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「東京ビエンナーレ2023」がいよいよ開幕!

東京のまちを舞台に2年に1度開催する国際芸術祭/この夏参加できる!注目のプロジェクトへのご取材のお願い

2023.6.20
https://tokyobiennale.jp/

Press Release
2023年6月吉日
報道関係者各位
一般社団法人東京ビエンナーレ

東京のまちを舞台に2年に1度開催する国際芸術祭東京ビエンナーレ2023
「東京ビエンナーレ2023」がいよいよ開幕!
この夏参加できる!注目のプロジェクトへのご取材のお願い

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206446-O1-glby5r59


東京ビエンナーレは、東京のまちを舞台に2年に1度開催する国際芸術祭です。世界中から幅広い分野のアーティストやクリエイターが集結し、まちや人々の営みに深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げる芸術祭として始動しました。第2回となる東京ビエンナーレ2023のテーマは、「リンケージ つながりをつくる」。リンケージ(Linkage)とは、関係性=つながりを意味します。人間関係に限った事柄だけではなく、場所、時間、生物、植物、できごと、モノ、記憶、情報等、あらゆるものが複雑に絡み合い変容しながら存在する世界に、わたしたちが見いだしていく「関係性=つながり」への希望と決心をあらわしています。
ユニークかつ多彩な文化の地層を持つ都市・東京に、アートという自由な視点がどのような多様な「つながり」を見いだしたのか、夏会期・秋会期を通じてじっくりとご覧いただければと願っています。
東京ビエンナーレ2023公式サイト https://tokyobiennale.jp/【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206446-O2-ZeQ15z3c

【開催概要】
名 称|東京の地場に発する国際芸術祭 東京ビエンナーレ2023
テーマ|リンケージ つながりをつくる
総合ディレクター | 中村政人・西原 珉
会 期|夏会期 2023年7〜9月【プロセス公開:作品が生み出される現場や過程に様々な形で参加可能】      秋会期 9月23日(土)〜11月5日(日)【成果展示:完成した作品をめぐり東京都心を街歩き】
会 場|東京都心北東エリア(千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがるエリア) の      歴史的建築物、公共空間、学校、店舗屋上、遊休化した建物等
入 場|無料(一部プログラムは有料※)※ 開催場所や時間、内容等の関係上、実現のために有料制とするプログラム群で、料金はプログラムごとに設定されます。いずれも無料プログラムの世界からさらに一歩踏み込み、密度の高い体験をご提供します。
※ 有料チケット購入先は、アソビュー!・ArtSticker・Peatixからお選びいただけます。
主 催|?般社団法?東京ビエンナーレ
後 援|千代田区、中央区、文京区、台東区、一般社団法人 千代田区観光協会、 一般社団法人中央区観光協会、一般社団法人文京区観光協会、東京藝術大学、アイスランド大使館、オーストラリア大使館、シンガポール大使館、ドイツ連邦共和国大使館、トルコ共和国大使館、ニュージーランド大使館、ブラジル大使館
特別助成|公益財団法人石橋財団
助 成|中央区文化推進事業助成(中央区文化・国際交流振興協会)、SAHA Association
特別協賛|三菱地所株式会社
協 賛|三井不動産株式会社、株式会社大丸松坂屋百貨店、大丸有SDGs ACT5実行委員会、野村不動産ホテルズ株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、YKK株式会社、 株式会社ドゥ・クリエーション、東洋製罐グループホールディングス株式会社、株式会社ファミリーマート、株式会社ローソン、株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント
事業パートナー|FSX株式会社、株式会社東京ドーム、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、特定非営利活動法人大丸有エリアマネジメント協会
特別協力|東日本旅客鉄道株式会社、東叡山 寛永寺、株式会社ムラヤマ、ジュエリータウンおかちまち
協 力|合同会社コマンドA
補助事業|令和5年度日本博2.0事業(補助型)(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)

 
この夏参加できる! 注目のプロジェクト5選

(1) ジュエリーと街 ラーニング
エリアK/神田・湯島・上野・御徒町エリア
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206446-O4-7Hm0ZSPj
宝石問屋を視察する一力昭圭(チューター:左)と小池一子(クリエイティブディレクター:右)場所:アフガンブラザーズ

人間に一番身近なクリエーション「ジュエリー」の再発見、再創造をめざすプロジェクト。御徒町から外神田の街並みに専門店、職人さんを訪ね、貴金属や宝石の多様性を知る。家で眠っている古い装身具をコンテンポラリー・アクセサリーにつくりかえる。プロフェッショナルな造り手のアシストや関連する文化の講座にヒントを得る。参加者自身が行動し、学んで楽しむプロジェクトです。活動は2023年春から秋にかけて段階的に進行しています。無印良品、パルコ等の広告を?掛け、昨年?化功労賞を受賞した?池??がクリエイティブディレクターを務めます。

