インテージグループとシント「9カ国のシルバー世代オンライン行動調査」東南アジアのシニアはスマートフォンを使いこなし、日本は最下位?
[15/09/29]
提供元:PRTIMES
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〜50代以上のマーケットで勝つためのキーワードは「SILVER」〜
世界60カ国のオンライン調査パネル*を管理するCint AB(本社:スウェーデン、CEO:モールテン・ストランド/Morten Strand、以下シント、URL: http://www.cint.com/)と、インテージグループの海外子会社であるINTAGE (Thailand) Co., Ltd.(以下、インテージ・タイ)は、東南アジア・欧米等の9カ国2,700人、シルバー世代900名を含む共同インターネット調査を実施し、その結果を世代毎の比較を含めた「シルバー世代の台頭」として発表しました。
【調査結果の要約】
東南アジア5カ国(タイ・ベトナム・インド・インドネシア・シンガポール)は60%以上のシニアが「スマホが毎日の生活に役立つ」と答える一方、日本は最下位で24%。
「スマートフォンは他人と自分をつなぐ・生産性を高める」でも、順位は入れ替わるが東南アジア5カ国が上位を占め、スウェーデン、イギリス、アメリカ、日本が下位となる。
買い物に関しての傾向は各国で傾向が異なるが、若い世代と変わらず新しいものを積極的に受け入れる一方、社会的に価値が高いものに重きを置いている。
[画像1: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-743758-9.jpg ]
【調査の背景】
グローバル規模で60歳以上の人口が出生率を上回り、世界が急速に高齢化している。高齢化は社会・経済発展における大きな課題である一方、ビジネスの好機でもある。しかし、この世代の二ーズに合致した商品・サービスの開発は、まだまだ追いついていない。「シニア」と一括りにできず、国毎に異なるニーズの理解を深める。
【調査の概要】
テーマ:「シルバー世代のオンライン行動の比較調査」(インターネット調査)
対象者:日本、タイ、インドネシア、インド、ベトナム、スウェーデン、シンガポール、アメリカ、イギリスの9カ国、20〜69歳以上の男女、2,700人
*調査結果ではシルバー世代各国100人の結果を、他世代の動向と比較しています
[画像2: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-445482-2.jpg ]
平均寿命の世界一(長寿大国)は日本であるが、「高齢化スピード」*においては、シンガポールおよびタイが日本を超えている状況。*1981年-2012年の年間成長を比較(データ:Bloomberg)
[画像3: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-362325-11.jpg ]
「実年齢より若く見えると言われる」と答えたのは9カ国全体では59%
世代別では20-34歳(53%)、35-49歳(58%)よりやや高い
国別で高いのはアメリカ(66%)、イギリス(63%)、日本(63%)がトップ3
[画像4: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-479705-4.jpg ]
スマートフォンが毎日の生活に役に立っている」と答えたのは9カ国全体では56%
世代別では20-34歳(55%)、35-49歳(50%)よりもやや高い
国別ではタイが(78%)、ベトナム(77%)が突出しており、日本(24%)は最下位
[画像5: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-868276-3.jpg ]
「スマートフォンは他人と自分をつなぐものである」と答えたのは9カ国全体では52%
世代別では20-34歳(61%)、35-49歳(58%)よりは低い結果
国別ではシンガポールが(73%)、タイ・インドネシア(71%)がトップ3で、日本(11%)は最下位
[画像6: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-186838-5.jpg ]
「スマートフォンが自分の生産性を高め、マルチタスクをこなせる」と答えたのは9カ国全体では29%
世代別では20-34歳(41%)、35-49歳(39%)より10ポイント低い結果
国別ではタイ・ベトナム(54%)、インドネシア(52%)が続き、日本(4%)は最も低い
[画像7: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-174392-7.jpg ]
「買い物をする時は新しいブランドにトライしたい」と答えたのは9カ国全体では42%
世代別では20-34歳(42%)、35-49歳(42%)と変わらない
国別ではインド(57%)、インドネシア(54%)にアメリカ(51%)が続き、日本(14%)は最下位
[画像8: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-438532-6.jpg ]
「買い物をする時は社会的責任を持つエコなブランドを好む」と答えたのは9カ国全体では25%
世代別では20-34歳(27%)、35-49歳(25%)とほぼ変わらない
国別ではベトナム(46%)、タイ(40%)、インド(33%)がトップ3、日本(11%)は第8位
[画像9: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-554889-8.jpg ]
「買い物をする時に有名なブランドだから選ぶ」と答えたのは9カ国全体では33%
世代別では20-34歳(40%)、35-49歳(36%)よりやや少ない
国別ではインド(52%)、ベトナム(50%)、タイ(40%)と続き、日本(14%)は最下位
* 本調査結果は引用・転載いただけますが「インテージタイ・Cint調べ」と必ず明記してください。
