ベーリンガーインゲルハイム、ゼンコー社とバイオスーペリア モノクローナル抗体の開発・製造・供給に関して業務提携
[12/02/23]
提供元:PRTIMES
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この資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)が2月21日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。尚、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。
ゼンコー社の抗体半減期を延長する独自技術Xtend(TM)で設計された抗体
2012年2月21日 米国/カリフォルニア州、ドイツ/インゲルハイム
ベーリンガーインゲルハイムとゼンコー社は2月21日、ゼンコー社のいくつかのバイオスーペリア モノクローナル抗体に関して業務提携することを発表しました。ゼンコー社は、独自のプラットフォーム技術であるプロテイン・デザイン・オートメーション(Protein Design Automation(R): PDA)を活用して次世代抗体を設計している企業です。本契約のもと、ベーリンガーインゲルハイムは、前臨床段階から臨床第1相段階における全ての製造および製品供給を請け負います。一方、ゼンコー社は、前臨床試験および臨床試験に関して責任を負います。本契約のもと、ゼンコー社は、製品に対するすべての開発実施権および商業権を保有します。臨床試験プログラムが臨床第1相段階から先に進むことになった場合、ベーリンガーインゲルハイムはその製造権を取得し、ゼンコー社に対して臨床用・商業用製品を供給することになります。
ゼンコー社の社長兼CEOであるバシル・ダイヤット(Bassil Dahiyat)博士は次のように述べています。「当社は、臨床的にも商業的にも素晴らしい成果をもたらす可能性を秘めたバイオスーペリア抗体の豊富なポートフォリオを有しています。この度の業務提携により、私たちは世界有数のバイオ医薬品受託製造企業であるベーリンガーインゲルハイムと強固なリレーションシップを構築することができるのです。当社とベーリンガーインゲルハイムは、将来本プログラムの成功を共有するために、早期前臨床・臨床開発段階における経済的リスクを共有していきます」。
ベーリンガーインゲルハイム バイオ医薬部門上級副社長のサイモン・スタージは次のように述べました。「ゼンコー社との業務提携がスタートすることを大変嬉しく思います。この提携は、受託製造における私たちの新しいビジネスモデルの1つを反映したものです。私たちは互いにそれぞれの強みを生かすことで、Win-Winの状況を生み出すことができると確信しています」。
ゼンコー社の主要なバイオスーペリア抗体は、抗体半減期を延長する独自技術Xtend(TM)で設計された抗TNF抗体です。同社は、第1相臨床試験を2013年に開始する予定にしています。私たちは、その試験結果からXtend(TM)技術の正当性を立証するために必要なヒトでの薬物動態データが得られることを期待しています。
ゼンコー社について
ゼンコー社は、独自のプラットフォーム技術であるプロテイン・デザイン・オートメーション(Protein Design Automation(R): PDA)を活用して、優れたバイオ医薬品を設計しており、抗体の半減期、免疫制御機能、力価を大きく向上させる抗体設計分野のリーディングカンパニーです。同社は臨床での治療薬候補となりうる複数のXmAb(R)抗体の開発を進めています。その中には自己免疫疾患治療のためのCD32bおよびCD19を標的とした抗体XmAb(R)5871や、ホジキンリンパ腫治療のための抗CD30候補抗体XmAb(R)2513などがあります。他にも、ブロックバスターとなっている抗体医薬のバイオスーペリアバージョンとして、半減期が長く、投薬間隔を延長できる製品ポートフォリオの開発も順調に進んでいます。ゼンコー社は、アムジェン、ファイザー、セントコア、モルフォシス、ベーリンガーインゲルハイム、CSLリミテッド、ヒューマン・ゲノム・サイエンシズなど、複数の業界大手と提携しています。これらの提携においてゼンコー社は、独自に開発した一連の抗体Fcドメインを適用し、半減期の延長もしくは活性の高い医薬品候補抗体の開発に取り組んでいます。詳細に関しては、www.xencor.comをご参照ください。
ベーリンガーインゲルハイムについて
ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界50カ国に145の関連会社を持つベーリンガーインゲルハイムグループは、世界全体で42,000人以上の社員を擁し、世界の製薬会社トップ20のひとつに名を連ねています。1885年の設立以来125年間、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、高い治療効果を持つ新規のヒト用医薬品および動物薬を研究、開発、製造、販売しています。
ベーリンガーインゲルハイムは、バイオ医薬品の受託開発・製造事業でも世界の大手企業のひとつに数えられます。哺乳類細胞株、微生物株の開発から製造最終工程、世界市場への供給に至るまで、ワンストップ・ショップのコンセプトでサービスを提供します。モノクローナル抗体、組換えタンパク、インターフェロン、酵素、融合分子、スカフォールドタンパク、プラスミドDNAなど複数の分子クラスで長年の経験を持ち、既に19もの物質を製品として市場に提供しています。さらに、受託製造用に、骨格タンパク質や抗体フラグメントなど新しい抗体模倣フォーマットに対する高抗体価プラットフォーム技術を有しています。
