米国でITとサービス革新の最新情勢を学ぶ 調査研究メンバーの公募を開始
[16/08/30]
提供元:@Press
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一般財団法人国際IT財団(代表理事:澤田 潤一)は、このたび標題研究を行うにあたり、ご参加いただける、経営リーダー有志を募集します。米国におけるITとサービス革新の最新情勢を現場で学ぶことを通じ、IT導入や新規事業展開にお役立ていただきたいと考えております。IT経営をリードするための社外の人的ネットワーク拡充の一助ともなれば幸いです。
米国経済は1990年代以降、ITを中心に復活しました。その生産性上昇分の多くは製造業ではなく、ITユーザーであるサービス産業によるものでした。小売業のトップ企業・ウォルマートなど、成功した企業の多くは、ITを活用し、顧客視点に立ったサービスを構築してきました。
一方、製造業の「サービス化」の流れも重要性を増しています。GEは、航空機エンジンにセンサーを取り付けることで、サービス性の高いビジネスモデルを提供したことで知られています。製造業・サービス業を問わず、顧客視点に立った、ITによるサービスデザインが求められています。
開催日程 :[米国] 2016年11月7日(月)〜10日(木)
サンフランシスコ4日間・現地集合
[国内] ワークショップ(都内会場)
(1)10月14日(金)16時
(2)11月1日(火)16時
(3)米国日程後、別途調整
主催 :一般財団法人国際IT財団
共催 :サービス産業生産性協議会(SPRING)
公益財団法人日本生産性本部
同行学識者:澤谷 由里子(さわたに ゆりこ)氏
東京工科大学コンピュータサイエンス学部
大学院アントレプレナー専攻教授
対象組織 :IT導入や新規事業展開を検討している製造業、サービス業企業
対象者 :経営トップ、CIO・CTOなどの役員クラス
募集人数 :5名程度
■「ITとサービスデザインの最前線」調査研究・実施概要
<同行学識者>
澤谷 由里子(さわたに ゆりこ)氏
東京工科大学コンピュータサイエンス学部大学院アントレプレナー専攻教授
1987年 東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻修了。
2011年 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。
日本アイ・ビー・エム株式会社入社。情報技術の研究開発、サービス研究に従事。科学技術振興機構サービス科学プログラム(S3FIRE)フェロー、早稲田大学教授などを経て、15年9月より現職。
経済産業省 産業構造審議会 商務流通情報分科会「情報経済小委員会」委員
「サービス産業の高付加価値化に関する研究会」座長代理
「攻めのIT投資評価指標策定委員会」委員など。
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 客員上級研究員、INFORMS Service Scienceおよび情報処理学会の編集委員を兼務。
主な著作:Global Perspectives on Service Science:Japan(共編著、Springer)、Serviceology for Designing the Future(共編著、Springer)
<調査項目>
○米国の製造業・サービス業企業におけるIT活用の現状と、その背景にあるビジョン構築、意思決定、事業戦略、そしてIT投資効果の評価は、どのようなものか。
○顧客と供給者の視点による、価値創造のサービスデザインとは、各企業でどのように取り組まれているのか。既存事業部門とどのように体制を組み、ITを導入・実装しているのか。
○サービスデザインによる組織変更や、必要なスキルや人材の確保はどのように行われているか。
<訪問先候補(案)>
※下記は候補(案)です。都合により変更になることがあります。
・IBMアルマデン研究所…【サービスサイエンス】
サービスサイエンスの概念をいち早く提唱。顧客と供給者との間でいかに価値を創造するか、データに基づいた研究を行い、米国競争力委員会パルミサーノ・レポート(2004)で脚光。
・スタンフォード大学…【製造業のサービス化】
中国などの新興国へ対応するため、付加価値増大のための設計手法として「製造業のサービス化」を追求。一般の製販モデルに対し、サービス性の含まれたビジネスモデルの設計論を構築。