* メディアの皆様以外のご利用の場合は、上記を注記の上で弊社までご連絡ください。
[画像10: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-289784-10.jpg ]
【50代以上を対象とした市場のキーワード:SILVER】
S (Social):オフラインのみならず、オンラインのメディアを積極的に利用している
I (Independence): 独立志向は高いが自己中心的ではない
L (Leisurely):のんびりしているが、だらだら寝っころがっている訳ではない
V (Values):価値重視、新しいものを積極的に受け入れるが、社会的に価値が高いものを重視
E (Experienced):経験豊かだが年寄りではない、「年寄り」というレッテルを張ってはいけない
R (Relaxed):のんびりしているが引退はしていない
【まとめ】
今回の9カ国調査からは、「シルバー世代」と一括りにしがちなこのターゲットにおいて、若者世代と変わらずスマートフォンを愛好し「テクノロジー恐怖症ではない」という実態とともに、やはり国ごとのシルバー世代に異なる特徴があることがわかる。「若年層が多い」イメージの東南アジアにおいて、「高齢化のスピード」という視点では日本を上回る勢いであるため、各国におけるシルバー世代の二ーズの理解を理解し、商品・サービスを開発することが重要である。
◆ Cint AB / Cint Japanについて
グローバルテクノロジーソリューション会社のCintは、出版社、メディア、市場調査会社、非営利団体等、1,000社以上の異なるパネル(アンケート回答者)から構成される、60カ国1,700万人以上の消費者オピニオンへのアクセスを提供しています。Cintが提供するオンラインパネルプラットフォーム「OpinionHUB(オピニオンハブ)」は、透明性の高い「インサイトを得るためのマーケットプレイス」として、世界各地からの調査が常時行われています。Cintはスウェーデン・ストックフォルムに本社を置き、現在欧州、北米、アジア太平洋の主要都市に拠点を設けている。
【本社】
社名: Cint AB
代表者:モールテン・ストランド/Morten Strand
設立: 1999年
所在地:Torsgatan 8 11123 STOCKHOLM Sweden
【日本支社】
社名: Cint Japan株式会社(http://www.cint.com/)*2015.8移転
代表者:モールテン・ストランド/Morten Strand
所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-23-4クローバー西新宿ビル9階
設立: 2011年
URL: http://www.cint.com/
◆INTAGE (Thailand) Co., Ltdについて http://www.intage-thailand.com/
インテージ・タイは2008年に設立後、タイの独立系最大手のResearch Dynamics Co., LTdと2011年に合併し、タイおよび東南アジアにおいてマーケティングリサーチ事業を展開しています。豊富な経験とその信念の下、企業の意志決定に不可欠な合理的で革新的なソリューションを提供し、お客様のビジネスの成功に貢献しております。
世界60カ国のオンライン調査パネル*を管理するCint AB(本社:スウェーデン、CEO:モールテン・ストランド/Morten Strand、以下シント、URL: http://www.cint.com/)と、インテージグループの海外子会社であるINTAGE (Thailand) Co., Ltd.(以下、インテージ・タイ)は、東南アジア・欧米等の9カ国2,700人、シルバー世代900名を含む共同インターネット調査を実施し、その結果を世代毎の比較を含めた「シルバー世代の台頭」として発表しました。
【調査結果の要約】
東南アジア5カ国(タイ・ベトナム・インド・インドネシア・シンガポール)は60%以上のシニアが「スマホが毎日の生活に役立つ」と答える一方、日本は最下位で24%。
「スマートフォンは他人と自分をつなぐ・生産性を高める」でも、順位は入れ替わるが東南アジア5カ国が上位を占め、スウェーデン、イギリス、アメリカ、日本が下位となる。
買い物に関しての傾向は各国で傾向が異なるが、若い世代と変わらず新しいものを積極的に受け入れる一方、社会的に価値が高いものに重きを置いている。
[画像1: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-743758-9.jpg ]
【調査の背景】
グローバル規模で60歳以上の人口が出生率を上回り、世界が急速に高齢化している。高齢化は社会・経済発展における大きな課題である一方、ビジネスの好機でもある。しかし、この世代の二ーズに合致した商品・サービスの開発は、まだまだ追いついていない。「シニア」と一括りにできず、国毎に異なるニーズの理解を深める。
【調査の概要】
テーマ:「シルバー世代のオンライン行動の比較調査」(インターネット調査)
対象者:日本、タイ、インドネシア、インド、ベトナム、スウェーデン、シンガポール、アメリカ、イギリスの9カ国、20〜69歳以上の男女、2,700人
*調査結果ではシルバー世代各国100人の結果を、他世代の動向と比較しています
[画像2: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-445482-2.jpg ]
平均寿命の世界一(長寿大国)は日本であるが、「高齢化スピード」*においては、シンガポールおよびタイが日本を超えている状況。*1981年-2012年の年間成長を比較(データ:Bloomberg)
[画像3: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-362325-11.jpg ]
「実年齢より若く見えると言われる」と答えたのは9カ国全体では59%
世代別では20-34歳(53%)、35-49歳(58%)よりやや高い
国別で高いのはアメリカ(66%)、イギリス(63%)、日本(63%)がトップ3
