2014卒就活モニターの選考試験の平均受験社数は、筆記3.8社、面接2.3社、集団討論2.0社。
[13/02/27]
提供元:PRTIMES
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2月上旬時点での就活状況調査結果 〜『就職活動モニター調査』(2013年2月発行)結果より〜
就職情報会社・株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2014年3月卒業予定の大学生の就職活動モニター(現大学3年生、理系は修士1年生を含む)を対象に2013年2月1日〜7日の期間、インターネットで調査を行いました。(回答数1,459人)
1. 2月1日のエントリー状況、一人あたりの平均は65.3社。前年同期より3社増加
2月1日現在の企業への平均エントリー社数は65.3社と、前年同期調査(62.3社)より3社多い結果と
なりました。1月調査に引き続き、対前年微増で推移しており、1月調査では49.5社だったので、この1カ月間で15.8社増えたことになります。(図表1参照)
2.選考試験の平均受験社数は、筆記3.8社、面接2.3社、集団討論2.0社
セミナー・会社説明会への平均参加社数は36.4社(前年同期1.3社増)で、1月調査に引き続き前年同期をやや上回るペースで進んでいます。(図表2-1)選考試験への参加状況として、エントリーシートを提出した人は全体で80.2%と先月調査(32.2%)から一気に48ポイントも増え、前年同期調査の73.2%に比べても7ポイント多く、企業側のエントリーシート受付が早期化している様子がうかがえます。(図表2-2)
WEB試験など選考試験の受験経験者も前年同期を上回り、筆記試験は7割以上が受験し、面接、グループディスカッションも3割を超え、平均受験社数は、筆記3.8社、面接2.3社、集団討論2.0社という結果になりました。セミナー同様、地域差が目立ち、地方学生は大都市圏学生より受験社数が少ない状況です。(図表2-3)
3.英語力、企業から評価してもらえるTOEICスコアは725点?
新卒採用時に企業から評価してもらえると思うTOEICのスコアを聞いたところ、平均値としては725点でした。(図表3-1)TOEICにおける「ビジネスレベル」の入り口は730点ですが、それに近い数字が得られ、学生自身も一つの目安としている様子が推測できます。一方、実際の英語力は「ほとんど会話できない(470点未満相当)」が3割以上にのぼるなど、乖離が見られる結果となりました。(図表3-2)
また、海外経験の有無を聞いたところ、「海外に行ったことはない」との回答が前年調査より微減し、「海外旅行」「語学研修」「その他海外研修(学術目的など)」といった海外経験がそれぞれ微増しました。(図表3-3)
4.理系学生の「推薦」就職意識、「自由応募のみで活動」が過半数
理系学生に対し、推薦の利用予定を聞いたところ「自由応募のみで活動」が前年同様に過半数を占める結果となりました。理由としては、「希望の企業からの推薦枠がない」(31.5%)が今年も最多でした。(図表4-1)
今年から選択肢に「推薦で受けても内定が取れるとは限らないから」を加えたところ、22.6%が回答するなど推薦制度の「不確かさ」に対する学生の本音が垣間見える結果といえます。なお、学部生に比べ企業からの推薦依頼の多い修士学生では、推薦利用予定者は50.0%に上っています。(図表4-2)
就職情報会社・株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2014年3月卒業予定の大学生の就職活動モニター(現大学3年生、理系は修士1年生を含む)を対象に2013年2月1日〜7日の期間、インターネットで調査を行いました。(回答数1,459人)
1. 2月1日のエントリー状況、一人あたりの平均は65.3社。前年同期より3社増加
2月1日現在の企業への平均エントリー社数は65.3社と、前年同期調査(62.3社)より3社多い結果と
なりました。1月調査に引き続き、対前年微増で推移しており、1月調査では49.5社だったので、この1カ月間で15.8社増えたことになります。(図表1参照)
2.選考試験の平均受験社数は、筆記3.8社、面接2.3社、集団討論2.0社
セミナー・会社説明会への平均参加社数は36.4社(前年同期1.3社増)で、1月調査に引き続き前年同期をやや上回るペースで進んでいます。(図表2-1)選考試験への参加状況として、エントリーシートを提出した人は全体で80.2%と先月調査(32.2%)から一気に48ポイントも増え、前年同期調査の73.2%に比べても7ポイント多く、企業側のエントリーシート受付が早期化している様子がうかがえます。(図表2-2)
WEB試験など選考試験の受験経験者も前年同期を上回り、筆記試験は7割以上が受験し、面接、グループディスカッションも3割を超え、平均受験社数は、筆記3.8社、面接2.3社、集団討論2.0社という結果になりました。セミナー同様、地域差が目立ち、地方学生は大都市圏学生より受験社数が少ない状況です。(図表2-3)
3.英語力、企業から評価してもらえるTOEICスコアは725点?
新卒採用時に企業から評価してもらえると思うTOEICのスコアを聞いたところ、平均値としては725点でした。(図表3-1)TOEICにおける「ビジネスレベル」の入り口は730点ですが、それに近い数字が得られ、学生自身も一つの目安としている様子が推測できます。一方、実際の英語力は「ほとんど会話できない(470点未満相当)」が3割以上にのぼるなど、乖離が見られる結果となりました。(図表3-2)
また、海外経験の有無を聞いたところ、「海外に行ったことはない」との回答が前年調査より微減し、「海外旅行」「語学研修」「その他海外研修(学術目的など)」といった海外経験がそれぞれ微増しました。(図表3-3)
4.理系学生の「推薦」就職意識、「自由応募のみで活動」が過半数
理系学生に対し、推薦の利用予定を聞いたところ「自由応募のみで活動」が前年同様に過半数を占める結果となりました。理由としては、「希望の企業からの推薦枠がない」(31.5%)が今年も最多でした。(図表4-1)
今年から選択肢に「推薦で受けても内定が取れるとは限らないから」を加えたところ、22.6%が回答するなど推薦制度の「不確かさ」に対する学生の本音が垣間見える結果といえます。なお、学部生に比べ企業からの推薦依頼の多い修士学生では、推薦利用予定者は50.0%に上っています。(図表4-2)