病気体験記に関するアンケート調査結果
闘病記に対する一般市民(がん患者)の感想をアンケート調査・集計しました。
株式会社メディエイド(所在地:東京都千代田区、代表取締役 杉山博幸)の運営する患者系コミュニティサイト『ライフパレット』では、患者さんの「あったらいいな」を実現する団体『いいなステーション』の協力のもと、がん患者・家族の病気体験記録に関するアンケート調査を実施、182名から回答を得た。
まず、「病気体験記を読んだことがあるか」との質問には、172名(94.5%)が「ある」と回答し、がん患者の多くが病気体験記を読むことが判明(I参照)。また、「病気体験記を書いたことがあるか」との質問には125名(68.7%)が「ある」 と回答(II参照)。公開意欲に関する質問には、39名(31.2%)が「既に公開している」、37名(29.6%)が公開意欲が「ある」と答え、既に公開している患者も含め、公開意欲のある患者が半数以上を占める結果となった(III参照)。さらに、「既に公開している」と答えた中で、「自身のサイトで公開している」との回答が25名(64.1%)と、公開方法の中では最も多く、インターネットを活用する傾向にあることがわかった。
I.同じ病気の人の体験記を読んだことがあるか。(182人回答)
項目:人数(%)
読んだことがある:172(94.5)
読んだことはないが、読みたいと思ったことはある:9(4.9)
読んだことはないし、読みたいと思わない:1(0.5)
II.自分もしくは家族の病気(がん)に関して、病気体験記を書いたことはありますか。(182人回答)
項目:人数(%)
書いたことがある:125(68.7)
書いたことはない:43(23.6)
書いたことはないが書いてみたいと思う:14(7.7)
III.書いたものを同じ病気の人たちに読んでもらうために、公開したいと思ったことはありますか。(125人回答)
項目:人数(%)
ある:37(29.6)
ない:49(39.2)
既に公開している:39(31.2)
一方、病気体験記を書いてはいるものの公開意欲は「ない」との回答も49名(39.2%)と少なくない(III参照)。公開したくない最大の理由としては「個人的な体験にすぎない」が挙げられるが(44名、89.8%)、患者が病気体験記を読む動機が、「治療や副作用との向き合い方を知りたい」(143名、83.1%、複数回答)や「不安との向き合い方を知りたい」(96名、55.8%、複数回答)など個人的な体験に基づくことを考えれば(IV参照)、病気体験記を公開する意義は決して小さくないといえる。
IV.公開したくないと思った理由をお答えください。(複数回答)
項目:人数(%)
あくまで個人的な体験をまとめたにすぎないから:44(89.8)
自分の経験が他の人の役に立つと思わなかったから:3(6.1)
辛い経験なのであまり思い出したくなかったから:1(2.0)
その他:6(12.2)
今回のアンケート調査では、病気体験記へのニーズの高さを再認識するとともに、インターネットを通じた病気体験記への関心の高まり、また、機会さえあれば病気体験記を公開したいと考える潜在層の厚さを実感する結果が得られた。
以上を踏まえ、『ライフパレット』では、より多くの患者さまに、ネット上で積極的に病気体験記を公開してもらえるよう促す取り組みについて、今後も継続して行ってまいります。
【参考情報】
株式会社メディエイド
*商号:株式会社メディエイド
*設立:平成17年1月24日
*代表者:杉山 博幸
*事業所:東京都千代田区三番町6番地 三番町KB-6ビル 5階
*主な事業内容:LifePalette事業を中心とした、患者様向けの情報サービス関連事業、及び医薬分野における業務支援事業
* URL:http://www.mediaid.co.jp/
いいなステーション
*代表者:和田 ちひろ
*所在地:神奈川県川崎市高津区坂戸2-9-1
*主な事業内容:患者の自己学習環境(患者図書室/患者情報室)の整備、患者会に関する情報提供、医療安全への患者参加に関する調査・研究
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社メディエイド
担当:柿本
TEL:03-5213-9791
E-mail:pr@lifepalette.jp
《関連URL》
http://lifepalette.jp
まず、「病気体験記を読んだことがあるか」との質問には、172名(94.5%)が「ある」と回答し、がん患者の多くが病気体験記を読むことが判明(I参照)。また、「病気体験記を書いたことがあるか」との質問には125名(68.7%)が「ある」 と回答(II参照)。公開意欲に関する質問には、39名(31.2%)が「既に公開している」、37名(29.6%)が公開意欲が「ある」と答え、既に公開している患者も含め、公開意欲のある患者が半数以上を占める結果となった(III参照)。さらに、「既に公開している」と答えた中で、「自身のサイトで公開している」との回答が25名(64.1%)と、公開方法の中では最も多く、インターネットを活用する傾向にあることがわかった。
I.同じ病気の人の体験記を読んだことがあるか。(182人回答)
項目:人数(%)
読んだことがある:172(94.5)
読んだことはないが、読みたいと思ったことはある:9(4.9)
読んだことはないし、読みたいと思わない:1(0.5)
II.自分もしくは家族の病気(がん)に関して、病気体験記を書いたことはありますか。(182人回答)
項目:人数(%)
書いたことがある:125(68.7)
書いたことはない:43(23.6)
書いたことはないが書いてみたいと思う:14(7.7)
III.書いたものを同じ病気の人たちに読んでもらうために、公開したいと思ったことはありますか。(125人回答)
項目:人数(%)
ある:37(29.6)
ない:49(39.2)
既に公開している:39(31.2)
一方、病気体験記を書いてはいるものの公開意欲は「ない」との回答も49名(39.2%)と少なくない(III参照)。公開したくない最大の理由としては「個人的な体験にすぎない」が挙げられるが(44名、89.8%)、患者が病気体験記を読む動機が、「治療や副作用との向き合い方を知りたい」(143名、83.1%、複数回答)や「不安との向き合い方を知りたい」(96名、55.8%、複数回答)など個人的な体験に基づくことを考えれば(IV参照)、病気体験記を公開する意義は決して小さくないといえる。
IV.公開したくないと思った理由をお答えください。(複数回答)
項目:人数(%)
あくまで個人的な体験をまとめたにすぎないから:44(89.8)
自分の経験が他の人の役に立つと思わなかったから:3(6.1)
辛い経験なのであまり思い出したくなかったから:1(2.0)
その他:6(12.2)
今回のアンケート調査では、病気体験記へのニーズの高さを再認識するとともに、インターネットを通じた病気体験記への関心の高まり、また、機会さえあれば病気体験記を公開したいと考える潜在層の厚さを実感する結果が得られた。
以上を踏まえ、『ライフパレット』では、より多くの患者さまに、ネット上で積極的に病気体験記を公開してもらえるよう促す取り組みについて、今後も継続して行ってまいります。
【参考情報】
株式会社メディエイド
*商号:株式会社メディエイド
*設立:平成17年1月24日
*代表者:杉山 博幸
*事業所:東京都千代田区三番町6番地 三番町KB-6ビル 5階
*主な事業内容:LifePalette事業を中心とした、患者様向けの情報サービス関連事業、及び医薬分野における業務支援事業
* URL:http://www.mediaid.co.jp/
いいなステーション
*代表者:和田 ちひろ
*所在地:神奈川県川崎市高津区坂戸2-9-1
*主な事業内容:患者の自己学習環境(患者図書室/患者情報室)の整備、患者会に関する情報提供、医療安全への患者参加に関する調査・研究
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社メディエイド
担当:柿本
TEL:03-5213-9791
E-mail:pr@lifepalette.jp
《関連URL》
http://lifepalette.jp