[画像4: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-479705-4.jpg ]
スマートフォンが毎日の生活に役に立っている」と答えたのは9カ国全体では56%
世代別では20-34歳(55%)、35-49歳(50%)よりもやや高い
国別ではタイが(78%)、ベトナム(77%)が突出しており、日本(24%)は最下位
[画像5: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-868276-3.jpg ]
「スマートフォンは他人と自分をつなぐものである」と答えたのは9カ国全体では52%
世代別では20-34歳(61%)、35-49歳(58%)よりは低い結果
国別ではシンガポールが(73%)、タイ・インドネシア(71%)がトップ3で、日本(11%)は最下位
[画像6: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-186838-5.jpg ]
「スマートフォンが自分の生産性を高め、マルチタスクをこなせる」と答えたのは9カ国全体では29%
世代別では20-34歳(41%)、35-49歳(39%)より10ポイント低い結果
国別ではタイ・ベトナム(54%)、インドネシア(52%)が続き、日本(4%)は最も低い
[画像7: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-174392-7.jpg ]
「買い物をする時は新しいブランドにトライしたい」と答えたのは9カ国全体では42%
世代別では20-34歳(42%)、35-49歳(42%)と変わらない
国別ではインド(57%)、インドネシア(54%)にアメリカ(51%)が続き、日本(14%)は最下位
[画像8: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-438532-6.jpg ]
「買い物をする時は社会的責任を持つエコなブランドを好む」と答えたのは9カ国全体では25%
世代別では20-34歳(27%)、35-49歳(25%)とほぼ変わらない
国別ではベトナム(46%)、タイ(40%)、インド(33%)がトップ3、日本(11%)は第8位
[画像9: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-554889-8.jpg ]
「買い物をする時に有名なブランドだから選ぶ」と答えたのは9カ国全体では33%
世代別では20-34歳(40%)、35-49歳(36%)よりやや少ない
国別ではインド(52%)、ベトナム(50%)、タイ(40%)と続き、日本(14%)は最下位
* 本調査結果は引用・転載いただけますが「インテージタイ・Cint調べ」と必ず明記してください。
* メディアの皆様以外のご利用の場合は、上記を注記の上で弊社までご連絡ください。
[画像10: http://prtimes.jp/i/13122/4/resize/d13122-4-289784-10.jpg ]
【50代以上を対象とした市場のキーワード:SILVER】
S (Social):オフラインのみならず、オンラインのメディアを積極的に利用している
I (Independence): 独立志向は高いが自己中心的ではない
L (Leisurely):のんびりしているが、だらだら寝っころがっている訳ではない
V (Values):価値重視、新しいものを積極的に受け入れるが、社会的に価値が高いものを重視
E (Experienced):経験豊かだが年寄りではない、「年寄り」というレッテルを張ってはいけない
R (Relaxed):のんびりしているが引退はしていない
【まとめ】
今回の9カ国調査からは、「シルバー世代」と一括りにしがちなこのターゲットにおいて、若者世代と変わらずスマートフォンを愛好し「テクノロジー恐怖症ではない」という実態とともに、やはり国ごとのシルバー世代に異なる特徴があることがわかる。「若年層が多い」イメージの東南アジアにおいて、「高齢化のスピード」という視点では日本を上回る勢いであるため、各国におけるシルバー世代の二ーズの理解を理解し、商品・サービスを開発することが重要である。
◆ Cint AB / Cint Japanについて
グローバルテクノロジーソリューション会社のCintは、出版社、メディア、市場調査会社、非営利団体等、1,000社以上の異なるパネル(アンケート回答者)から構成される、60カ国1,700万人以上の消費者オピニオンへのアクセスを提供しています。Cintが提供するオンラインパネルプラットフォーム「OpinionHUB(オピニオンハブ)」は、透明性の高い「インサイトを得るためのマーケットプレイス」として、世界各地からの調査が常時行われています。Cintはスウェーデン・ストックフォルムに本社を置き、現在欧州、北米、アジア太平洋の主要都市に拠点を設けている。
【本社】
社名: Cint AB
代表者:モールテン・ストランド/Morten Strand
設立: 1999年
所在地:Torsgatan 8 11123 STOCKHOLM Sweden
【日本支社】
社名: Cint Japan株式会社(http://www.cint.com/)*2015.8移転
代表者:モールテン・ストランド/Morten Strand
所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-23-4クローバー西新宿ビル9階
設立: 2011年
URL: http://www.cint.com/
◆INTAGE (Thailand) Co., Ltdについて http://www.intage-thailand.com/
インテージ・タイは2008年に設立後、タイの独立系最大手のResearch Dynamics Co., LTdと2011年に合併し、タイおよび東南アジアにおいてマーケティングリサーチ事業を展開しています。豊富な経験とその信念の下、企業の意志決定に不可欠な合理的で革新的なソリューションを提供し、お客様のビジネスの成功に貢献しております。