復活劇を遂げた錦織圭、「全米オープンテニス」に向けて意気込みを熱く語る!WOWOWが独占インタビュー!
[10/08/20]
提供元:PRTIMES
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2010年8月30日(月)〜9月13日(月)に、アメリカ・ニューヨークを舞台に今年最後のグランドスラム大会「全米オープンテニス」が開幕する(WOWOWで連日生中継 ※デジタル192ch、193ch含む)。
今大会は、右肘の怪我から見事復活し、今年の全仏オープンテニスとウィンブルドンテニスで強い精神力と気迫あるプレーを見せた錦織圭選手の出場に大きな期待がかかる。錦織選手にとって、全米オープンテニスは一昨年ベスト16位まで勝ち進み、世界を驚かせた思い出の大会。特別な思いで臨む「全米オープンテニス」について、錦織選手にWOWOWが独占インタビューを行った。
―――現在のメンタル、フィジカル、テニスの技術の状態はいかがですか?
今は痛いところもなく、ウィンブルドンの前に怪我をしたお尻も治っていますし、不安なところはないので体の部分は大丈夫ですね。テニスはだいぶ良くなってきています。この前はナダル、ジョコビッチと、世界のトッププレーヤーと対戦して、自分もレベルアップしていると思いますし、自信もついているので、良い方向に向かっているんじゃなないかと思います。
―――約1年前に手術した右肘の痛みの状況は?
今は痛みは殆どないですね。90〜95%は治っていると言って良いと思います。あとは連戦が続いた時にまだ不安が残るので、そこはしっかりケアして行けば大丈夫だと思います。
―――テニスの感覚で良くなってきたと感じた部分はどこですか?
技術的にはあまり変わったことはないのですが、試合中に考えてポイントを取ることができたり、フォアハンドやバックハンドの調子がだいぶ良くなってきているところですね。後はサービスを課題にやっています。肘がまだ不安だったのであまり練習ができていなかったのですが、これから治って行くにつれてもっと練習ができてくると思うので、サービスを良くしていきたいです。
―――ショットやサービスの威力が前よりも上がったと感じますか?
簡単にパワーが出るようになっているかなとは思います。体幹だったり肩まわりが前より強くなっているので・・・ショットの威力はあまり変わらないと思いますけど、おもいっきり打っても体に負担が少なくなっていると思います。
―――課題としているサービスはどこを注意していますか?
全部なんですけど、スピードは肘にまだ不安があっておもいっきり振れなかったり、100%の力で打てなかったので、そこはもうちょっと意識して速いサーブをやっていきたいです。
―――ボールの球質という面ではどうですか?
そうですね、そこが一番の課題になってくると思います。僕はビッグサービスができるタイプではないので、コースだったり、スピンだったり、スライスを混ぜたり、バリエーションを増やして行くことが大切だと思いますね。
―――「この人のサービスは取り入れたいな」という選手はいますか?
見本にしているのはやっぱりフェデラーのサービスですね。サービスのフォームは違うんですけど、彼はあれだけリラックスしてコントロールの良い速いサービスが打てるので、フォーム面では少し見本にしています。
―――全仏オープンでジョコビッチ選手と、ウィンブルドンではナダル選手と対戦しましたが、その時の手ごたえは?
最初のジョコビッチ戦は非常にチャンスはあったんですけど、あと一歩のところでポイントが取れなくて・・・ストローク戦では自分が押している場面もあったと思いますし、ちょっとしたチャンスを掴めなかったところが敗因だったと思います。でもボロ負けしたという感じではなかったので、自信もつきました。ナダル戦でも自分にチャンスがあったんですけど、やっぱり彼はナンバー1ということもあり、精度の良いショットで大事なところでポイントを決めてくるので、やっぱり強いなと思いました。
―――ナダルからブレイクを奪うのは難しいですか?
大変だと思いますね。特にナダルはリターンゲームがすごく強いので、そこも彼の強い証拠だと思います。
―――今後のランキングの目標は?
今のランキングは200位前後なので、早くトップ100位に入りたいなと思っています。でも、この2〜3ヶ月で200位まで戻って来られたことは順調じゃないかと思います。
―――2年前に大活躍された全米オープンの本戦出場に期待がかかりますが、どういった目標でプレーをしたいですか?
今回、グランドスラムを2つ体験して自信もついてきましたし、全米オープンは僕にとって特別な所でもあるので、良い結果を残したいですね。
―――“AIR・K”は今後も使って行きたいですか?
場面場面で使うところがあれば使うと思います。やりたいと思ってやっている訳ではないので何とも言えないですけど、やるんじゃないかと思います(笑)。
―――全米オープンのサーフェスの印象はどうですか?
全米オープンはボールが跳ねるし、全豪オープンとは違う感じですね。僕のスピンするショットが有効になってくると思います。僕にとっては一番好きなコートですね。
―――ウィンブルドンと違って客席も賑わいますが、大会の印象はどうですか?
