シャープ、アイエスビー、マーベラスなど
[16/03/28]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
本日の注目個別銘柄
<4587> ペプチドリーム 6690 +710上げ幅を広げる。旭化成ファーマとの間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発契約を締結することを決定と発表している。本契約の締結に伴い、同社は旭化成ファーマから契約一時金を受領するほか、今後はマイルストーンフィーやロイヤルティーが得られることになる。各種の収益金額は非開示となっているが、今後の業績寄与を期待する動きが優勢に。
<2749> JPHD 360 +21買い優勢。子育て関連銘柄として政策期待の高まる展開になっている。週末の報道では、消費喚起を狙った経済対策を策定するとの報道が伝わっている。子育てサービスに使うクーポン券の配布、保育士給与の引き上げなどが盛り込まれると見られており、同社などの子育て関連銘柄には、あらためて政策メリットが期待される状況となっているようだ。
<6502> 東芝 205.6 -2.7売り先行。UBS証券では投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げしている。目標株価も220円から165円に引き下げへ。株主資本の必要強化額を従来想定1.0兆円から1.3-1.4兆円に増額したこと、当期利益目標は16→18年で400→1000億円と低水準、累積利益での資本強化寄与は限定的であること、過小資本の課題は当分解決されない確度が高まったことなどを格下げの背景としている。
<6753> シャープ 131 +5買い先行。先週末の報道では、鴻海による買収交渉で大筋合意と伝わっている。出資額は当初予定の4890億円から1000億円程度減らすことになるもよう。鴻海の傘下入り発表後に1ヶ月程度の紆余曲折があったことから、交渉決着の可能性が高まったことでストレートに安心感が強まる格好に。当初の内容からは希薄化が強まることになるものの、最大2000億円規模の減額も要求されていたことで、その水準よりは希薄化が薄れることにもつながる。
<9702> アイエスビー 810 +62ストップ高水準で寄り付く。先週末に、IoTシステム構築を支援するプログラム「IoTトータルコーディネート」サービスの提供を開始すると発表している。同社はIoT向け無線通信規格「Wi-SUN」において、委託開発業者として積極的に参画するなど、IoT関連としての位置づけが高いが、今回のリリースであらためて評価が高まる状況になっているようだ。
<7844> マーベラス 970 -32売り優勢。先週末に業績予想の下方修正を発表している。通期営業利益は従来予想の60億円から54億円に減額修正、新規タイトルのサービス開始時期の遅れ、既存タイトルの一部の想定比下振れ推移などが背景となっている。第3四半期累計では前年同期比35%超の増益であったが、第4四半期(1-3月期)は横ばい水準に収益が鈍化する形に。
<7250> 太平洋工業 1074 -34さえない。東海東京証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価は1800円から1200円に引き下げている。17.3期業績予想を下方修正しているもよう。円高デメリットが収益を下押し(1円の円高によって約1億円の営業減益と推定)するほか、トヨタの生産活動が低調な見通しであることは、プレス・樹脂事業の収益を圧迫すると考えているもよう。
<2193> クックパッド 1805 -34続落。ドイツ証券では投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げしている。目標株価も2200円から2000円に引き下げへ。新役員体制における各氏の手腕に期待するが、現時点でそれを評価するのは難易度が高く、中期成長に対する不透明感は強まっているとの見方のもよう。新体制において、成長余地広がる広告事業の取り組みが着実に進むか注目したいと。
<XH>
<2749> JPHD 360 +21買い優勢。子育て関連銘柄として政策期待の高まる展開になっている。週末の報道では、消費喚起を狙った経済対策を策定するとの報道が伝わっている。子育てサービスに使うクーポン券の配布、保育士給与の引き上げなどが盛り込まれると見られており、同社などの子育て関連銘柄には、あらためて政策メリットが期待される状況となっているようだ。
<6502> 東芝 205.6 -2.7売り先行。UBS証券では投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げしている。目標株価も220円から165円に引き下げへ。株主資本の必要強化額を従来想定1.0兆円から1.3-1.4兆円に増額したこと、当期利益目標は16→18年で400→1000億円と低水準、累積利益での資本強化寄与は限定的であること、過小資本の課題は当分解決されない確度が高まったことなどを格下げの背景としている。
<6753> シャープ 131 +5買い先行。先週末の報道では、鴻海による買収交渉で大筋合意と伝わっている。出資額は当初予定の4890億円から1000億円程度減らすことになるもよう。鴻海の傘下入り発表後に1ヶ月程度の紆余曲折があったことから、交渉決着の可能性が高まったことでストレートに安心感が強まる格好に。当初の内容からは希薄化が強まることになるものの、最大2000億円規模の減額も要求されていたことで、その水準よりは希薄化が薄れることにもつながる。
<9702> アイエスビー 810 +62ストップ高水準で寄り付く。先週末に、IoTシステム構築を支援するプログラム「IoTトータルコーディネート」サービスの提供を開始すると発表している。同社はIoT向け無線通信規格「Wi-SUN」において、委託開発業者として積極的に参画するなど、IoT関連としての位置づけが高いが、今回のリリースであらためて評価が高まる状況になっているようだ。
<7844> マーベラス 970 -32売り優勢。先週末に業績予想の下方修正を発表している。通期営業利益は従来予想の60億円から54億円に減額修正、新規タイトルのサービス開始時期の遅れ、既存タイトルの一部の想定比下振れ推移などが背景となっている。第3四半期累計では前年同期比35%超の増益であったが、第4四半期(1-3月期)は横ばい水準に収益が鈍化する形に。
<7250> 太平洋工業 1074 -34さえない。東海東京証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価は1800円から1200円に引き下げている。17.3期業績予想を下方修正しているもよう。円高デメリットが収益を下押し(1円の円高によって約1億円の営業減益と推定)するほか、トヨタの生産活動が低調な見通しであることは、プレス・樹脂事業の収益を圧迫すると考えているもよう。
<2193> クックパッド 1805 -34続落。ドイツ証券では投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げしている。目標株価も2200円から2000円に引き下げへ。新役員体制における各氏の手腕に期待するが、現時点でそれを評価するのは難易度が高く、中期成長に対する不透明感は強まっているとの見方のもよう。新体制において、成長余地広がる広告事業の取り組みが着実に進むか注目したいと。
<XH>