【6月2日まで】スウェーデンの陶芸作家、リサ・ラーソンの追悼展が代官山にて開催中。
[24/04/29]
提供元:PRTIMES
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ギャラリー「のこぎり」(東京都渋谷区)は、2024年3月11日に逝去したスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンを追悼する展覧会「私のリサ・ラーソン / 追悼 リサ・ラーソン」を開催中。会期は6月2日まで。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50580/411/50580-411-859ec2912c2c0fcd6917a7a388c949f8-1280x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「私のリサ・ラーソン / 追悼 リサ・ラーソン」フライヤー
(株)トンカチが運営するギャラリーのこぎり(東京都渋谷区猿楽町5-17
第一西尾ビル2階)にて、リサ・ラーソンの追悼展「私のリサ・ラーソン / 追悼 リサ・ラーソン」を開催しております。
会期は2024年4月12日(金)から 2024年6月2日(日)まで。
本展はリサと交流のあった個人の視点で彼女との日々を回顧するものです。
プライベートに撮影した写真や制作過程での原型、関係者の回想など、これまで未公開であった資料が掲示されます。通常の作品展とは異なる形でリサ・ラーソンを追悼します。
近接する直営店「TONKACHI,6」では、本展のギャラリー・ショップという位置づけでリサ・ラーソンのアイテムを特集しております。ぜひお立ち寄りください。
展示について
リサは、人生は60歳から80歳までの20年間が一番いい時よ、と言った。それを聞いたとき、そんなに高齢になってからなの?と意外に思った。
私は彼女の「いい時期」の後半部分から始まって、その後の「年を取るのは大変だ」と言うようになった晩年に至るまで、2つの時期を通してリサと一緒に仕事をしてきた。
最初の頃の話は、今思うと夢のようだ。私はリサとFAXでやり取りしながら、二人だけで仕事を進めていた。小さな小さな仕事からスタートした。もちろんマーケティングなんてない。締切だってない。見積もりだってない。空想とプロダクツの区別が未分化な、私信に少し仕事が混ざったような、それは文通のようなやり取りだった。
その時間の1%くらいだけが記録に残り、他は全部どっかに飛んでいってしまった。この展示はその1%の記録の断片だ。飛んでいった99%は、風に吹かれてたどり着いたところで花や樹木になるのだろうか(そうだといい)。
私はリサと文通をしていたあの頃が好きだ。私が私であった時代。私がしたいのは、今も昔も、文通から始まる恋のようなことなのだ。きっと、あの頃の私は随分と今より純粋だったし、会社も、社会も、仲間も、もう少し無垢だったに違いない。
最後の数年はリサと前のように仕事を進めることができなかった。けれどリサの子供たちが彼女の体調を見計らって意向を確認してくれたり、ミーティングを設定してくれたことで、仕事を進行することができた。これは家族にしかできない献身だったと思う。彼らのお陰で、リサと私たちは最後の最後まで可能な限り仕事をすることができた。それはリサにとっても重要なことだったのだと思いたい。私は文通のような仕事でしか辿り着けない場所だってあるんだと思う。リサとその家族の皆さんに感謝したい。(展覧会サイトより抜粋)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50580/411/50580-411-a20781ec4cfcf9888224858e8889fd67-1080x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50580/411/50580-411-38bca6508d6651f264fba78c99723868-1080x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【開催情報】
展覧会名:私のリサ・ラーソン(追悼リサ・ラーソン展)
作家名:Lisa Larson(リサ・ラーソン)
会期:2024年4月12日(金)- 2024年6月2日(日)
※土日祝のご予約は不要です。水・木・金はWEBから事前予約が必要です。
会廊時間:12時-19時
休廊日:月・火(祝祭日開廊)
会場:のこぎり
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階
※エレベーターはありません。
のこぎりHP
https://www.nokogiribytonkachi.jp
ご予約受付ページ(土日祝日はご予約なしでご覧いただけます)
https://www.nokogiribytonkachi.jp/reservations.html
【直営店】
TONKACHI,6(トンカチ・シックス)
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町1-1 GRAVA代官山6階
※ギャラリーのこぎりより徒歩3分
open 12:00-19:00
https://tonkachi.co.jp/shop
Lisa Larson (リサ・ラーソン)
陶芸家
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50580/411/50580-411-f50019c1f28d98c31a0544a2bb1eea3e-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1931年9月9日、スウェーデン南部に生まれる。ヨーテボリ大学芸術学部デザイン工芸校に学んだ後、スウェーデンの陶磁器メーカー、グスタフスベリのアートディレクターであったスティグ・リンドベリに請われグスタフスベリ社に入社。同社の黄金期を支える中心的なデザイナーとなる。1952年、画家のグンナル・ラーソンと結婚。1980年にフリーランスとなり、以後、数多くのクライアントと仕事をする。2000年代より株式会社トンカチ(日本)とのコラボレーションがスタートし世界的な再ブレークの契機となる。2022年スウェーデンの芸術と工芸を刷新し、豊かにした長年の優れた仕事に対して政府から勲章を授与される。2024年3月11日没。
