太陽光発電と農業を両立するソーラーシェアリングを開始
[17/08/31]
提供元:PRTIMES
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宮城県内の耕作放棄地などを活用し、太陽光発電システムの下でキクラゲを栽培
再生可能エネルギー事業を専門に取り扱うサステナジー株式会社(代表取締役:山口 勝洋/以下、サステナジー)は、「登米善王寺太陽光発電所(発電容量2MW/宮城県登米市)」および「加美八幡堂太陽光発電所(同2MW/宮城県加美郡)」において、太陽光発電とキクラゲ栽培を両立するソーラーシェアリング事業を開始します。
本案件では、日立キャピタル株式会社(執行役社長兼CEO:川部 誠治/以下、日立キャピタル)が太陽光発電設備のプロジェクトファイナンス型リースを提供し、大和ハウス工業株式会社(代表取締役社長:大野 直竹/以下、大和ハウス工業)が設計・調達・建設(EPC(*1))および保守(O&M(*2))を行います。
2017年6月より太陽光発電パネル下部の農地でキクラゲの栽培を開始し、全ての面積を使用して栽培すると年間約4万kgの収穫量になります。また、2017年9月末に発電を開始し、全量を東北電力株式会社へ売電する予定です。
*1 Engineering, Procurement and Construction
*2 Operation and Maintenance
[画像1: https://prtimes.jp/i/2296/845/resize/d2296-845-994028-0.jpg ]
「登米善王寺太陽光発電所」、「加美八幡堂太陽光発電所」
■事業背景
ソーラーシェアリングは、農地の有効活用ならびに再生可能エネルギーの普及を目的として、営農の継続を条件に耕作放棄地などを一時転用し、営農を継続しながら上部の空間に太陽光発電システムを設置するものです。耕作放棄地の有効活用や新たな雇用創出などによる地域の活性化が見込める事業モデルとして、ソーラーシェアリングを行う設備を設置するための農地転用許可の件数はこれまで累計770件以上(*3)あり、さらなる普及が期待されています。
こうした中、サステナジーは、日立キャピタルおよび大和ハウス工業と連携し、宮城県の耕作放棄地など2ヶ所を活用した太陽光発電とキクラゲ栽培を同時に行うソーラーシェアリング事業を開始することとしました。
*3 農林水産省食料産業局『営農型発電について(2017年3月)』より
■本案件のソーラーシェアリングについて
ソーラーシェアリングは、日射を必要とする作物を生産するために小型の太陽光パネルを採用し、下部の農地にも太陽光を採り入れるのが一般的ですが、本案件では、太陽光発電システムを建設することによってできる影を活用し、日射の不要なキクラゲを栽培作物として選定しました。
キクラゲは国内で流通している商品の9割以上が中国からの輸入に依存しており、希少価値の高い国産品はニーズが高く、今後の販路拡大が見込める農産物です。営農については、2017年6月より宮城県の農業生産者であるアグリ古川農産株式会社(宮城県大崎市)と株式会社スワンドリーム(宮城県栗原市)が地元の方を新たに雇用し栽培を開始しています。
【ソーラーシェアリングでのキクラゲ栽培】
[画像2: https://prtimes.jp/i/2296/845/resize/d2296-845-496152-1.jpg ]
「登米善王寺太陽光発電所」でのキクラゲ菌床栽培の様子、「加美八幡堂太陽光発電所」でのキクラゲ菌床栽培の様子
■サステナジーについて
サステナジーは2009年より東北地域を中心に中小規模の再生可能エネルギー事業に取り組んできました。太陽光発電事業をはじめ、2014年には岩手県紫波町において国内では先進的な事例となる木質バイオマスを利用した地域熱供給事業を開始しました。今後も今回のソーラーシェアリング事業のような耕作放棄地の有効活用、地元雇用の創出といった、地域に貢献できるエネルギー事業の実施を通じて、社会の変革に取り組んでいきます。
■日立キャピタルグループについて
日立キャピタルグループは2003年に風力発電分野で業界に先駆けて金融サービスを提供して以来、風力や太陽光などの地球環境に配慮した再生可能エネルギーの普及に貢献してきました。「2016〜2018年度 中期経営計画」では環境・エネルギーを成長分野と位置付け、発電設備のリースや発電事業のノウハウを組み合わせたソリューションを通じて、金融サービスにとどまらず新たな価値を創造し提供する「社会価値創造企業」をめざしています。
■大和ハウス工業について
1955年4月5日、「建築の工業化」を企業理念に創業。以来、戸建住宅をコア事業に、賃貸住宅、分譲マンション、商業施設、事業施設(物流施設、医療・介護施設等)、環境エネルギーなど幅広い領域で事業を展開しています。大和ハウスグループでは、エネルギー事業として太陽光発電所を全国191ヶ所187MW(2017年3月末現在)稼働させています。
■お客様お問い合わせ先
【サステナジー株式会社】
宮城営業所 [担当:菊池]
〒989-6162宮城県大崎市古川駅前大通2-5-28 笹原ビル301
TEL 050-3608-3666
【日立キャピタル株式会社】
法人事業本部 東北法人支店 [担当:小池]
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央四丁目2番16号
TEL 022-227-1440(直通)
【大和ハウス工業株式会社】
