HONDA F1新骨格“RA621H”、世界初公開となる取り下ろし写真や新技術を大公開
[22/03/24]
提供元:PRTIMES
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モーターファン・イラストレーテッド(MFi) 特別編集「HONDA F1のテクノロジー」、2022年3月26日(土)発売!
“テクノロジーがわかると、クルマはもっと面白い”をキーワードに、図版、写真、透視図を使って自動車技術をわかりやすく解説する月刊誌「モーターファン・イラストレーテッド」(株式会社 三栄 本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤秀伸)の特別編集として、2022年3月26日(土)に『HONDA F1のテクノロジー』を発売いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-05b2e8e3c5549ca311d3-0.jpg ]
?モーターファン・イラストレーテッド特別編集「ホンダF1のテクノロジー」
https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=12278
?MotorFan illustrated 公式サイト [ http://motorfan-i.com/ ]
ホンダF1、“頂点”を極めたパワーユニットの技術進化を完全解明
[画像2: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-e7e39fc2cbb2d839fb45-1.jpg ]
ホンダは2015年から2021年まで、マクラーレン、トロロッソ/アルファタウリ、レッドブルにパワーユニットを供給しました。2021年シーズン限りでの参戦終了を受け、2021年のパワーユニット“RA621H”は計画を前倒しして新骨格を採用。その思い切った決断が奏功し、M・フェルスタッペン(レッドブル)によるタイトル獲得に繋がりました。
Motor Fan illustrated特別編集『ホンダF1のテクノロジー』は、ホンダF1(第4期参戦)の7シーズンにわたるパワーユニットの技術進化をまとめたものです。それも、ホンダF1の開発拠点があるHRD Sakura(取材当時)の全面協力により、世界初公開の撮り下ろし写真を中心に構成。本誌で初めて明らかにする技術も多数あり、F1ファンに限らず、メカ好きには垂涎の一冊となっています。
新骨格 vs 旧骨格
[画像3: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-3a6a81f6fea7dcb924dc-2.jpg ]
“新骨格”とは、なにが新骨格なのか。本誌を開いてみれば一目瞭然です。なにしろ、旧骨格を横に並べて比較しています。例えばシリンダーブロック。2020年までの旧骨格はレーシングエンジンとしては一般的なアルミ鋳物ですが、新骨格は高強度アルミ合金の総削り出しとなっています。写真で見ただけで、質感がまるで違いますし、コンパクトなつくりになっているのがよくわかります。また、RA615HからRA620Hまでは存在して、RA621Hではなくなっている部位があり、「ない」ことが目を惹きます。もちろん、なぜ新骨格にし、総削り出しにしたのか、ホンダのF1パワーユニット開発拠点であるHRD Sakuraの技術者に取材し、解説しています。
2021年はクアッドVISに進化
[画像4: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-04b876be81970a4962f7-3.jpg ]
可変吸気システムの全貌を明らかにしたのも、『ホンダF1のテクノロジー』のハイライトです。ホンダは可変吸気システムをVariable Intake Systemの頭文字をとってVIS(ビス)と呼んでいます。VISは2015年のRA615Hから適用しましたが、このときは「サイズゼロ」のコンセプトでまとめられていたこともあり、吸気系に充分なスペースが確保できていませんでした。狭い空間でどのように可変吸気機構を成立させていたのか。カバーを外して中身を撮影させていただきました。VISは、2016年の第10戦でアップデートされ、2017年には完全に新開発した機構に移行。この機構をベースに、2021年はある目的を達成するために、チーム側の協力を得ながら斬新なシステムを開発しました。それが「Quad VIS(クアッド・ビス)」と呼ばれているものです。その全貌については誌面でご確認ください。
MGU-Hの真実に迫る
[画像5: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-9c5d68986fccd4a9794a-4.jpg ]
F1のパワーユニットが特徴的なのは、ターボチャージャーとモーター/ジェネレーターを一体化したMGU-Hアッシーを搭載していることです。ホンダのパワーユニットは1.6リットル V6エンジンのVバンクを採用していますが、Vバンクの前側にコンプレッサーを、後方にタービンを置いて、モーター/ジェネレーターを挟むサンドイッチタイプを採用していることは、熱心なファンならご存じでしょう。それは知っていても「一体どんなふうに積まれているの?」と気になっていたはずで、本誌では積年の疑問(?)に応えるべく、MGU-H単独の写真を掲載しています。その異様にも見える独特な姿をご確認ください。MGU-Hアッシーは2015年から2021年まで、歴代を一挙に掲載。解説と合わせ、進化の過程を感じとってください。
パワーユニット開発を支える地道な計測・テスト
