欧米為替見通し:米FOMCと米GDP控え小動き、経済指標とユーロなどの値動きに警戒
[15/07/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
きょうとあす開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)と30日に発表される米・国内総生産(GDP)を控え、小動きとなりそうだ。
きょうの東京市場のドル・円は123円25銭で寄り付いた後、日本株の弱含みを受け売り優勢の展開。また、上海株の続落を受け一段安となり、123円08銭まで下げた。
ただ、その後上海株が下げ幅を縮小すると、日本株もその動きにつられる格好になった。これをきっかけにリスク回避の動きが後退すると、豪ドルが大きく買われ対ドル、対円で上昇。ドル・円を123円半ばへと押し上げた。また、豪ドル高でNZドルもつれ高となった。日本株は前日終値を下回ったが、ドル・円の買いは続いた。
ある米銀関係者は「ドル・円の売り圧力は、主に海外リアルマネーの日本株投資に関連する為替ヘッジ操作から派生している」との見方を示す。そのうえで「目先日本株の耐久力が、ドル・円が123円近辺で底入れできるかどうかポイントになる」と指摘する。
欧米市場では動きにくい展開のなか、英・4-6月期国内総生産速報値と米・7月消費者信頼感指数の欧米の経済指標のほか、ユーロや東京市場で大きく買われた豪ドルやNZドルなどの値動きが手がかりとなる可能性もある。
英・4-6月期国内総生産(GDP)速報値は、前年比+2.6%(1-3月期は+2.9%)と予想されている。1-3月期を下回るものの、強い成長が見込まれる。英中央銀行の理事会メンバーが早期利上げに言及しており、指標が中銀の利上げスタンスを後押しできるか注目される。
また、米・7月消費者信頼感指数は、100.0(6月は101.4)と予想されている。個人消費やGDPとの相関性があるとされ、30日の米GDP発表を控え、足元の米国の景況感を見極めるうえで注目される。
さらに、ユーロ・ドルの値動きがドル・円の値動きに影響する展開が続いている。ドル・円は、東京市場の下落局面でも国内勢の買いにサポートされ、123円台を維持したが、欧米市場でユーロが急上昇し、ドル・円が123円を割り込んだ場合には、ストップロスを巻き込んだ一段の下げが警戒されている。
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・4-6月期国内総生産速報値(前年比予想:+2.6%、1-3月期:+2.9%)
・22:00 米・5月S&Pケース・シラー20都市住宅価格指数(前年比予想:+5.60%、4月:+4.91%)
・22:45 米・7月サービス業PMI速報値(予想:55.0、6月:54.8)
・23:00 米・7月消費者信頼感指数(予想:100.0、6月:101.4)
・23:00 米・7月リッチモンド連銀製造業指数(予想:7、6月:6)
・02:00 米財務省2年債入札(260億ドル)
・米連邦公開市場委員会(FOMC)(29日まで)
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