・GEデザインセンター…【ユーザー・エクスペリエンス戦略】
製造業のサービス化にいち早く取り組み、製造業のIoTに大きく舵を切る。元独SAPのCXO(最高エクスペリエンス責任者)の下、ユーザー・エクスペリエンス戦略と普及の拠点を開設。
・グーグル・ベンチャーズ…【課題解決メソッド】
グーグルのベンチャー投資ファンド。話題のNestやBlue Bottle Coffeeなど様々な業種の投資先スタートアップ企業での実践を元にした課題解決メソッド「デザインスプリント」を公開。
・ウォルマート・ラボ…【顧客体験の強化を支えるIT】
フォーチュン・グローバル500のトップ企業。シリコンバレーに複数の技術開発拠点がある。ITベンチャー企業を次々に買収し、ネット戦略を徹底。eコマース売上だけで1兆円に上る。
・プラグアンドプレイ・テックセンター…【サービスITと大企業との連携】
インキュベーション施設の草分け。小売・旅行業スタートアップ企業の支援プログラムがある。
https://www.atpress.ne.jp/releases/110414/img_110414_2.png
国際IT財団・米国調査2015 現地企業訪問風景
https://www.atpress.ne.jp/releases/110414/img_110414_3.png
同・MIT訪問風景(サンジェイ・サルマ教授)
<「ITとサービスデザイン」調査研究の流れ>
○国内での事前ワーククショップを2回実施し、米国での企業訪問に向けての問題意識の共有を行います。
○米国日程は、現地集合・現地解散となります。市内の指定ホテルを拠点とします。
○事後のワークショップでは、メンバーによる発表(所感、アクションプランなど)・とりまとめの議論を行います。
○報告書など、研究成果をとりまとめます。
ワークショップ(1)10月14日 ≪都内会場予定≫
ワークショップ(2)11月1日 ≪都内会場予定≫
SF企業訪問 11月7日〜11月10日≪現地集合・現地解散≫
ワークショップ(3) ≪現地訪問後1ヵ月≫
研究成果のとりまとめ
https://www.atpress.ne.jp/releases/110414/img_110414_4.jpg
米国調査2015 事前会合開催風景
https://www.atpress.ne.jp/releases/110414/img_110414_5.png
同・現地企業訪問風景
<米国でのスケジュールのイメージ>
○4日間を通じ、朝、サンフランシスコ市内の指定ホテルに集合し、専用車で訪問先へと移動します。各日程終了後、夕刻に指定ホテルに戻り、解散します。
○下記はあくまでイメージです。スケジュールは10月下旬頃に確定します。
・11月7日(月)(1日目)
指定ホテル集合、公式訪問(1)、昼食、公式訪問(2)(3)、終了後、ホテルに戻り解散
・11月8日(火)(2日目)
指定ホテル集合、公式訪問(4)、昼食、公式訪問(5)・ラップアップ会合、終了後、ホテルに戻り解散
11月9日(水)(3日目)
指定ホテル集合、公式訪問(6)、昼食、公式訪問(7)(8)、終了後、ホテルに戻り解散
11月10日(木)(4日目)
指定ホテル集合、公式訪問(9)、昼食、公式訪問(10)・ラップアップ会合、終了後、ホテルに戻り解散
■「ITとサービスデザインの最前線」調査研究・参加要領
参加費 :15万円(現地共通費負担分として)
<料金に含まれていないもの>
現地までの渡航費、現地での宿泊費、ESTA申請料及び手数料、旅券取得費用、
海外旅行傷害保険料、その他食費などの個人的費用
<料金に含まれているもの>
現地共通経費(通訳・コーディネート費、訪問先関係費など)
※渡航・宿泊手配をご希望の場合は、旅行会社にお取次ぎいたします。お申込み時にお知らせ下さい。
(旅行手配ご希望の場合の旅行実施は、取扱旅行会社が行います。)
※国内でのワークショップの参加費は無料です。
取消料 :2016年10月14日(金)以降の参加取り消しには、参加費の全額を申し受けます。
■一般財団法人国際IT財団とは