[画像6: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-afc1744c0ea33ad26c28-5.jpg ]
ホンダF1のテクノロジーでは、ホンダF1の開発拠点であるHRD Sakuraの開発現場への潜入取材も行ないました。7シーズンで100kW超の出力向上と、高い精度が求められるようになると、技術を手の内に入れる必要に迫られます。頂点を極める必要条件とも言えます。新骨格から設備・テストまで、『ホンダF1のテクノロジー』を手に取っていただくと、F1でいかに激しい技術競争が繰り広げられているのか。ホンダがその厳しい世界でいかに短期間にキャッチアップしていったのかが手に取るように理解できるはずです。
CONTENTS
モーターファンイラストレーテッド 特別編集
[ホンダF1のテクノロジー]
HONDA F1 パワーユニットのテクノロジー 2015-2021
─熱効率と車体貢献を追求した7シーズンの技術進化
RA621H ─速く、強く、燃やす技術─
RA620H - RA619H - RA618H - RA617H - RA616H -RA615H
[解説] Power Unit
7シーズンで100kW超の出力向上を果たす
[新骨格&旧骨格]
シリンダーブロック/シリンダーヘッド/動弁系/点火
[可変吸気システム(VIS)のメカニズム]
2016 Rd.1〜/2016 Rd.10〜/2017 Rd.1〜/2021 Rd.1〜
油圧システムハーネス/燃料供給系/インジェクターCB2システム/3Dプリント
[解説]カーボンニュートラル燃料
2021年にカーボンニュートラル成分を投入
[解説]MGU-H Assy/MGU-K
ICEの高効率化にともない要求圧力比と空気流量が増加
MGU-H Assy 2021-2015
MGU-K
[解説]Energy Storage System(ESS)
Honda内製セルを2021年に投入
[解説]Energy Management
限られたエネルギーを最適に使う技術
[解説]Launch
ローンチ(レーススタート)最適化のメカニズム
HRD Sakura
パワーユニット開発を支える地道な計測・テスト
モーターファン・イラストレーテッド特別編集「ホンダF1のテクノロジー」 詳細
[画像7: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-05b2e8e3c5549ca311d3-0.jpg ]
モーターファン・イラストレーテッド特別編集
「ホンダF1のテクノロジー」
発売日:2022年3月26日(土)
定価1980円 (本体価格1800円)
ISBN:978-4-7796-4882-2
※全国の書店、ネット書店にてお求めいただけます。
【商品詳細】
https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=12278
[表: https://prtimes.jp/data/corp/23526/table/692_1_ebca64c97161cf382ec4408c6a845f35.jpg ]
2022年3月24日
株式会社 三栄
“テクノロジーがわかると、クルマはもっと面白い”をキーワードに、図版、写真、透視図を使って自動車技術をわかりやすく解説する月刊誌「モーターファン・イラストレーテッド」(株式会社 三栄 本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤秀伸)の特別編集として、2022年3月26日(土)に『HONDA F1のテクノロジー』を発売いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-05b2e8e3c5549ca311d3-0.jpg ]
?モーターファン・イラストレーテッド特別編集「ホンダF1のテクノロジー」
https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=12278
?MotorFan illustrated 公式サイト [ http://motorfan-i.com/ ]
ホンダF1、“頂点”を極めたパワーユニットの技術進化を完全解明
[画像2: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-e7e39fc2cbb2d839fb45-1.jpg ]
ホンダは2015年から2021年まで、マクラーレン、トロロッソ/アルファタウリ、レッドブルにパワーユニットを供給しました。2021年シーズン限りでの参戦終了を受け、2021年のパワーユニット“RA621H”は計画を前倒しして新骨格を採用。その思い切った決断が奏功し、M・フェルスタッペン(レッドブル)によるタイトル獲得に繋がりました。
Motor Fan illustrated特別編集『ホンダF1のテクノロジー』は、ホンダF1(第4期参戦)の7シーズンにわたるパワーユニットの技術進化をまとめたものです。それも、ホンダF1の開発拠点があるHRD Sakura(取材当時)の全面協力により、世界初公開の撮り下ろし写真を中心に構成。本誌で初めて明らかにする技術も多数あり、F1ファンに限らず、メカ好きには垂涎の一冊となっています。
新骨格 vs 旧骨格
[画像3: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-3a6a81f6fea7dcb924dc-2.jpg ]