http://www.biopharma-cmo.com
ゼンコー社の抗体半減期を延長する独自技術Xtend(TM)で設計された抗体
2012年2月21日 米国/カリフォルニア州、ドイツ/インゲルハイム
ベーリンガーインゲルハイムとゼンコー社は2月21日、ゼンコー社のいくつかのバイオスーペリア モノクローナル抗体に関して業務提携することを発表しました。ゼンコー社は、独自のプラットフォーム技術であるプロテイン・デザイン・オートメーション(Protein Design Automation(R): PDA)を活用して次世代抗体を設計している企業です。本契約のもと、ベーリンガーインゲルハイムは、前臨床段階から臨床第1相段階における全ての製造および製品供給を請け負います。一方、ゼンコー社は、前臨床試験および臨床試験に関して責任を負います。本契約のもと、ゼンコー社は、製品に対するすべての開発実施権および商業権を保有します。臨床試験プログラムが臨床第1相段階から先に進むことになった場合、ベーリンガーインゲルハイムはその製造権を取得し、ゼンコー社に対して臨床用・商業用製品を供給することになります。
ゼンコー社の社長兼CEOであるバシル・ダイヤット(Bassil Dahiyat)博士は次のように述べています。「当社は、臨床的にも商業的にも素晴らしい成果をもたらす可能性を秘めたバイオスーペリア抗体の豊富なポートフォリオを有しています。この度の業務提携により、私たちは世界有数のバイオ医薬品受託製造企業であるベーリンガーインゲルハイムと強固なリレーションシップを構築することができるのです。当社とベーリンガーインゲルハイムは、将来本プログラムの成功を共有するために、早期前臨床・臨床開発段階における経済的リスクを共有していきます」。
ベーリンガーインゲルハイム バイオ医薬部門上級副社長のサイモン・スタージは次のように述べました。「ゼンコー社との業務提携がスタートすることを大変嬉しく思います。この提携は、受託製造における私たちの新しいビジネスモデルの1つを反映したものです。私たちは互いにそれぞれの強みを生かすことで、Win-Winの状況を生み出すことができると確信しています」。
ゼンコー社の主要なバイオスーペリア抗体は、抗体半減期を延長する独自技術Xtend(TM)で設計された抗TNF抗体です。同社は、第1相臨床試験を2013年に開始する予定にしています。私たちは、その試験結果からXtend(TM)技術の正当性を立証するために必要なヒトでの薬物動態データが得られることを期待しています。
ゼンコー社について
ゼンコー社は、独自のプラットフォーム技術であるプロテイン・デザイン・オートメーション(Protein Design Automation(R): PDA)を活用して、優れたバイオ医薬品を設計しており、抗体の半減期、免疫制御機能、力価を大きく向上させる抗体設計分野のリーディングカンパニーです。同社は臨床での治療薬候補となりうる複数のXmAb(R)抗体の開発を進めています。その中には自己免疫疾患治療のためのCD32bおよびCD19を標的とした抗体XmAb(R)5871や、ホジキンリンパ腫治療のための抗CD30候補抗体XmAb(R)2513などがあります。他にも、ブロックバスターとなっている抗体医薬のバイオスーペリアバージョンとして、半減期が長く、投薬間隔を延長できる製品ポートフォリオの開発も順調に進んでいます。ゼンコー社は、アムジェン、ファイザー、セントコア、モルフォシス、ベーリンガーインゲルハイム、CSLリミテッド、ヒューマン・ゲノム・サイエンシズなど、複数の業界大手と提携しています。これらの提携においてゼンコー社は、独自に開発した一連の抗体Fcドメインを適用し、半減期の延長もしくは活性の高い医薬品候補抗体の開発に取り組んでいます。詳細に関しては、www.xencor.comをご参照ください。
ベーリンガーインゲルハイムについて
ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界50カ国に145の関連会社を持つベーリンガーインゲルハイムグループは、世界全体で42,000人以上の社員を擁し、世界の製薬会社トップ20のひとつに名を連ねています。1885年の設立以来125年間、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、高い治療効果を持つ新規のヒト用医薬品および動物薬を研究、開発、製造、販売しています。
ベーリンガーインゲルハイムは、バイオ医薬品の受託開発・製造事業でも世界の大手企業のひとつに数えられます。哺乳類細胞株、微生物株の開発から製造最終工程、世界市場への供給に至るまで、ワンストップ・ショップのコンセプトでサービスを提供します。モノクローナル抗体、組換えタンパク、インターフェロン、酵素、融合分子、スカフォールドタンパク、プラスミドDNAなど複数の分子クラスで長年の経験を持ち、既に19もの物質を製品として市場に提供しています。さらに、受託製造用に、骨格タンパク質や抗体フラグメントなど新しい抗体模倣フォーマットに対する高抗体価プラットフォーム技術を有しています。
http://www.biopharma-cmo.com