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2020年「心に残った音」トップ10が決定

第1位は 「緊急事態宣言により、閑散とした繁華街・観光地などの静けさ」

                                        2020年12月11日

 

 リオン株式会社(本社:東京都国分寺市、社長:清水健一)は、2020年 「心に残った音」 の調査を実施しましたので、その結果をご報告いたします。また、このたび2011年から実施した調査も10回目を迎えたことに伴い、過去10年間の調査第1位を振り返りランキングにした「10年間の最も心に残った音」も掲載いたしました。

 

 世の中には様々な 『音』 が存在しています。そして『音』と『記憶に残る出来事』が密接に結びついていることは少なくありません。当社は、音を科学する企業として、多くの方々が1年を象徴する印象深い音を共有していることに着目し、毎年「心に残った音」について調査を実施しています。2020年の「心に残った音」トップ10は下記の通りとなりました。

 

1.2020年「心に残った音」調査結果

Q.2020年、あなたの心に残った音をいくつでもお選び下さい。 n=1,000 ※複数回答

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105830/202012118454/_prw_PT1fl_wd2z2f70.png

 

●2020年「心に残った音」調査について

候補となる音は注意喚起音、自然音、歓声、人工音、機械音、ニュース報道の一部(声)、テレビ番組やテレビCMの効果音などとし、流行歌や流行語、テレビCMなどでの企業名・商品名などは対象外としています。当社グループ内で募集した「心に残った音」候補の中から、今年の新入社員による選考委員会にて、インターネット投票の対象とする11個の音を選定しました。インターネット投票は、一般の方1,000名を対象に実施し、その他(投票対象以外)の「心に残った音」についても伺いました。

 

・調査時期:2020年11月中旬 

・有効回答:インターネット投票者1,000名(20歳以上の男女各500名)

 

●2020年 「心に残った音」 調査結果の要約

第1位:「緊急事態宣言により、閑散とした繁華街・観光地などの静けさ」

2020年4月7日に発令された緊急事態宣言。4月16日には対象地域が全国に拡大されました。それに伴う外出自粛要請などにより、いつもは多くの人で賑わう繁華街や観光地などは、人がほとんどいない閑散な状況となりました。2020年の第1位は、「緊急事態宣言により、閑散とした繁華街・観光地などの静けさ」となりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012118454-O2-xG07rmU7

 

第2位:「各スポーツにおける無観客試合で響く、選手の声、競技中の音」

感染拡大防止のため多数の方が集まるような全国的なスポーツイベントなどについては、中止、延期、規模の縮小などが要請されました。その後、各スポーツイベントなどは無観客試合となり、観客の応援が無いなかで、今までは聞こえにくかった選手の声や競技中の音が響きわたりました。この選手の声、競技中の音が第2位となりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012118454-O3-b4Z3yyZM

 

第3位:「医療従事者などへの感謝とエールとして世界各国で行われた拍手」

コロナ禍において、医療従事者などの過酷な状況に対応する方を応援し、感謝を表すため、世界各国をはじめ日本国内においても、多くの方が心からエールの拍手を行いました。この拍手は、医療従事者などに加えて、多くの方々に新型コロナウイルスに立ち向かう勇気を与えました。第3位には、医療従事者などへの感謝とエールを送る拍手が選ばれました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012118454-O4-pEI4m73D

 

第4位:「電車やバスなどで聞こえた咳」

通勤・通学などで、電車やバスなどの公共交通機関を利用した際、車内で聞こえた誰かの咳。この咳の音を気にされた方が多かったようです。

 

第5位:「アメリカ大統領選挙における人々の声」

10月から11月にかけて、アメリカの大統領選挙が行われました。両陣営を応援する人々の熱狂する声が連日テレビなどの報道を通じて聞こえてきました。

 

第6位:「入店する時や自宅で測定した体温計の音」

飲食店、病院、イベント会場など様々な施設において、入館する際に体温測定が行われています。また自宅で検温を実施する人も少なくありません。

 

第7位:「医療従事者などへの応援として飛行したブルーインパルスの飛行音」

新型コロナウイルスに対応する医療従事者などへの敬意と感謝を示すため、ブルーインパルスが飛行を実施しました。この時の飛行音は実際に見た人だけでなく、テレビなどの報道によって広く伝わりました。

 

第8位:「リモートワークによるWEB会議の効果音や会話、ノイズ」

新型コロナウイルス感染拡大防止策として、在宅勤務者が増えたことにより、会議もWEBで行われることが多くなりました。その際に、パソコンなどからのマイクテストの効果音、画面越しでの相手の声・ハウリングなどのノイズが印象に残ったようです。

 

第9位:「ステイホームにより、今まで気づかなかった鳥や虫の鳴き声などの自然音」

外出自粛要請により、自宅で過ごすことが多くなったステイホーム期間。自宅にいるとこれまで気がつかなかった様々な音が聞こえてきました。なかでも鳥や虫の鳴き声などが心に残ったことがうかがえます。

 

第10位:「緊急事態宣言下で、在宅勤務時に聞いた家族の声」

緊急事態宣言下、在宅勤務となり、休校によって自宅で遊ぶ子供たちなどの家族の声を今まで以上に聞いた結果だと思います。これまでで一番家族の声を聞いた人もいるのではないでしょうか?

 

その他の回答

・藤井聡太棋士が初タイトル獲得時の記者会見のシャッター音(60歳・男性)

 …タイトル獲得の最年少記録を塗り替える偉業を達成したから。

・安倍総理から菅総理へ代わった瞬間の人々の声(34歳・女性)

 …コロナで大変な状況の中、総理が交代することはとても印象に残ったから。

・読売ジャイアンツの坂本勇人選手が2000本安打を打った時の打球音と拍手(45歳・男性)

 …開幕前に坂本勇人選手自身がコロナに感染したりして大変だったから。

 

2.10年間の最も心に残った音 〜2011年から2020年〜

 2011年からはじめた「心に残った音」の発表も今年で10回目を迎えました。これまで発表してきた音は、その年を象徴し、多くの方々の心に今も残っていると思います。このたび過去10年間の「心に残った音」の第1位を振り返りランキングにしました。過去10年間の調査の中で最も「心に残った音」は、2011年に東日本大震災の発生後、テレビで連日放送されたACジャパンの公共広告「あいさつの魔法」内の「(楽しい仲間が)ポポポポ〜ン」となりました。

 

10年間の最も心に残った音 (比率は調査年ごとの第1位を占めた割合)

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105830/202012118454/_prw_PT2fl_41LOIZ8D.png

 

                                                  【本件に関するお問い合わせ先】

                                                   リオン株式会社 (URL:https://www.rion.co.jp/

                                                   担当:IR広報課 岡部、矢嶋

                                                   TEL:042-359-7830

 

 

 

 

 

 

 

 

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