全米オープンはウィンブルドンとは全く違った雰囲気でお祭りみたいな感じですね。観客が盛り上がってくれると僕らも楽しくなってくるので、全米オープンはとても好きです。
―――全米オープンへの意気込みをお願いします。
今回、全米オープンテニスに挑戦することになりました。2008年はベスト16に残っていますが、まずは1回戦突破をして、ベスト16以上を目指して頑張りたいと思います。
◆◇◆ WOWOW番組情報 ◆◇◆
錦織圭選手が出場予定の「全米オープンテニス」は2010年8月30日(月)〜9月13日(月)までWOWOWで連日生中継(※デジタル192ch、193ch含む)。
◆◇◆「がんばれ、錦織圭!応援メッセージ募集!」◆◇◆
錦織圭選手のグランドスラムへの挑戦をサポートしているWOWOWは、「がんばれ、錦織圭!応援メッセージ募集!」企画を実施中。特設サイト「WOWOW TENNIS ONLINE(www.wowow.co.jp/sports/tennis)」にてID登録すれば、WOWOW加入/未加入に関らず、どなたでも錦織圭選手へ熱い応援メッセージをお寄せいただけます。抽選で合計100名様に錦織圭オフィシャルサイト「KEINISHIKORI.COM」特製Tシャツをプレゼントいたします。
■著名人からも続々と応援メッセージが到着■
「見ていてワクワクするテニスをする人で、彼の可能性は無限大。私の(自己最高位だった)世界ランキング8位をさっさと抜かしてもらいたいと思います」(WOWOWテニス・スペシャルコメンテーター、杉山愛さん)
「“試練”とは辛い、苦しい、悲しいだけでなく、“練習して試合に挑戦”という意味もある。試合でどれぐらい自分ができるか、勇気を持って試してほしい」(元プロ野球選手、桑田真澄さん)
「私も現役時代は様々な怪我に見舞われましたし、大きな壁に行く手を阻まれたこともありました。人生にはうまくいくこともあれば、いかないこともある。そこをバネにして、どうやって乗り越えるかが大事だと思います。うまくいかなかったときの悔しさや苦労を忘れず、前に進むステップにしてください。私は幸いにも、子どもの頃から夢だったオリンピックの金メダルを手にすることができました。その道のりは平坦なものではありませんでしたが、自分を信じ、あきらめずに柔道を続けることで、そこにたどり着けたのだと思います。錦織さんはまだまだ若い。これからの活躍に期待しています」
(ロサンゼルスオリンピック柔道無差別級金メダリスト、山下泰裕さん)
今大会は、右肘の怪我から見事復活し、今年の全仏オープンテニスとウィンブルドンテニスで強い精神力と気迫あるプレーを見せた錦織圭選手の出場に大きな期待がかかる。錦織選手にとって、全米オープンテニスは一昨年ベスト16位まで勝ち進み、世界を驚かせた思い出の大会。特別な思いで臨む「全米オープンテニス」について、錦織選手にWOWOWが独占インタビューを行った。
―――現在のメンタル、フィジカル、テニスの技術の状態はいかがですか?
今は痛いところもなく、ウィンブルドンの前に怪我をしたお尻も治っていますし、不安なところはないので体の部分は大丈夫ですね。テニスはだいぶ良くなってきています。この前はナダル、ジョコビッチと、世界のトッププレーヤーと対戦して、自分もレベルアップしていると思いますし、自信もついているので、良い方向に向かっているんじゃなないかと思います。
―――約1年前に手術した右肘の痛みの状況は?
今は痛みは殆どないですね。90〜95%は治っていると言って良いと思います。あとは連戦が続いた時にまだ不安が残るので、そこはしっかりケアして行けば大丈夫だと思います。
―――テニスの感覚で良くなってきたと感じた部分はどこですか?
技術的にはあまり変わったことはないのですが、試合中に考えてポイントを取ることができたり、フォアハンドやバックハンドの調子がだいぶ良くなってきているところですね。後はサービスを課題にやっています。肘がまだ不安だったのであまり練習ができていなかったのですが、これから治って行くにつれてもっと練習ができてくると思うので、サービスを良くしていきたいです。
―――ショットやサービスの威力が前よりも上がったと感じますか?
簡単にパワーが出るようになっているかなとは思います。体幹だったり肩まわりが前より強くなっているので・・・ショットの威力はあまり変わらないと思いますけど、おもいっきり打っても体に負担が少なくなっていると思います。
―――課題としているサービスはどこを注意していますか?
全部なんですけど、スピードは肘にまだ不安があっておもいっきり振れなかったり、100%の力で打てなかったので、そこはもうちょっと意識して速いサーブをやっていきたいです。
―――ボールの球質という面ではどうですか?
