日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は22円安、カジノ関連が動意付く
[14/07/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は22円安、カジノ関連が動意付く】
9時29分現在の日経平均株価は、15435.36円(前日比-22.51円)で推移。日経平均は小幅に反落して始まった。25日の米国市場ではダウが100ドルを超す下げとなるなか、利益確定の売りが先行した格好。シカゴ先物清算値は15425円だったが、大阪225先物はこれにサヤ寄せする格好に。もっとも、売り込む流れにはならず、先物は変わらずの水準まで戻しているほか、日経平均も下げ渋る動きに。セクターではガラス・土石、パルプ・紙、金属製品、ゴム製品、小売、鉄鋼などが小じっかり。一方で、鉱業、水産・農林、精密機器、石油・石炭、証券、空運などが小安く始まっている。
規模別指数では小型株指数のみが上昇。売買代金上位では、高安まちまちであり、みずほ<8411>、ソフトバンク<9984>、積水ハウス<1928>、サイバーダイン<7779>、NTT<9432>、ファナック<6954>が軟調。半面、日立<6501>、トヨタ自<7203>、ミクシィ<2121>、三菱UFJ<8306>、コロプラ<3668>、大豊建<1822>などが堅調。また、カジノ関連が動意をみせており、コナミ<9766>、セガサミーHD<6460>、日金銭<6418>などが軒並み強い動きに。
【ドル・円は101円77銭、101円50銭以下に個人勢などのドル買いオーダー】
ドル・円は101円77銭付近で推移。日経平均株価は小幅安で推移しており、株高を期待したリスク選好的な円売りは抑制されているようだ。101円50銭以下には個人勢などのドル買いオーダーが残されているが、ドル・円の取引自体は動意薄の状態が続いている。新たな売買材料が提供されない場合、ドル・円は101円80銭前後でもみ合いを続ける可能性が高いとみられている。
■今後のポイント
・株安を意識してリスク選好的なドル買いは抑制されている
・101円50銭付近に個人勢などのドル買いオーダーが残る
9時29分時点のドル・円は101円77銭、ユーロ・円は136円70銭、ポンド・円は172円81銭、豪ドル・円は95円62銭付近で推移している。
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