仙台支社 環境エネルギー事業部 営業課 [担当:江口]
〒981-3133 仙台市泉区泉中央3丁目8番地の1
TEL 022-375-5145 (直通)
以 上
再生可能エネルギー事業を専門に取り扱うサステナジー株式会社(代表取締役:山口 勝洋/以下、サステナジー)は、「登米善王寺太陽光発電所(発電容量2MW/宮城県登米市)」および「加美八幡堂太陽光発電所(同2MW/宮城県加美郡)」において、太陽光発電とキクラゲ栽培を両立するソーラーシェアリング事業を開始します。
本案件では、日立キャピタル株式会社(執行役社長兼CEO:川部 誠治/以下、日立キャピタル)が太陽光発電設備のプロジェクトファイナンス型リースを提供し、大和ハウス工業株式会社(代表取締役社長:大野 直竹/以下、大和ハウス工業)が設計・調達・建設(EPC(*1))および保守(O&M(*2))を行います。
2017年6月より太陽光発電パネル下部の農地でキクラゲの栽培を開始し、全ての面積を使用して栽培すると年間約4万kgの収穫量になります。また、2017年9月末に発電を開始し、全量を東北電力株式会社へ売電する予定です。
*1 Engineering, Procurement and Construction
*2 Operation and Maintenance
[画像1: https://prtimes.jp/i/2296/845/resize/d2296-845-994028-0.jpg ]
「登米善王寺太陽光発電所」、「加美八幡堂太陽光発電所」
■事業背景
ソーラーシェアリングは、農地の有効活用ならびに再生可能エネルギーの普及を目的として、営農の継続を条件に耕作放棄地などを一時転用し、営農を継続しながら上部の空間に太陽光発電システムを設置するものです。耕作放棄地の有効活用や新たな雇用創出などによる地域の活性化が見込める事業モデルとして、ソーラーシェアリングを行う設備を設置するための農地転用許可の件数はこれまで累計770件以上(*3)あり、さらなる普及が期待されています。
こうした中、サステナジーは、日立キャピタルおよび大和ハウス工業と連携し、宮城県の耕作放棄地など2ヶ所を活用した太陽光発電とキクラゲ栽培を同時に行うソーラーシェアリング事業を開始することとしました。
*3 農林水産省食料産業局『営農型発電について(2017年3月)』より
■本案件のソーラーシェアリングについて
ソーラーシェアリングは、日射を必要とする作物を生産するために小型の太陽光パネルを採用し、下部の農地にも太陽光を採り入れるのが一般的ですが、本案件では、太陽光発電システムを建設することによってできる影を活用し、日射の不要なキクラゲを栽培作物として選定しました。
キクラゲは国内で流通している商品の9割以上が中国からの輸入に依存しており、希少価値の高い国産品はニーズが高く、今後の販路拡大が見込める農産物です。営農については、2017年6月より宮城県の農業生産者であるアグリ古川農産株式会社(宮城県大崎市)と株式会社スワンドリーム(宮城県栗原市)が地元の方を新たに雇用し栽培を開始しています。
【ソーラーシェアリングでのキクラゲ栽培】
[画像2: https://prtimes.jp/i/2296/845/resize/d2296-845-496152-1.jpg ]
「登米善王寺太陽光発電所」でのキクラゲ菌床栽培の様子、「加美八幡堂太陽光発電所」でのキクラゲ菌床栽培の様子
■サステナジーについて
サステナジーは2009年より東北地域を中心に中小規模の再生可能エネルギー事業に取り組んできました。太陽光発電事業をはじめ、2014年には岩手県紫波町において国内では先進的な事例となる木質バイオマスを利用した地域熱供給事業を開始しました。今後も今回のソーラーシェアリング事業のような耕作放棄地の有効活用、地元雇用の創出といった、地域に貢献できるエネルギー事業の実施を通じて、社会の変革に取り組んでいきます。
■日立キャピタルグループについて
日立キャピタルグループは2003年に風力発電分野で業界に先駆けて金融サービスを提供して以来、風力や太陽光などの地球環境に配慮した再生可能エネルギーの普及に貢献してきました。「2016〜2018年度 中期経営計画」では環境・エネルギーを成長分野と位置付け、発電設備のリースや発電事業のノウハウを組み合わせたソリューションを通じて、金融サービスにとどまらず新たな価値を創造し提供する「社会価値創造企業」をめざしています。
■大和ハウス工業について
1955年4月5日、「建築の工業化」を企業理念に創業。以来、戸建住宅をコア事業に、賃貸住宅、分譲マンション、商業施設、事業施設(物流施設、医療・介護施設等)、環境エネルギーなど幅広い領域で事業を展開しています。大和ハウスグループでは、エネルギー事業として太陽光発電所を全国191ヶ所187MW(2017年3月末現在)稼働させています。
■お客様お問い合わせ先
【サステナジー株式会社】
宮城営業所 [担当:菊池]
〒989-6162宮城県大崎市古川駅前大通2-5-28 笹原ビル301
TEL 050-3608-3666
【日立キャピタル株式会社】
法人事業本部 東北法人支店 [担当:小池]
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央四丁目2番16号
TEL 022-227-1440(直通)
【大和ハウス工業株式会社】
仙台支社 環境エネルギー事業部 営業課 [担当:江口]
〒981-3133 仙台市泉区泉中央3丁目8番地の1
TEL 022-375-5145 (直通)
以 上