ジェイテクト、鉄鋼圧延機向け4列円すいころ軸受用オイルシールの開発完了
[17/10/31]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
密封性を高め、軸受寿命向上に貢献
ジェイテクトは、従来よりも密封性を高めた、より高性能の「鉄鋼圧延機向け4列円すいころ軸受用オイルシール」を開発
株式会社ジェイテクト(以下ジェイテクト)は、従来よりも密封性を高めた、より高性能の「鉄鋼圧延機向け4列円すいころ軸受用オイルシール」を開発。
鉄鋼設備は、高温かつ水やスケール(高温の鉄を加工する際に生じる酸化鉄の被膜)にさらされる、非常に過酷な環境で稼働します。そこで使われる軸受には重荷重、高速回転への対応力が要求されるとともに、過酷な環境に対応するオイルシールの密封性能が求めらる。
本開発品は、形状を工夫することで、密封性を高め、水浸入量や温度の大幅な低減を実現し、軸受の寿命向上、そして、お客様のメンテナンスコスト削減に貢献。
[画像: https://prtimes.jp/i/28729/14/resize/d28729-14-923916-0.jpg ]
1.特長
(1)密封性向上によるロバスト性の向上
オイルシールのリップ部(下図の青色部分)の形状を様々なパラメータに分けて分析し、形状を全面的に見直し。
これにより、ポンプ力(外部からの水・異物などを押し戻す力)を最大化し、軸受内部への水浸入量を従来比70%以上低減することに成功、潤滑性悪化による突発的な軸受の損傷を抑制。
(2)現行材(NBR:ニトリルゴム)の適用範囲拡大
オイルシールリップの温度を従来比で約30%低減。
リップ温度を約30%低減これにより、鉄鋼設備向け軸受用のオイルシール素材として一般的で安価なNBRの使用温度内で適用できる範囲が拡大。
(特殊な素材を使用せずにお客様の要求性能を充足できる)
(3)メンテナンスコストの削減
定期交換が必要とされるオイルシール自体の長寿命化により、お客様のメンテナンスコスト削減に貢献
2.販売計画
【量産開始】 2018年7月
【販売目標】 200,000千円/年(本開発品採用軸受の販売額)
【販売先】 国内外の鉄鋼メーカー
3.製造工場
国分工場、光洋シーリングテクノ株式会社(当社グループ会社)
ジェイテクトは、軸受事業のブランド「Koyo」に新たにタグライン「Key of your operation」を設定し、お客様とともに課題を解決し、嬉しさを提供するパートナーとして鉄鋼メーカーをはじめ、あらゆる産業に貢献をすすめる。
ジェイテクトは、従来よりも密封性を高めた、より高性能の「鉄鋼圧延機向け4列円すいころ軸受用オイルシール」を開発
株式会社ジェイテクト(以下ジェイテクト)は、従来よりも密封性を高めた、より高性能の「鉄鋼圧延機向け4列円すいころ軸受用オイルシール」を開発。
鉄鋼設備は、高温かつ水やスケール(高温の鉄を加工する際に生じる酸化鉄の被膜)にさらされる、非常に過酷な環境で稼働します。そこで使われる軸受には重荷重、高速回転への対応力が要求されるとともに、過酷な環境に対応するオイルシールの密封性能が求めらる。
本開発品は、形状を工夫することで、密封性を高め、水浸入量や温度の大幅な低減を実現し、軸受の寿命向上、そして、お客様のメンテナンスコスト削減に貢献。
[画像: https://prtimes.jp/i/28729/14/resize/d28729-14-923916-0.jpg ]
1.特長
(1)密封性向上によるロバスト性の向上
オイルシールのリップ部(下図の青色部分)の形状を様々なパラメータに分けて分析し、形状を全面的に見直し。
これにより、ポンプ力(外部からの水・異物などを押し戻す力)を最大化し、軸受内部への水浸入量を従来比70%以上低減することに成功、潤滑性悪化による突発的な軸受の損傷を抑制。
(2)現行材(NBR:ニトリルゴム)の適用範囲拡大
オイルシールリップの温度を従来比で約30%低減。
リップ温度を約30%低減これにより、鉄鋼設備向け軸受用のオイルシール素材として一般的で安価なNBRの使用温度内で適用できる範囲が拡大。
(特殊な素材を使用せずにお客様の要求性能を充足できる)
(3)メンテナンスコストの削減
定期交換が必要とされるオイルシール自体の長寿命化により、お客様のメンテナンスコスト削減に貢献
2.販売計画
【量産開始】 2018年7月
【販売目標】 200,000千円/年(本開発品採用軸受の販売額)
【販売先】 国内外の鉄鋼メーカー
3.製造工場
国分工場、光洋シーリングテクノ株式会社(当社グループ会社)
ジェイテクトは、軸受事業のブランド「Koyo」に新たにタグライン「Key of your operation」を設定し、お客様とともに課題を解決し、嬉しさを提供するパートナーとして鉄鋼メーカーをはじめ、あらゆる産業に貢献をすすめる。