そうですね、そこが一番の課題になってくると思います。僕はビッグサービスができるタイプではないので、コースだったり、スピンだったり、スライスを混ぜたり、バリエーションを増やして行くことが大切だと思いますね。
―――「この人のサービスは取り入れたいな」という選手はいますか?
見本にしているのはやっぱりフェデラーのサービスですね。サービスのフォームは違うんですけど、彼はあれだけリラックスしてコントロールの良い速いサービスが打てるので、フォーム面では少し見本にしています。
―――全仏オープンでジョコビッチ選手と、ウィンブルドンではナダル選手と対戦しましたが、その時の手ごたえは?
最初のジョコビッチ戦は非常にチャンスはあったんですけど、あと一歩のところでポイントが取れなくて・・・ストローク戦では自分が押している場面もあったと思いますし、ちょっとしたチャンスを掴めなかったところが敗因だったと思います。でもボロ負けしたという感じではなかったので、自信もつきました。ナダル戦でも自分にチャンスがあったんですけど、やっぱり彼はナンバー1ということもあり、精度の良いショットで大事なところでポイントを決めてくるので、やっぱり強いなと思いました。
―――ナダルからブレイクを奪うのは難しいですか?
大変だと思いますね。特にナダルはリターンゲームがすごく強いので、そこも彼の強い証拠だと思います。
―――今後のランキングの目標は?
今のランキングは200位前後なので、早くトップ100位に入りたいなと思っています。でも、この2〜3ヶ月で200位まで戻って来られたことは順調じゃないかと思います。
―――2年前に大活躍された全米オープンの本戦出場に期待がかかりますが、どういった目標でプレーをしたいですか?
今回、グランドスラムを2つ体験して自信もついてきましたし、全米オープンは僕にとって特別な所でもあるので、良い結果を残したいですね。
―――“AIR・K”は今後も使って行きたいですか?
場面場面で使うところがあれば使うと思います。やりたいと思ってやっている訳ではないので何とも言えないですけど、やるんじゃないかと思います(笑)。
―――全米オープンのサーフェスの印象はどうですか?
全米オープンはボールが跳ねるし、全豪オープンとは違う感じですね。僕のスピンするショットが有効になってくると思います。僕にとっては一番好きなコートですね。
―――ウィンブルドンと違って客席も賑わいますが、大会の印象はどうですか?
全米オープンはウィンブルドンとは全く違った雰囲気でお祭りみたいな感じですね。観客が盛り上がってくれると僕らも楽しくなってくるので、全米オープンはとても好きです。
―――全米オープンへの意気込みをお願いします。
今回、全米オープンテニスに挑戦することになりました。2008年はベスト16に残っていますが、まずは1回戦突破をして、ベスト16以上を目指して頑張りたいと思います。
◆◇◆ WOWOW番組情報 ◆◇◆
錦織圭選手が出場予定の「全米オープンテニス」は2010年8月30日(月)〜9月13日(月)までWOWOWで連日生中継(※デジタル192ch、193ch含む)。
◆◇◆「がんばれ、錦織圭!応援メッセージ募集!」◆◇◆
錦織圭選手のグランドスラムへの挑戦をサポートしているWOWOWは、「がんばれ、錦織圭!応援メッセージ募集!」企画を実施中。特設サイト「WOWOW TENNIS ONLINE(www.wowow.co.jp/sports/tennis)」にてID登録すれば、WOWOW加入/未加入に関らず、どなたでも錦織圭選手へ熱い応援メッセージをお寄せいただけます。抽選で合計100名様に錦織圭オフィシャルサイト「KEINISHIKORI.COM」特製Tシャツをプレゼントいたします。
■著名人からも続々と応援メッセージが到着■
「見ていてワクワクするテニスをする人で、彼の可能性は無限大。私の(自己最高位だった)世界ランキング8位をさっさと抜かしてもらいたいと思います」(WOWOWテニス・スペシャルコメンテーター、杉山愛さん)
「“試練”とは辛い、苦しい、悲しいだけでなく、“練習して試合に挑戦”という意味もある。試合でどれぐらい自分ができるか、勇気を持って試してほしい」(元プロ野球選手、桑田真澄さん)
「私も現役時代は様々な怪我に見舞われましたし、大きな壁に行く手を阻まれたこともありました。人生にはうまくいくこともあれば、いかないこともある。そこをバネにして、どうやって乗り越えるかが大事だと思います。うまくいかなかったときの悔しさや苦労を忘れず、前に進むステップにしてください。私は幸いにも、子どもの頃から夢だったオリンピックの金メダルを手にすることができました。その道のりは平坦なものではありませんでしたが、自分を信じ、あきらめずに柔道を続けることで、そこにたどり着けたのだと思います。錦織さんはまだまだ若い。これからの活躍に期待しています」
(ロサンゼルスオリンピック柔道無差別級金メダリスト、山下泰裕さん)