NY為替:ドル・円は108円14銭、米10月消費者信頼感指数を受けてドル買い再燃
[14/10/29]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
28日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は107円70銭へ下落後、108円19銭まで上昇し、108円14銭で引けた。予想を下振れた米国の耐久財受注、S&Pケース・シラー住宅価格指数を嫌ったドル売りが加速したのち、米国の10月消費者信頼感指数が景気後退(リセッション)入りする前の水準に戻したことを好感しドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.2699ドルから1.2764ドルへ上昇し1.2734ドルで引けた。低調な米国の9月耐久財受注を受けて7−9月期国内総生産(GDP)予想が引き下げられたほか、米国の連邦公開市場委員会(FOMC)が当面、異例な緩和策を継続するとの見方が強まりドル売りが優勢となった。ユーロ・円は、137円25銭から137円79銭へ上昇。株高に連れたリスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.6113ドルから1.6183ドルへ上昇。カンリフ英中銀副総裁の発言「従来考えられていたよりも長期にわたり刺激策を維持することが可能」で伸び悩んだ。ドル・スイスは、0.9500フランから0.9446フランへ下落した。
[経済指標]
・米・9月耐久財受注:前月比-1.3%(予想:+0.5%、8月:-18.3%)
・米・9月耐久財受注(除輸送用機器):前月比-0.2%(予想:+0.5%、8月:+0.7%)
・米・8月S&Pケース・シラー住宅価格指数:前年比+5.57%(予想:+5.70%、7月:+6.74%←+6.75%)
・米・10月リッチモンド連銀製造業指数:20(予想:11、9月:14)
・米・10月消費者信頼感指数:94.5(予想:87.0、9月:89.0←86.0)
<KO>










SEO関連