スケジュール
4月13日(木) 講座1【ガイダンス(御徒町)、御徒町まち歩き】
4月22日(土) 講座2【デザイン作り+座学】
5月20日(月) 講座3【デザイン作り+座学】(ゲスト講師:minä perhonen皆川明/橋本和幸)
6月10日(土) 講座4【職人さんとの相談会、創作の依頼】
夏休み期間 各種プログラム 【東京ビエンナーレ2023での成果発表展に向けた準備】
9月上旬 公開トークイベント
9月16日(土) 講座5【ジュエリー完成講評会】於:ノーガホテル上野東京
10月 東京ビエンナーレ2023(秋会期)にて成果発表展を開催/展示会場:ノーガホテル上野東京
※各講座は、御徒町(台東区上野・台東)、御徒町周辺の宝飾品・貴?属店、東京藝術大学で実施
※本スケジュールは、事前にお申し込みいただいたラーニング受講者のためのものとなります。一般の皆さま向けには、9月上旬にトークイベントを計画しております。
詳しくは、東京ビエンナーレ2023のウェブサイトをご覧ください。

アーティスト・メンバー
小池一子(クリエイティブディレクター)、一力昭圭(チューター)、岩間賢(コーディネーター)、杉浦時斗(アシスタントディレクター)、橋本和幸(プロジェクトパートナー)、丸山素直(プロジェクトパートナー)、今村亮介・後藤まどか・朴泰賢・福島音舞里・山本光(東京藝術大学デザイン科)

ジュエリーと街 ラーニング 詳細
https://tokyobiennale.jp/tb2023/linkage/jewelry-and-the-town/?lang=ja

 
(2) 超分別ゴミ箱2023
エリアH/本郷・水道橋・神保町エリア
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206446-O6-KyFTX3Ej
《超分別ゴミ箱》1995年(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)

私たちの日常生活と切り離せない「ゴミ」。例えば私たちがアイスクリームを食べたときに生まれるゴミはゴミ箱へ吸い込まれた後、どこへ行き、どうなるのでしょう。このプロジェクトは、日常的なゴミの分別を極端に推し進めたらどうなるのだろうかという疑問から始まっています。特にその分別と再使用・再生利用の重要性が高いプラスチックという素材に焦点を絞り、メディア・アーティストの藤幡正樹を中心とする参加者が、ワークショップや展示という形態での交流と表現の活動を行います。

主なプロジェクトの流れ
・プラスチックの種類を判別できる安価な電子デバイスの開発
・ワークショップを通じて、作家だけでなく、参加者家族もプロジェクトに関わる
・そして、企業や各種協会等がプロジェクトを通じてつながる
・展示期間を通じて、参加型の展開による、成果や作品の展示を行う

今後のスケジュール
6月23日(金)  特別レクチャー、参加者募集告知
7月9日(日) キックオフ・イベント開催(リモート+リアル)
7月〜8月 オンラインに空間を作り情報交換できるようにする
8月19日(土)・20日(日) ワークショップ開催【於】東京都立工芸高校
9月下旬 作品成果物の展示、東京ビエンナーレ2023会場(東京都立工芸高校やその周辺の商業施設、公共空間等)への設置搬入作業

アーティスト・メンバー
藤幡正樹(メディア・アーティスト)、乾義和、長峰宏治、東京都立工芸高校、その他参加者、自治体、企業、各種団体等

超分別ゴミ箱2023 詳細
https://tokyobiennale.jp/tb2023/linkage/super-sorted-garbage-bins-2023/?lang=ja

 
(3) わたしたちは顔のYシャツ
エリアK/神田・湯島・上野・御徒町エリア
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206446-O7-6xa29k6I

「顔のYシャツ」は1920年に創業したオーダーワイシャツ専門店。ビルの多い神田小川町に忽然と現れる大きな顔の看板がトレードマークの店です。関東大震災で罹災後、戦災にもめげずに店舗を再興し、ずっと同じ場所で営業していました。特徴的な看板は、初代店主・梶永松氏の青年時代の似顔絵をそのまま意匠に用いています。店舗は 2020 年初頃、惜しまれつつ閉店しました。 本プロジェクトは、この「顔のYシャツ」の価値を社会的に保存するために、この「顔」を多様なメディア(絵画、写真、映像等)で作品化していきます。また建築については、解体されるまでこの歴史的な「顔のYシャツ」をひとりの人格として象徴化し、「終活」をするような活動を展開する予定です。

主な活動
東京ビエンナーレ秋会期のオープンに合わせ、「顔のワイシャツ」新店舗を開店し期間限定で営業。店内サービスとして、オリジナルのTシャツ、絵画等を注文できるほか、アイスコーヒー等飲食可能。「顔」をシルクスクリーンプリントするワークショップ等を実施。またイベント予定として、「顔」のそっくりさんコンテスト(店内でコンテスト公開審査会を行う)、パーティーイベント(「顔」のお面をつけて仮面舞踏会的なパーティーを開催)、夏会期と秋会期を通し、トークイベントや音楽ライブイベント等を店内で開催する。

