながら、メカニックの存在も重要となってきます。当社スポーツ車いす技術サポート担当である上野正雄はJWBFの専属メカニックとして大会に帯同していますが、試合中のトラブル対応はもちろんのこと、タイヤの空気圧やパイプ、ネジの調整など試合前後のチェック、メンテナンスを全車行っています。
こうした取組が今回のBWBとの契約に至ったものと確信すると同時に、引き続き気を引き締めてスポーツ車いすの開発、車いすアスリートのサポートを行って参ります。
株式会社松永製作所
イギリス車いすバスケットボール代表チームと
オフィシャルサプライヤー契約締結
株式会社松永製作所は2018年8月16日、イギリス車いすバスケットボール代表チーム(British Wheelchair basketball 以下BWB)とオフィシャルサプライヤー契約を正式に締結しました。契約内容は?競技用車いすの提供と?メカニックスタッフの派遣によりチームをサポートすることとなります。契約期間は2022年までの4年間です。
■オフィシャルサプライヤー契約調印式の様子
本契約の調印式が、ドイツのハンブルクで開催中の世界車いすバスケットボール選手権大会オフィシャルホテルとなっているスカンディックホテルで現地時間8月16日14時から行われました。調印式は当社代表取締役社長の松永紀之による契約書への調印、記念品の交換セレモニー、写真撮影のながれで行われ約30分間の式典となりました。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808217085-O1-9oA7Zct7 】
右:BWB CEO Lisa Pearce氏
左:代表取締役社長 松永紀之
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201808217085-O3-qOI1VYpI 】
BWBの代表選手及びスタッフと、松永製作所MPブランドマネージャー 神保康広(前列一番右)、松永製作所海外担当責任者 早矢仕真二(後列左から三番目)
■当社が選定に至った要因
本契約に至った経緯については、BWBが2020年パラリンピック東京大会に向けて選手にとって最善の用具を選定する中で当社の実績・製品力がBWBの目に留まり、当社を含む3メーカーによるコンペの結果当社が選ばれることとなりました。コンペは品質、性能、支援体制の3つの観点で比較評価され、日本のものづくりに対する評価が高いことを証明する結果となりました。
とくに性能面においては、世界初、業界唯一のセミアジャスタブル構造(座シートの角度や車軸位置などを調整できる仕組)をフレームに採用している点が高く評価されました。これは上限分割式のフレームで、部品点数が多くなる分若干重量増となるデメリットがありますが、選手の体調や細かい要求に対して、ミリ単位で調整が可能となっており、確実に選手のベストポジションを提供することができる構造となっています。
また、この松永独自のセミアジャスタブル構造はフレームに適度な”しなり”をもたらすため、剛性と柔軟性という本来相反する特性を高い次元で実現しています。さらに、分割フレームは破損時に独立した各々のフレームを容易に交換することができるため、世界で活躍するトッププレーヤーにいても、安心して使用することができるというメリットもあります。
■BWBの実績とコメント
BWB(イギリス車いすバスケット代表チーム)の主な戦績は2016年リオパラリンピックにおいて、男子銅メダル、女子4位に入賞するなど男女両チームともに世界的にハイレベル。2020年東京パラリンピックでは男女ともに金メダルを狙っていける強豪国のひとつです。
最高責任者のリサ・ピアース氏からは、松永製作所は単なるサプライヤーとしてではなく戦略的パートナーとして見ているとのお言葉も頂いています
■当社スポーツ車いす開発の今後
松永製作所はBWBとの契約を足掛かりに、欧州市場への販路拡大を進めていくことになります。このほかにも当社はJWBF(日本車いすバスケットボール連盟)のオフィシャルサポーターをはじめ、JPBF(日本障がい者バドミントン連盟)のオフィシャルサプライヤーを担っています。
さらには東京都産業労働局の助成事業である「平成29年度次世代イノベーション創出プロジェクト2020助成事業」に採択され、バドミントン車いすの研究開発を現在進めています。また、大田区とのコラボレーション事業ではスポーツ車いすの研究開発を行うなど公的機関との支援・連携をとりながら積極的に研究開発投資を行っています。
当社スポーツ車いすのブランドであるMPシリーズはすでにバスケット、バドミントン、テニス、ソフトボール用のスポーツ車いすを品揃えしています。MPブランドマネージャー神保康広は自身も元車いすバスケットボール日本代表選手として1992年バルセロナ大会から連続4大会に渡り出場した経験から、ユーザー目線でのものづくりに徹底的にこだわっています。選手が表現しづらい微妙なニュアンスを汲み取りベストな製品づくりに日々奮闘しています。
スポーツ車いすの事業は製品の品質・性能もさることながら、メカニックの存在も重要となってきます。当社スポーツ車いす技術サポート担当である上野正雄はJWBFの専属メカニックとして大会に帯同していますが、試合中のトラブル対応はもちろんのこと、タイヤの空気圧やパイプ、ネジの調整など試合前後のチェック、メンテナンスを全車行っています。
こうした取組が今回のBWBとの契約に至ったものと確信すると同時に、引き続き気を引き締めてスポーツ車いすの開発、車いすアスリートのサポートを行って参ります。