1988年6月に「国際AI財団」として設立(創設時の理事長:牛尾 治朗)。人工知能に関する様々な国際交流や開発支援、普及啓発に取組む。21世紀のニーズに即応した情報通信に関する財団として再生すべく、2001年1月に現在の名称へと変更。公益法人制度改革により、2011年4月に一般財団法人に移行。2014年4月に渋谷・生産性ビルに移転。米国をはじめ、欧州(英国・ドイツ・エストニア)の海外調査などを実施。今後は、海外プログラムを通じ、日本のIT経営リーダー層を対象とした相互研鑽のプラットフォーム作りに取組む。
米国経済は1990年代以降、ITを中心に復活しました。その生産性上昇分の多くは製造業ではなく、ITユーザーであるサービス産業によるものでした。小売業のトップ企業・ウォルマートなど、成功した企業の多くは、ITを活用し、顧客視点に立ったサービスを構築してきました。
一方、製造業の「サービス化」の流れも重要性を増しています。GEは、航空機エンジンにセンサーを取り付けることで、サービス性の高いビジネスモデルを提供したことで知られています。製造業・サービス業を問わず、顧客視点に立った、ITによるサービスデザインが求められています。
開催日程 :[米国] 2016年11月7日(月)〜10日(木)
サンフランシスコ4日間・現地集合
[国内] ワークショップ(都内会場)
(1)10月14日(金)16時
(2)11月1日(火)16時
(3)米国日程後、別途調整
主催 :一般財団法人国際IT財団
共催 :サービス産業生産性協議会(SPRING)
公益財団法人日本生産性本部
同行学識者:澤谷 由里子(さわたに ゆりこ)氏
東京工科大学コンピュータサイエンス学部
大学院アントレプレナー専攻教授
対象組織 :IT導入や新規事業展開を検討している製造業、サービス業企業
対象者 :経営トップ、CIO・CTOなどの役員クラス
募集人数 :5名程度
■「ITとサービスデザインの最前線」調査研究・実施概要
<同行学識者>
澤谷 由里子(さわたに ゆりこ)氏
東京工科大学コンピュータサイエンス学部大学院アントレプレナー専攻教授
1987年 東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻修了。
2011年 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。
日本アイ・ビー・エム株式会社入社。情報技術の研究開発、サービス研究に従事。科学技術振興機構サービス科学プログラム(S3FIRE)フェロー、早稲田大学教授などを経て、15年9月より現職。
経済産業省 産業構造審議会 商務流通情報分科会「情報経済小委員会」委員
「サービス産業の高付加価値化に関する研究会」座長代理
「攻めのIT投資評価指標策定委員会」委員など。
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 客員上級研究員、INFORMS Service Scienceおよび情報処理学会の編集委員を兼務。
主な著作:Global Perspectives on Service Science:Japan(共編著、Springer)、Serviceology for Designing the Future(共編著、Springer)
<調査項目>
○米国の製造業・サービス業企業におけるIT活用の現状と、その背景にあるビジョン構築、意思決定、事業戦略、そしてIT投資効果の評価は、どのようなものか。
○顧客と供給者の視点による、価値創造のサービスデザインとは、各企業でどのように取り組まれているのか。既存事業部門とどのように体制を組み、ITを導入・実装しているのか。
○サービスデザインによる組織変更や、必要なスキルや人材の確保はどのように行われているか。
<訪問先候補(案)>
※下記は候補(案)です。都合により変更になることがあります。
・IBMアルマデン研究所…【サービスサイエンス】
サービスサイエンスの概念をいち早く提唱。顧客と供給者との間でいかに価値を創造するか、データに基づいた研究を行い、米国競争力委員会パルミサーノ・レポート(2004)で脚光。
・スタンフォード大学…【製造業のサービス化】
中国などの新興国へ対応するため、付加価値増大のための設計手法として「製造業のサービス化」を追求。一般の製販モデルに対し、サービス性の含まれたビジネスモデルの設計論を構築。
・GEデザインセンター…【ユーザー・エクスペリエンス戦略】
製造業のサービス化にいち早く取り組み、製造業のIoTに大きく舵を切る。元独SAPのCXO(最高エクスペリエンス責任者)の下、ユーザー・エクスペリエンス戦略と普及の拠点を開設。
