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個人の物色意欲が夏枯れ相場への不安感を後退させる【クロージング】

注目トピックス 市況・概況

28日の日経平均は続伸となり、71.53円高の15529.40円(出来高概算19億3000万株)で取引を終えた15500円回復は1月23日以来、約6ヶ月ぶり。25日の米国市場ではダウが100ドルを超す下げとなるなか、利益確定の売りが先行した。しかし、下を売り込む流れにはならず、日経平均は寄り付きの15426.98円を安値に、その後はじり高基調となった。

セクターでは銀行、パルプ紙など出遅れ感が意識されていたセクターを中心に強い値動きが目立っている。そのほか、海運、鉄鋼、建設、金属製品、小売、輸送用機器などが堅調。一方で、鉱業、精密機器、その他製品、空運、電力ガスなどが小安い。

物色は決算発表が本格化する中、業績を手掛かりとした物色に。また、先物主導によるインデックス買いの影響から、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>などがしっかり。さらに、後場からミクシィ<2121>が一段高となるなど、個人主体による売買が活発だった。そのほか、政府は東京五輪を開催する2020年までに全国3ヵ所前後で、カジノの開設を認める検討に入ったとの報道が刺激材料となり、カジノ関連への物色も強まっていた。

日経平均はもち合いレンジを上放れてきており、トレンドが強まる可能性がある。決算が本格化する中、次第に様子見姿勢が強まる可能性が高いものの、中小型株への物色やカジノ、燃料電池といったテーマ物色が活発となるなど、個人主体の売買意欲の強さが、夏枯れ相場への不安感を後退させている。



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