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フィスコアナリストの小林大純は、商いを伴って株価上昇中の中小型銘柄に注目しています。注目する理由として、株式市場全体の地合が良くないなか、個人投資家を中心とした資金が値動きの強い中小型銘柄へ集中していることを小林は挙げています。小林によると、「こうした銘柄の上昇トレンドに乗ることが、現在の市場環境では有効な投資方法の1つであろう」とのことです。

そこで、無料のスマートフォンアプリ「FISCO」を利用して、商いを伴って株価上昇中の中小型銘柄を探してみましょう。まずは、「時価総額が500億円未満」で、「1ヶ月前からの株価騰落率が＋20％以上」かつ「1ヶ月前からの売買高変化率が＋100％以上」の銘柄を対象とします。さらに、増益見込みとして「今期予想ベースの経常利益変化率が＋5％以上」、有配見込みとして「今期予想ベースの配当利回りが0.1％以上」という条件を追加します。

すると、条件に当てはまる銘柄として、記事執筆時点（2014年10月28日）では、クリーク・アンド・リバー社<4763>やミマキエンジニアリング<6638>など12銘柄が抽出されました。小林は、次のように指摘しています。「とりわけ、クリーク・アンド・リバー社のように移動平均線をサポートラインとして力強い上昇トレンドを描いている銘柄は、引き続き投資対象として選好されやすいだろう。」

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