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ネットイヤー Research Memo(4):財務状況は健全、2018年3月期以降収益性は向上見通し

注目トピックス 日本株
■業績動向

2. 財務状況と経営指標
ネットイヤーグループ<3622>の2017年3月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比3百万円減少の3,172百万円となった。主な増減要因として流動資産では現預金の減少で167百万円、受取手形及び売掛金の減少で214百万円となった。また、固定資産では本社増床に伴う敷金・保証金の増加で75百万円となった。

一方、負債は前期末比270百万円増加の1,404百万円となった。主な増減要因は、有利子負債の増加で133百万円、前受収益の増加で73百万円、買掛金の増加で69百万円となった。また、純資産は前期末比274百万円減少の1,768百万円となった。親会社株主に帰属する当期純損失の計上や配当金の支払いにより利益剰余金が321百万円減少し、ストック・オプションの行使で資本金及び資本剰余金が42百万円増加した。

経営指標を見ると、損失の計上に伴う自己資本の減少に伴い自己資本比率が前期末の63.7%から55.0%に低下したほか、有利子負債の増加に伴い有利子負債比率が8.9%から17.9%に上昇するなど財務体質がやや悪化した。ただ、ネットキャッシュ(現預金‐有利子負債)は黒字となっており、健全性は維持されていると判断される。収益性に関しては、営業損失を計上したことで営業利益率、ROA、ROEなどすべての項目で前期から大きく悪化しているが、前下期から取り組んでいる収益改善施策により、2018年3月期以降は回復に向かうと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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