今後のスケジュール
6月  プロジェクトメンバーを募集
7月  店内の改修を始め、多様な「顔」の制作を開始
7月10日(月)〜9月21日(木) 東京ビエンナーレ2023(夏会期)にてワークショップ、公開制作
9月23日(土)〜11月5日(日) 東京ビエンナーレ2023(秋会期)に新店舗を開店、期間限定営業

アーティスト・メンバー
中村政人、「顔」、「私たちは顔のYシャツ製作」メンバー

わたしたちは顔のYシャツ 詳細
https://tokyobiennale.jp/tb2023/linkage/we-are-kao-no-waishatsu/?lang=ja

 
(4) パブローブ:100年分の服
エリアK/神田・湯島・上野・御徒町エリア
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206446-O8-63TEvU2m
西尾美也 + 403architecture [dajiba]《Pubrobe》2016年 「あいちトリエンナーレ2016」展示風景、愛知県美術館 撮影:Yoshihiro Kikuyama

パブローブとは「パブリック」と「ワードローブ」を組み合わせた造語で、 服の図書館のような、誰もが利用できる公共のワードローブを作り出すプロジェクトです。アーティストの西尾美也がナイロビのマーケットから着想を得て始まったこの試みを、今回は関東大震災後の復興期に建てられた神田の看板建築・海老原商店を拠点に展開します。関東大震災から現在まで100年の間に着られた服を皆様から募集し、服の貸出、服のレプリカ制作、イベント等を実施することで、人々が生きてきた100年分の時間/生活文化をこれからの東京へとつなげていきます。

今後のスケジュール
現在    服を募集中
6月〜9月  レプリカ制作(トークイベントやワークショップも実施)
10月    パブロープ運営(トークイベントやワークショップも実施)

アーティスト・メンバー
西尾美也(アーティスト)、海老原義也(海老原商店オーナー)、岩間香、宍戸遊美(プロジェクトコーディネーター)、谷川潤、東京藝術大学学生。ほか、これまで海老原商店を利用し関係を築いてきた人たち、神田須田町の地域の人たち、地域にいる職人(染め物等)、ファッションや着物の専門家・学生、過去より引き継がれた衣類を持っている人たち、コスプレ衣装を作る人たち、新たに地域に住み始めた人たち。

パブローブ:100年分の服詳細
https://tokyobiennale.jp/tb2023/linkage/pubrobe-100-years-of-clothing/?lang=ja

 
(5) Not Lost Tokyo
エリアO/その他のエリア(都内複数箇所にてAR展示等を予定)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206446-O9-YTv3LF5m

Not Lost Tokyoは、東京の失われていく建物をデータ化することで、新たな価値として生まれ変わることを探る実験的なアートプロジェクトです。メタボリズム建築の代表でもあり2022年に惜しまれつつ解体された中銀カプセルタワービルの精細な3Dデータをもとに、多様な作品の制作を行うことで、「データ化による建造物の新たな可能性」を示します。メタボリズム建築の思想は、「生命の原理に基づき、社会の変化や人口の成長に合わせて有機的に成長すること」でした。今回の試みは、建造物の3Dデータを建造物のDNAととらえ、未来に向けて有機的に成長させる新たなメタボリズム、とも言えるでしょう。

主な活動
夏会期では、ワークショップを実施します。ワークショップでは、メタボリズムの思想を知り、中銀カプセルタワービルの3Dデータをもとにした創造的な活用法のアイディエーションを行います。
秋会期では、中銀カプセルタワービルの3Dデータをもとにした多様な作品の展示を行います。展覧会の実施、AR展示、VR空間でのイベント、ウェブサイトでの発表等を計画しています。

今後のスケジュール
7月~9月   Not Lost Tokyoワークショップ開催。メタボリズムの思想を知り、
中銀カプセルタワービルの3Dデータをもとにした新たな活用法のアイデアを創出。
7月〜9月   作品制作
9月23日(土)〜11月5日(日)
東京ビエンナーレ2023(秋会期)にて作品展示(展覧会、AR、VR等)

アーティスト・メンバー
並河進、豊田啓介、瀬賀未久、藤原龍、根之木颯亮、新納大輔、喜々津良、田中健人、鏡味史子

Not Lost Tokyo 詳細
https://tokyobiennale.jp/tb2023/linkage/not-lost-tokyo/?lang=ja

東京ビエンナーレ2023では、夏会期と秋会期を通して、以上に挙げた5つのプロジェクトのほかにも、「東京」に積み重なる豊かな歴史や文化を芸術の力で編み直す多彩なプロジェクトをご用意しております。
詳しくは公式WEBサイトのメニューより「リンケージ」一覧をご覧ください。

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