明日はFRB議長証言待ちも押し目買い意欲は強そう【クロージング】
[18/02/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
26日の日経平均は続伸。260.85円高の22153.63円(出来高概算12億4000万株)で取引を終えた。終値での22000円回復は19日以来、5営業日ぶり。23日の米国市場では、セントルイス連銀総裁が年4回の利上げに懐疑的な見方を示したことを受けて債券利回りが低下、これを材料視する格好からNYダウは347ドル高となり、シカゴ日経225先物清算値は22000円を回復。これにサヤ寄せする格好から買いが先行すると、寄付き直後には22226.53円まで上げ幅を拡大させる場面をみせた。ただ、その後は円相場が円高に振れて推移していることもあり、22000円前半の水準でのこう着が続いたが、後場半ばには再び上げ幅を拡大させるなど、終日22000円を上回っている。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を超えている。出来高は12億株台と低水準であり、先物主導によるインデックス売買の影響が大きいであろう。とはいえ、JASDAQ平均は8営業日続伸と強いトレンドが継続しており、個人主体の物色意欲の強さもうかがえる。為替市場では円高が重しとなるが、一方でグローベックスではNYダウ先物が80ドル高程度で推移しており、NYダウの25日線突破が意識される。日経平均が22000円をキープする中、週明けのNYダウが続伸で抵抗線を突破してくるようだと、センチメントを明るくさせよう。
日経平均は2月6日の下落局面で空けたマド(22277-22659円処)を埋めに行く動きをみせてくる可能性も出てくるため、25日線突破から26週線を支持線として意識させてくるかも注目されるところであろう。27日には、パウエルFRB議長が下院金融委員会で半期に一度の証言を行う。明日はこれを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいだろうが、押し目買い意欲は強そうだ。(村瀬智一)
<AK>
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を超えている。出来高は12億株台と低水準であり、先物主導によるインデックス売買の影響が大きいであろう。とはいえ、JASDAQ平均は8営業日続伸と強いトレンドが継続しており、個人主体の物色意欲の強さもうかがえる。為替市場では円高が重しとなるが、一方でグローベックスではNYダウ先物が80ドル高程度で推移しており、NYダウの25日線突破が意識される。日経平均が22000円をキープする中、週明けのNYダウが続伸で抵抗線を突破してくるようだと、センチメントを明るくさせよう。
日経平均は2月6日の下落局面で空けたマド(22277-22659円処)を埋めに行く動きをみせてくる可能性も出てくるため、25日線突破から26週線を支持線として意識させてくるかも注目されるところであろう。27日には、パウエルFRB議長が下院金融委員会で半期に一度の証言を行う。明日はこれを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいだろうが、押し目買い意欲は強そうだ。(村瀬智一)
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