製造業向けエッジ処理型データ活用プラットフォームを提供する Crosser Technologies ABへの出資について
[21/03/09]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2021年3月9日
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:稲川 尚之、以下、NDV)は、同社が運用するファンドを通じて、製造業向けエッジ処理型データ活用プラットフォーム(*1)を提供するCrosser Technologies AB(本社:スウェーデン ストックホルム、代表取締役社長:Martin Thunman、以下、Crosser)に出資を行いました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202103071932-O4-70jjiSSv】
近年、製造業において、生産性向上やコスト削減、オペレーションの最適化を目的としたデータ活用やスマートファクトリーへのニーズが高まっています。一方で、工場におけるデータは、機器ごとに異なるプロトコルやインターフェースにより収集が難しく、またデータ形式の整形等の作業稼働、大量のデータをクラウド転送処理するためのコスト増加や処理速度の低下など様々な課題があります。加えて、こうした各プロセスを管理するには複合的な専門知識が必要であり、それらを補助するツールは機能ごとに分散していることから、大規模な開発力や習熟のリソースを持つ企業以外は十分なデータ活用を実現しにくい状態にあります。
Crosserのプラットフォームは、こうした課題に対応するため工場機器のデータ処理・加工・活用に関する機能をトータルで提供します。様々な機器からのデータ収集をサポートすると共に、ビジュアル化された直感的な操作ができるため、プログラミング不要で分析や利用方法に応じたデータ形式への加工や自動変換が可能となります。また同社のソフトウェアは工場内機器のエッジ領域に配置されるため、リアルタイムに超高速なデータ処理を実現します。加工や分析に加えデータに応じた製造機器の自動制御等へも活用することができ、また工場内での利用以外にもERP(*2)やMESシステム(*3)、SAP(*4)等の様々な外部ツールとの連携が実現されており、全社的なリソースや経営管理にも活用が可能です。
製造業のデータ活用に必要な機能を統合的に提供し、企業規模を問わず簡易に導入できる点や多様な用途へ活用できる点が評価され、既にグローバルで幅広い製造業での導入が拡大しています。今後日本においても、スマートファクトリーの実現に向け製造業のデジタル化を推進するサービスとして普及が見込まれています。
NTTグループでは、ITで世の中のさまざまな社会課題を解決していくスマートな社会「Smart World」の実現のために、企業のデータ利活用を支えるサービスに力を入れ、企業のDXをサポートする「DX Enabler」になることを宣言しています。またNTTドコモは製造現場の生産性向上を目的に、5Gに対応した製造機器一括分析ソリューション「FAAP」を提供開始するなど、製造業向けの取り組みに注力しています。Crosserの提供するサービスおよびテクノロジーは、こうしたNTTグループの取組みとの親和性が高いことから、今回の出資に至りました。
今後、NDVはCrosserとNTTグループの連携を支援することで、新たな価値創造に向けた取り組みを推進してまいります。
<用語注>
(*1)エッジ: データの発生源や活用場所に近いシステム/ネットワークの終端部分
(*2) ERP: Enterprise Resource Planningの略で、企業運営に必要な様々なプロセス管理を一つのシステムに統合したもの
(*3) MES: Manufacturing Execution Systemの略で、製造実行システムのこと
(*4) SAP: SAP社が提供するERPサービスのこと
■Crosser Technologies ABについて
会社名 Crosser Technologies AB
所在地 Regeringsgatan 113, 111 39 Stockholm, Sweden
代表者 Martin Thunman
事業内容 製造業向けエッジ処理型データ分析プラットフォームの開発・提供
URL https://crosser.io/
掲載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
【別紙】Crosserプラットフォーム概要
利用イメージ(1):ソリューション全体構成
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202103071932-O5-633Z1BVn】
利用イメージ(2):ビジュアル化されたツールによるデータ処理
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202103071932-O6-AgudHsmN】
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:稲川 尚之、以下、NDV)は、同社が運用するファンドを通じて、製造業向けエッジ処理型データ活用プラットフォーム(*1)を提供するCrosser Technologies AB(本社:スウェーデン ストックホルム、代表取締役社長:Martin Thunman、以下、Crosser)に出資を行いました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202103071932-O4-70jjiSSv】
近年、製造業において、生産性向上やコスト削減、オペレーションの最適化を目的としたデータ活用やスマートファクトリーへのニーズが高まっています。一方で、工場におけるデータは、機器ごとに異なるプロトコルやインターフェースにより収集が難しく、またデータ形式の整形等の作業稼働、大量のデータをクラウド転送処理するためのコスト増加や処理速度の低下など様々な課題があります。加えて、こうした各プロセスを管理するには複合的な専門知識が必要であり、それらを補助するツールは機能ごとに分散していることから、大規模な開発力や習熟のリソースを持つ企業以外は十分なデータ活用を実現しにくい状態にあります。
Crosserのプラットフォームは、こうした課題に対応するため工場機器のデータ処理・加工・活用に関する機能をトータルで提供します。様々な機器からのデータ収集をサポートすると共に、ビジュアル化された直感的な操作ができるため、プログラミング不要で分析や利用方法に応じたデータ形式への加工や自動変換が可能となります。また同社のソフトウェアは工場内機器のエッジ領域に配置されるため、リアルタイムに超高速なデータ処理を実現します。加工や分析に加えデータに応じた製造機器の自動制御等へも活用することができ、また工場内での利用以外にもERP(*2)やMESシステム(*3)、SAP(*4)等の様々な外部ツールとの連携が実現されており、全社的なリソースや経営管理にも活用が可能です。
製造業のデータ活用に必要な機能を統合的に提供し、企業規模を問わず簡易に導入できる点や多様な用途へ活用できる点が評価され、既にグローバルで幅広い製造業での導入が拡大しています。今後日本においても、スマートファクトリーの実現に向け製造業のデジタル化を推進するサービスとして普及が見込まれています。
NTTグループでは、ITで世の中のさまざまな社会課題を解決していくスマートな社会「Smart World」の実現のために、企業のデータ利活用を支えるサービスに力を入れ、企業のDXをサポートする「DX Enabler」になることを宣言しています。またNTTドコモは製造現場の生産性向上を目的に、5Gに対応した製造機器一括分析ソリューション「FAAP」を提供開始するなど、製造業向けの取り組みに注力しています。Crosserの提供するサービスおよびテクノロジーは、こうしたNTTグループの取組みとの親和性が高いことから、今回の出資に至りました。
今後、NDVはCrosserとNTTグループの連携を支援することで、新たな価値創造に向けた取り組みを推進してまいります。
<用語注>
(*1)エッジ: データの発生源や活用場所に近いシステム/ネットワークの終端部分
(*2) ERP: Enterprise Resource Planningの略で、企業運営に必要な様々なプロセス管理を一つのシステムに統合したもの
(*3) MES: Manufacturing Execution Systemの略で、製造実行システムのこと
(*4) SAP: SAP社が提供するERPサービスのこと
■Crosser Technologies ABについて
会社名 Crosser Technologies AB
所在地 Regeringsgatan 113, 111 39 Stockholm, Sweden
代表者 Martin Thunman
事業内容 製造業向けエッジ処理型データ分析プラットフォームの開発・提供
URL https://crosser.io/
掲載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
【別紙】Crosserプラットフォーム概要
利用イメージ(1):ソリューション全体構成
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202103071932-O5-633Z1BVn】
利用イメージ(2):ビジュアル化されたツールによるデータ処理
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202103071932-O6-AgudHsmN】