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日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は29日、前日比+0.42pt（上昇率2.21％）の19.37ptと3日ぶりに上昇した。なお、高値は19.76pt、安値は18.53pt。前日の米国株高や円安基調を好感し、日経VIは低下スタートとなった。しかし、日経平均がマイナスに転じたことに伴い日経VIも急上昇へと転じ、一時節目の20ptに接近。大引けにかけては、アジア株の底堅さや日経平均の下げ幅縮小の動きを意識して上昇一服感が広がる展開となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20〜30程度）に回帰するという特徴も持っています。

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