慶應義塾大学との産学医工連携プロジェクト始動
[19/11/14]
提供元:共同通信PRワイヤー
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慶應義塾大学とGEヘルスケア・ジャパン、産学医工連携プロジェクト始動
〜AIデータサイエンティストの育成と研究促進を支援する取り組み、社会実装を視野〜
日本の医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:多田荘一郎 以下、GEヘルスケア・ジャパン)と、国内および国際社会で活躍し貢献する人材の育成に努めている慶應義塾大学は、この度、AIサイエンティストの育成と研究促進を相互に支援しあう産学医工連携のプロジェクトを始動します。このプロジェクトを通して、日本が直面しているAIデータサイエンティスト不足の課題に医療分野で連携し、産学医工連携の強みを活かして「AI×画像診断」「AI×メディカル」における社会実装で世界をリードする人材と研究を創出するエコシステムの構築を目指します。
プロジェクトの背景 「日本が直面するAIデータサイエンティスト不足」
Artificial Intelligence (以下、AI)、Internet of Things(以下、IoT)、ビッグデータ解析など、技術進展を最大限に活用したデジタルトランスフォーメーションがさまざまな分野で進められている中、集積されたデータを分析しその結果を各分野で活用していくために重要な役割を担うAIデータサイエンティストへのニーズはますます高まっています。医療分野でもSIP(戦略的イノベーション創造プロジェクト)におけるAIホスピタル事業や保健医療分野AI開発加速コンソーシアムに代表される国を挙げての導入の動きは加速していますが、日本で必要とされるAIデータサイエンティストの絶対数が不足しています。また、優秀なAIデータサイエンティストが携わっても工学的な技術に特化した研究であることや、医師が多忙により日々の臨床の中で十分に時間を割けない研究であることなど、研究結果が社会実装につながりにくいといった課題もあります。
産学医工連携の目的 「優秀なAI人材と研究推進のエコシステムを構築」
その課題に取り組むべく、GEヘルスケア・ジャパンと慶應義塾大学医学部、理工学部(以下、慶應義塾大学)がAIデータサイエンティスト育成のための連携協定を締結しました。GEヘルスケア・ジャパンと慶應義塾大学は、次世代を担う人材を育成するという視点およびAI研究を加速させる視点で協議を進めてきました。その結果、両者間で相互の人的、知的、物的資源の交流を推進し、その成果を社会実装していくエコシステムを構築することで合意しました。今後、慶應義塾大学の医学部および理工学部に在籍する優秀な学生からの、自由な発想が生まれる環境を実現すべく、インフラの整備を行っていきます。この新たな環境から生まれてくる発想に対して、医学的、工学的、ビジネス的見地から連携を行うことで、AIサイエンティストの育成及び研究の促進、さらに医療分野におけるAIの活用を加速させていきます。
産学医工連携で実現するビジョン 「『AI×画像診断』『AI×メディカル』の社会実装で世界をリード」
本プロジェクトは、慶應義塾大学の医学部および理工学部の優秀な学生が集まってくるプロジェクトルームを慶應義塾大学病院内に設置し、AI研究開発のためのITインフラを整備します。「AI×画像診断」「AI×メディカル」において世界をリードするAIデータサイエンティストを創出するための教育、トレーニングの仕組みを取り入れるとともに、研究のスピードと質の向上、論文・学会発表を促進する連携推進プロジェクトチームの発足、新しいアルゴリズムの製品応用および社会実装を実現していきます。臨床的な意義と工学的な価値を掛け合わせる産学医工連携の活動を通して、医療分野におけるAIの社会実装を加速させていきます。
プロジェクトにかける想い 「育成、研究、そして社会実装」
慶應義塾大学「学びあい教えあう『半学半教』の気風を持ち、世界の学界をリードし、国内外から優秀な学生、研究者が集まる学塾を構築し、国内および国際社会で活躍し貢献する人材の育成に尽力」
医学部放射線科学(診断)教室陣崎雅弘教授は、「AIやディープラーニングに関して優秀な能力を持った学生は既に多くいます。データサイエンティストが不足している中で、彼らに更なる成長の機会を与えることはAI研究の加速、更にAIの社会実装を加速することに直結すると考えています」 と述べています。
理工学部生命情報科学榊原康文教授は、「理工学部における研究は技術を追求する傾向にありますが、医学部の先生方や企業の方々との枠組みになることで、研究が臨床的価値と社会実装につながる非常に価値ある取り組みだと考えています」と述べています。
GEヘルスケア・ジャパン 「『患者さんのために最善を尽くすことに誇りを持つ』の社是を基礎としてグローバルに事業を推進し、豊かな価値を創造することを経営理念として医療課題の解決に取り組む」
CEOの多田荘一郎は、「このプロジェクトによって、日本に力強いイノベーションを生み出すプラットフォームが構築され、研究や育成に留まらず社会実装につながる医工・産学連携が進められることを期待しています。GEヘルスケア・ジャパンは、日本に開発拠点を有する企業として、国内の医師や技術者のニーズを把握し、価値ある研究開発を推進するとともに、このプロジェクトから生まれる成果の世界への発信にも力を入れてまいります」と述べています。
GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約2,000名、本社および60カ所の事業拠点があります(2019年4月1日現在)。ホームページアドレスはwww.gehealthcare.co.jp(ライフサイエンス統括本部:www.gelifesciences.co.jp)。