・オンラインショップ
https://shop.tonkachi.co.jp/collections/lisa-larson
・オフィシャルサイト
https://lisalarson.jp
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50580/411/50580-411-859ec2912c2c0fcd6917a7a388c949f8-1280x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「私のリサ・ラーソン / 追悼 リサ・ラーソン」フライヤー
(株)トンカチが運営するギャラリーのこぎり(東京都渋谷区猿楽町5-17
第一西尾ビル2階)にて、リサ・ラーソンの追悼展「私のリサ・ラーソン / 追悼 リサ・ラーソン」を開催しております。
会期は2024年4月12日(金)から 2024年6月2日(日)まで。
本展はリサと交流のあった個人の視点で彼女との日々を回顧するものです。
プライベートに撮影した写真や制作過程での原型、関係者の回想など、これまで未公開であった資料が掲示されます。通常の作品展とは異なる形でリサ・ラーソンを追悼します。
近接する直営店「TONKACHI,6」では、本展のギャラリー・ショップという位置づけでリサ・ラーソンのアイテムを特集しております。ぜひお立ち寄りください。
展示について
リサは、人生は60歳から80歳までの20年間が一番いい時よ、と言った。それを聞いたとき、そんなに高齢になってからなの?と意外に思った。
私は彼女の「いい時期」の後半部分から始まって、その後の「年を取るのは大変だ」と言うようになった晩年に至るまで、2つの時期を通してリサと一緒に仕事をしてきた。
最初の頃の話は、今思うと夢のようだ。私はリサとFAXでやり取りしながら、二人だけで仕事を進めていた。小さな小さな仕事からスタートした。もちろんマーケティングなんてない。締切だってない。見積もりだってない。空想とプロダクツの区別が未分化な、私信に少し仕事が混ざったような、それは文通のようなやり取りだった。
その時間の1%くらいだけが記録に残り、他は全部どっかに飛んでいってしまった。この展示はその1%の記録の断片だ。飛んでいった99%は、風に吹かれてたどり着いたところで花や樹木になるのだろうか(そうだといい)。
私はリサと文通をしていたあの頃が好きだ。私が私であった時代。私がしたいのは、今も昔も、文通から始まる恋のようなことなのだ。きっと、あの頃の私は随分と今より純粋だったし、会社も、社会も、仲間も、もう少し無垢だったに違いない。
最後の数年はリサと前のように仕事を進めることができなかった。けれどリサの子供たちが彼女の体調を見計らって意向を確認してくれたり、ミーティングを設定してくれたことで、仕事を進行することができた。これは家族にしかできない献身だったと思う。彼らのお陰で、リサと私たちは最後の最後まで可能な限り仕事をすることができた。それはリサにとっても重要なことだったのだと思いたい。私は文通のような仕事でしか辿り着けない場所だってあるんだと思う。リサとその家族の皆さんに感謝したい。(展覧会サイトより抜粋)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50580/411/50580-411-a20781ec4cfcf9888224858e8889fd67-1080x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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【開催情報】
展覧会名:私のリサ・ラーソン(追悼リサ・ラーソン展)
作家名:Lisa Larson(リサ・ラーソン)
会期:2024年4月12日(金)- 2024年6月2日(日)
※土日祝のご予約は不要です。水・木・金はWEBから事前予約が必要です。
会廊時間:12時-19時
休廊日:月・火(祝祭日開廊)
会場:のこぎり
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階
※エレベーターはありません。
のこぎりHP
https://www.nokogiribytonkachi.jp
ご予約受付ページ(土日祝日はご予約なしでご覧いただけます)
https://www.nokogiribytonkachi.jp/reservations.html
【直営店】
TONKACHI,6(トンカチ・シックス)
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町1-1 GRAVA代官山6階
※ギャラリーのこぎりより徒歩3分
open 12:00-19:00
https://tonkachi.co.jp/shop
Lisa Larson (リサ・ラーソン)
陶芸家
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1931年9月9日、スウェーデン南部に生まれる。ヨーテボリ大学芸術学部デザイン工芸校に学んだ後、スウェーデンの陶磁器メーカー、グスタフスベリのアートディレクターであったスティグ・リンドベリに請われグスタフスベリ社に入社。同社の黄金期を支える中心的なデザイナーとなる。1952年、画家のグンナル・ラーソンと結婚。1980年にフリーランスとなり、以後、数多くのクライアントと仕事をする。2000年代より株式会社トンカチ(日本)とのコラボレーションがスタートし世界的な再ブレークの契機となる。2022年スウェーデンの芸術と工芸を刷新し、豊かにした長年の優れた仕事に対して政府から勲章を授与される。2024年3月11日没。
・オンラインショップ
https://shop.tonkachi.co.jp/collections/lisa-larson
・オフィシャルサイト
https://lisalarson.jp