概況からBRICsを知ろう〜中国本土市場は4営業日続伸、7月HSBC製造業購買担当者景気指数速報値が市場予想を上回る
[14/07/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 57821.08 -0.27%
25日のブラジル市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比156.48ポイント安(-0.27%)の57821.08で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは15、値下がり52、変わらず3と売りが優勢。石油・ガスを除くすべてのセクターが下落し、中でも通信や公益に売りが集中した。
朝方は底堅い展開を示したが、後半は利益確定売りに押された。ボベスパ指数が昨年3月以来の高値で推移しており、足元の過熱感で利益確定売りが優勢となった。
【ロシア】MICEX指数 1388.41 -1.45%
25日のロシア市場は4日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比2.39ポイント安(-1.45%)の1388.41で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは12、値下がり38と売りが優勢となった。
横ばいで寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。予想外の利上げが銀行などの利ざや縮小懸念を強めた。ロシア中央銀行は25日、市場予想に反して政策金利を0.5%引き上げ、8.00%とした。欧米による追加制裁懸念が高まっていることを受け、ルーブル安を食い止める狙いがあると分析された。
【インド】SENSEX指数 26126.75 -0.55%
25日のインドSENSEX指数は9営業日ぶりに反落。朝方は底堅い展開を示したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。足元の過熱感で利益確定売りが優勢となった。前日まで8連騰しており、SENSEX指数は24日に過去再高値(終値ベース)を更新した。また、欧州連合(EU)がロシアへの追加制裁を実施するとの懸念が高まっていることなども引き続き警戒材料。国内では、主要食材であるポテトとトマトの価格高騰が続いていることがインフレ加速懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 2126.61 +1.02%
25日の上海総合指数は4営業日続伸。終日堅調に推移し、終値で4月14日以来、約3カ月半ぶりの高値を付けた。前日発表された中国の7月HSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回る上昇となったことで、景気見通しの改善を手掛かりとした買いが継続。また、緩和的な金融政策への期待感も引き続き支援材料となった。朝方には伸び悩む場面も見られたが、地合い改善が意識される中、じりじりと上げ幅を広げる展開となった。
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