日本羽毛製造株式会社がリサイクルダウンの輸出を開始
[21/06/29]
提供元:@Press
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日本羽毛製造株式会社(本社:埼玉県入間市、代表取締役:早野 賢治、以下 Jumou)は、国内由来のリサイクルダウンを、衣類の材料として輸出する事業を開始しました。
日本羽毛製造株式会社公式サイト
https://nihonumou.com/
事業開始の背景
現在、世界各地でSDGs(持続可能な開発目標)に即した生産活動、日常生活が求められるなか、羽毛製品の業界にも大きな時代の波が押し寄せています。
ダウンジャケットなど、羽毛を利用したアパレル製品の需要は拡大傾向にありますが、それに対し、羽毛を採取する水鳥の飼育については動物愛護や人道的見地から厳しい目が向けられるようになっています。その結果、羽毛の価格は年々高騰しており、その流れは今後も続くでしょう。
羽毛は人体にやさしい寝具、防寒具の材料として、適切にメンテナンスすれば100年は使える天然資源です。生地が汚れたり傷んだりしても、羽毛はまだまだ使えます。しかも丁寧に洗浄したリサイクルダウンは新毛よりもにおいが少なく、フィルパワーも大きい、さらに魅力的な素材となり得ます。
欧米を中心とした世界的なアパレルブランドでは、羽毛衣類において厳しい基準で正しく採取された羽毛、高品質に再生された羽毛を用いることはもはや必須となっています。日本向け商品についても、その時流は同様です。
画像 : https://newscast.jp/attachments/8NltHewiOoTb5sGwv08y.jpg出荷の様子
今後の展望
弊社ではかねてより要望があったアジア企業に対し、日本国内で回収、洗浄したリサイクルダウンの輸出を開始しました。出荷量は年間で10トン程度を見込んでいます。
リサイクル事業自体は、再生羽毛の出荷量にして年間50トンぐらいまで拡大する予定ですが(現在はその半分程度)、輸出枠をさらに拡大する予定はありません。
製造業である弊社が目指すのは、あくまでも自社製品の販路拡大です。「Jumou」の羽毛アイテムによってたくさんの方に暖かさと快適さ、健康を支え、なおかつ持っていてうれしい気持ちになれる魅力的な商品をお届けしたいと考えています。
今回の出荷先で製造されるのは、主に大手メーカーの日本向け商品(OEM)です。
この素材提供により、まずリサイクルダウンの魅力、日本製素材のすばらしさを世界に向けて発信したい。メーカーやたくさんのお客様にJumouエシカルダウン(国内洗浄の再生羽毛)の品質を確かめていただき、いずれはJumouのアパレル製品にもご注目いただきたい。そんな野望をもって海の向こうへと送り出しています。
会社概要
商号 : 日本羽毛製造株式会社
代表者 : 代表取締役 早野 賢治
所在地 : 〒358-0053 埼玉県入間市仏子836-1
設立 : 1983年5月
事業内容: ・業務用羽毛製品の製造
・アパレルOEM事業
・羽毛布団
・羽毛小物販売事業
・ショールームJumou店
・ネットショップ
・リフォーム事業
資本金 : 1,500万円
URL :https://nihonumou.com/
画像 : https://newscast.jp/attachments/VleGRYEWmiQmNcjg0dr5.jpg出荷を待つリサイクルダウン
本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先
日本羽毛製造株式会社
Tel:04-2932-5590 担当:早野