“新骨格”とは、なにが新骨格なのか。本誌を開いてみれば一目瞭然です。なにしろ、旧骨格を横に並べて比較しています。例えばシリンダーブロック。2020年までの旧骨格はレーシングエンジンとしては一般的なアルミ鋳物ですが、新骨格は高強度アルミ合金の総削り出しとなっています。写真で見ただけで、質感がまるで違いますし、コンパクトなつくりになっているのがよくわかります。また、RA615HからRA620Hまでは存在して、RA621Hではなくなっている部位があり、「ない」ことが目を惹きます。もちろん、なぜ新骨格にし、総削り出しにしたのか、ホンダのF1パワーユニット開発拠点であるHRD Sakuraの技術者に取材し、解説しています。
2021年はクアッドVISに進化
[画像4: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-04b876be81970a4962f7-3.jpg ]
可変吸気システムの全貌を明らかにしたのも、『ホンダF1のテクノロジー』のハイライトです。ホンダは可変吸気システムをVariable Intake Systemの頭文字をとってVIS(ビス)と呼んでいます。VISは2015年のRA615Hから適用しましたが、このときは「サイズゼロ」のコンセプトでまとめられていたこともあり、吸気系に充分なスペースが確保できていませんでした。狭い空間でどのように可変吸気機構を成立させていたのか。カバーを外して中身を撮影させていただきました。VISは、2016年の第10戦でアップデートされ、2017年には完全に新開発した機構に移行。この機構をベースに、2021年はある目的を達成するために、チーム側の協力を得ながら斬新なシステムを開発しました。それが「Quad VIS(クアッド・ビス)」と呼ばれているものです。その全貌については誌面でご確認ください。
MGU-Hの真実に迫る
[画像5: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-9c5d68986fccd4a9794a-4.jpg ]
F1のパワーユニットが特徴的なのは、ターボチャージャーとモーター/ジェネレーターを一体化したMGU-Hアッシーを搭載していることです。ホンダのパワーユニットは1.6リットル V6エンジンのVバンクを採用していますが、Vバンクの前側にコンプレッサーを、後方にタービンを置いて、モーター/ジェネレーターを挟むサンドイッチタイプを採用していることは、熱心なファンならご存じでしょう。それは知っていても「一体どんなふうに積まれているの?」と気になっていたはずで、本誌では積年の疑問(?)に応えるべく、MGU-H単独の写真を掲載しています。その異様にも見える独特な姿をご確認ください。MGU-Hアッシーは2015年から2021年まで、歴代を一挙に掲載。解説と合わせ、進化の過程を感じとってください。
パワーユニット開発を支える地道な計測・テスト
[画像6: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-afc1744c0ea33ad26c28-5.jpg ]
ホンダF1のテクノロジーでは、ホンダF1の開発拠点であるHRD Sakuraの開発現場への潜入取材も行ないました。7シーズンで100kW超の出力向上と、高い精度が求められるようになると、技術を手の内に入れる必要に迫られます。頂点を極める必要条件とも言えます。新骨格から設備・テストまで、『ホンダF1のテクノロジー』を手に取っていただくと、F1でいかに激しい技術競争が繰り広げられているのか。ホンダがその厳しい世界でいかに短期間にキャッチアップしていったのかが手に取るように理解できるはずです。
CONTENTS
モーターファンイラストレーテッド 特別編集
[ホンダF1のテクノロジー]
HONDA F1 パワーユニットのテクノロジー 2015-2021
─熱効率と車体貢献を追求した7シーズンの技術進化
RA621H ─速く、強く、燃やす技術─
RA620H - RA619H - RA618H - RA617H - RA616H -RA615H
[解説] Power Unit
7シーズンで100kW超の出力向上を果たす
[新骨格&旧骨格]
シリンダーブロック/シリンダーヘッド/動弁系/点火
[可変吸気システム(VIS)のメカニズム]
2016 Rd.1〜/2016 Rd.10〜/2017 Rd.1〜/2021 Rd.1〜
油圧システムハーネス/燃料供給系/インジェクターCB2システム/3Dプリント
[解説]カーボンニュートラル燃料
2021年にカーボンニュートラル成分を投入
[解説]MGU-H Assy/MGU-K
ICEの高効率化にともない要求圧力比と空気流量が増加
MGU-H Assy 2021-2015
MGU-K
[解説]Energy Storage System(ESS)
Honda内製セルを2021年に投入
[解説]Energy Management
限られたエネルギーを最適に使う技術
[解説]Launch
ローンチ(レーススタート)最適化のメカニズム
HRD Sakura
パワーユニット開発を支える地道な計測・テスト
モーターファン・イラストレーテッド特別編集「ホンダF1のテクノロジー」 詳細
[画像7: https://prtimes.jp/i/23526/692/resize/d23526-692-05b2e8e3c5549ca311d3-0.jpg ]
モーターファン・イラストレーテッド特別編集
「ホンダF1のテクノロジー」
発売日:2022年3月26日(土)
定価1980円 (本体価格1800円)
ISBN:978-4-7796-4882-2
※全国の書店、ネット書店にてお求めいただけます。
【商品詳細】
https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=12278
[表: https://prtimes.jp/data/corp/23526/table/692_1_ebca64c97161cf382ec4408c6a845f35.jpg ]
2022年3月24日
株式会社 三栄