〜AIデータサイエンティストの育成と研究促進を支援する取り組み、社会実装を視野〜
日本の医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:多田荘一郎 以下、GEヘルスケア・ジャパン)と、国内および国際社会で活躍し貢献する人材の育成に努めている慶應義塾大学は、この度、AIサイエンティストの育成と研究促進を相互に支援しあう産学医工連携のプロジェクトを始動します。このプロジェクトを通して、日本が直面しているAIデータサイエンティスト不足の課題に医療分野で連携し、産学医工連携の強みを活かして「AI×画像診断」「AI×メディカル」における社会実装で世界をリードする人材と研究を創出するエコシステムの構築を目指します。
プロジェクトの背景 「日本が直面するAIデータサイエンティスト不足」
Artificial Intelligence (以下、AI)、Internet of Things(以下、IoT)、ビッグデータ解析など、技術進展を最大限に活用したデジタルトランスフォーメーションがさまざまな分野で進められている中、集積されたデータを分析しその結果を各分野で活用していくために重要な役割を担うAIデータサイエンティストへのニーズはますます高まっています。医療分野でもSIP(戦略的イノベーション創造プロジェクト)におけるAIホスピタル事業や保健医療分野AI開発加速コンソーシアムに代表される国を挙げての導入の動きは加速していますが、日本で必要とされるAIデータサイエンティストの絶対数が不足しています。また、優秀なAIデータサイエンティストが携わっても工学的な技術に特化した研究であることや、医師が多忙により日々の臨床の中で十分に時間を割けない研究であることなど、研究結果が社会実装につながりにくいといった課題もあります。
産学医工連携の目的 「優秀なAI人材と研究推進のエコシステムを構築」
その課題に取り組むべく、GEヘルスケア・ジャパンと慶應義塾大学医学部、理工学部(以下、慶應義塾大学)がAIデータサイエンティスト育成のための連携協定を締結しました。GEヘルスケア・ジャパンと慶應義塾大学は、次世代を担う人材を育成するという視点およびAI研究を加速させる視点で協議を進めてきました。その結果、両者間で相互の人的、知的、物的資源の交流を推進し、その成果を社会実装していくエコシステムを構築することで合意しました。今後、慶應義塾大学の医学部および理工学部に在籍する優秀な学生からの、自由な発想が生まれる環境を実現すべく、インフラの整備を行っていきます。この新たな環境から生まれてくる発想に対して、医学的、工学的、ビジネス的見地から連携を行うことで、AIサイエンティストの育成及び研究の促進、さらに医療分野におけるAIの活用を加速させていきます。
産学医工連携で実現するビジョン 「『AI×画像診断』『AI×メディカル』の社会実装で世界をリード」
本プロジェクトは、慶應義塾大学の医学部および理工学部の優秀な学生が集まってくるプロジェクトルームを慶應義塾大学病院内に設置し、AI研究開発のためのITインフラを整備します。「AI×画像診断」「AI×メディカル」において世界をリードするAIデータサイエンティストを創出するための教育、トレーニングの仕組みを取り入れるとともに、研究のスピードと質の向上、論文・学会発表を促進する連携推進プロジェクトチームの発足、新しいアルゴリズムの製品応用および社会実装を実現していきます。臨床的な意義と工学的な価値を掛け合わせる産学医工連携の活動を通して、医療分野におけるAIの社会実装を加速させていきます。
プロジェクトにかける想い 「育成、研究、そして社会実装」
慶應義塾大学「学びあい教えあう『半学半教』の気風を持ち、世界の学界をリードし、国内外から優秀な学生、研究者が集まる学塾を構築し、国内および国際社会で活躍し貢献する人材の育成に尽力」
医学部放射線科学(診断)教室陣崎雅弘教授は、「AIやディープラーニングに関して優秀な能力を持った学生は既に多くいます。データサイエンティストが不足している中で、彼らに更なる成長の機会を与えることはAI研究の加速、更にAIの社会実装を加速することに直結すると考えています」 と述べています。
理工学部生命情報科学榊原康文教授は、「理工学部における研究は技術を追求する傾向にありますが、医学部の先生方や企業の方々との枠組みになることで、研究が臨床的価値と社会実装につながる非常に価値ある取り組みだと考えています」と述べています。
GEヘルスケア・ジャパン 「『患者さんのために最善を尽くすことに誇りを持つ』の社是を基礎としてグローバルに事業を推進し、豊かな価値を創造することを経営理念として医療課題の解決に取り組む」
CEOの多田荘一郎は、「このプロジェクトによって、日本に力強いイノベーションを生み出すプラットフォームが構築され、研究や育成に留まらず社会実装につながる医工・産学連携が進められることを期待しています。GEヘルスケア・ジャパンは、日本に開発拠点を有する企業として、国内の医師や技術者のニーズを把握し、価値ある研究開発を推進するとともに、このプロジェクトから生まれる成果の世界への発信にも力を入れてまいります」と述べています。
GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約2,000名、本社および60カ所の事業拠点があります(2019年4月1日現在)。ホームページアドレスはwww.gehealthcare.co.jp(ライフサイエンス統括本部:www.gelifesciences.co.jp)。