・グーグル・ベンチャーズ…【課題解決メソッド】
グーグルのベンチャー投資ファンド。話題のNestやBlue Bottle Coffeeなど様々な業種の投資先スタートアップ企業での実践を元にした課題解決メソッド「デザインスプリント」を公開。
・ウォルマート・ラボ…【顧客体験の強化を支えるIT】
フォーチュン・グローバル500のトップ企業。シリコンバレーに複数の技術開発拠点がある。ITベンチャー企業を次々に買収し、ネット戦略を徹底。eコマース売上だけで1兆円に上る。
・プラグアンドプレイ・テックセンター…【サービスITと大企業との連携】
インキュベーション施設の草分け。小売・旅行業スタートアップ企業の支援プログラムがある。
https://www.atpress.ne.jp/releases/110414/img_110414_2.png
国際IT財団・米国調査2015 現地企業訪問風景
https://www.atpress.ne.jp/releases/110414/img_110414_3.png
同・MIT訪問風景(サンジェイ・サルマ教授)
<「ITとサービスデザイン」調査研究の流れ>
○国内での事前ワーククショップを2回実施し、米国での企業訪問に向けての問題意識の共有を行います。
○米国日程は、現地集合・現地解散となります。市内の指定ホテルを拠点とします。
○事後のワークショップでは、メンバーによる発表(所感、アクションプランなど)・とりまとめの議論を行います。
○報告書など、研究成果をとりまとめます。
ワークショップ(1)10月14日 ≪都内会場予定≫
ワークショップ(2)11月1日 ≪都内会場予定≫
SF企業訪問 11月7日〜11月10日≪現地集合・現地解散≫
ワークショップ(3) ≪現地訪問後1ヵ月≫
研究成果のとりまとめ
https://www.atpress.ne.jp/releases/110414/img_110414_4.jpg
米国調査2015 事前会合開催風景
https://www.atpress.ne.jp/releases/110414/img_110414_5.png
同・現地企業訪問風景
<米国でのスケジュールのイメージ>
○4日間を通じ、朝、サンフランシスコ市内の指定ホテルに集合し、専用車で訪問先へと移動します。各日程終了後、夕刻に指定ホテルに戻り、解散します。
○下記はあくまでイメージです。スケジュールは10月下旬頃に確定します。
・11月7日(月)(1日目)
指定ホテル集合、公式訪問(1)、昼食、公式訪問(2)(3)、終了後、ホテルに戻り解散
・11月8日(火)(2日目)
指定ホテル集合、公式訪問(4)、昼食、公式訪問(5)・ラップアップ会合、終了後、ホテルに戻り解散
11月9日(水)(3日目)
指定ホテル集合、公式訪問(6)、昼食、公式訪問(7)(8)、終了後、ホテルに戻り解散
11月10日(木)(4日目)
指定ホテル集合、公式訪問(9)、昼食、公式訪問(10)・ラップアップ会合、終了後、ホテルに戻り解散
■「ITとサービスデザインの最前線」調査研究・参加要領
参加費 :15万円(現地共通費負担分として)
<料金に含まれていないもの>
現地までの渡航費、現地での宿泊費、ESTA申請料及び手数料、旅券取得費用、
海外旅行傷害保険料、その他食費などの個人的費用
<料金に含まれているもの>
現地共通経費(通訳・コーディネート費、訪問先関係費など)
※渡航・宿泊手配をご希望の場合は、旅行会社にお取次ぎいたします。お申込み時にお知らせ下さい。
(旅行手配ご希望の場合の旅行実施は、取扱旅行会社が行います。)
※国内でのワークショップの参加費は無料です。
取消料 :2016年10月14日(金)以降の参加取り消しには、参加費の全額を申し受けます。
■一般財団法人国際IT財団とは
1988年6月に「国際AI財団」として設立(創設時の理事長:牛尾 治朗)。人工知能に関する様々な国際交流や開発支援、普及啓発に取組む。21世紀のニーズに即応した情報通信に関する財団として再生すべく、2001年1月に現在の名称へと変更。公益法人制度改革により、2011年4月に一般財団法人に移行。2014年4月に渋谷・生産性ビルに移転。米国をはじめ、欧州(英国・ドイツ・エストニア)の海外調査などを実施。今後は、海外プログラムを通じ、日本のIT経営リーダー層を対象とした相互研鑽のプラットフォーム作りに取組む。