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概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は反発、失望売り一服で値ごろ感からの買い意欲が強まる
[14/10/29]
提供元：株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 52330.03 +3.62％
28日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1826.37ポイント高（+3.62％）の52330.03で取引を終えた。寄り直後の50502.95を安値に、買いが続き、終盤に52374.30まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは57、値下がりは13であった。
ルセフ大統領の再選に失望した売りは一服。ボベスパ指数が前日に一時48000台まで下落し、半年振りの低い水準に達したことで、値ごろ感からの買い意欲が強まったとの見方。通貨レアルが反発したことも買い材料になった。また、企業決算が好感されたこともあり、欧米で株高となったことも、ブラジル株の下支えになったもよう。
【ロシア】MICEX指数 1415.51 +1.52％
28日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比21.24ポイント高（+1.52％）の1415.51で取引を終了した。1394.26から一時1422.72まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは42、値下がりは8であった。
ロシアのラブロフ外相が前日、親欧米派が勝利したウクライナの最高会議(国会)選挙を認める方針を示したこと(親ロシア派はボイコットし、東西分断が固定化する懸念もあるが)。また、天然ガス供給問題で、ロシア、ウクライナ、欧州連合(EU)が29日に、改めて3者協議を実施し、最終合意を目指すことなどから、EUが10月末に行う追加制裁の点検での見直し期待が再燃した。
【インド】SENSEX指数 26880.82 +0.48％
28日のインドSENSEX指数は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比127.92ポイント高（+0.48％）の26880.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.90ポイント高（+0.45％）の8027.60で取引を終えた。
前半は狭いレンジでもみ合ったが、後半に上げ幅を拡大させた。モディ新政権の太陽光発電計画が前政権の5倍に拡大したことが支援材料。政府はこのほど、向こう5年で太陽光発電能力を10万メガワット（MW）に拡大する方針を示した。
【中国本土】上海総合指数 2337.87 +2.07％
28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比47.43ポイント高（+2.07％）の2337.87ポイントと6日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが優勢。前日まで5日続落し、節目の2300ポイントを割り込むなど約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいたため、値ごろ感が着目されている。共産党第18期中央委員会第4回全体会議（四中全会）が先週に閉幕するなか、政策期待も改めて強まった。また、上海と香港の「相互乗り入れ」（両株式市場の相互取引開放）開始が延期されたことに関しても、共産党機関紙の人民日報が「無期限の延期はない」と伝えたことで過度の不安が後退している。指数は中盤から上げ幅を拡大した。
＜FA＞
28日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1826.37ポイント高（+3.62％）の52330.03で取引を終えた。寄り直後の50502.95を安値に、買いが続き、終盤に52374.30まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは57、値下がりは13であった。
ルセフ大統領の再選に失望した売りは一服。ボベスパ指数が前日に一時48000台まで下落し、半年振りの低い水準に達したことで、値ごろ感からの買い意欲が強まったとの見方。通貨レアルが反発したことも買い材料になった。また、企業決算が好感されたこともあり、欧米で株高となったことも、ブラジル株の下支えになったもよう。
【ロシア】MICEX指数 1415.51 +1.52％
28日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比21.24ポイント高（+1.52％）の1415.51で取引を終了した。1394.26から一時1422.72まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは42、値下がりは8であった。
ロシアのラブロフ外相が前日、親欧米派が勝利したウクライナの最高会議(国会)選挙を認める方針を示したこと(親ロシア派はボイコットし、東西分断が固定化する懸念もあるが)。また、天然ガス供給問題で、ロシア、ウクライナ、欧州連合(EU)が29日に、改めて3者協議を実施し、最終合意を目指すことなどから、EUが10月末に行う追加制裁の点検での見直し期待が再燃した。
【インド】SENSEX指数 26880.82 +0.48％
28日のインドSENSEX指数は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比127.92ポイント高（+0.48％）の26880.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.90ポイント高（+0.45％）の8027.60で取引を終えた。
前半は狭いレンジでもみ合ったが、後半に上げ幅を拡大させた。モディ新政権の太陽光発電計画が前政権の5倍に拡大したことが支援材料。政府はこのほど、向こう5年で太陽光発電能力を10万メガワット（MW）に拡大する方針を示した。
【中国本土】上海総合指数 2337.87 +2.07％
28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比47.43ポイント高（+2.07％）の2337.87ポイントと6日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが優勢。前日まで5日続落し、節目の2300ポイントを割り込むなど約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいたため、値ごろ感が着目されている。共産党第18期中央委員会第4回全体会議（四中全会）が先週に閉幕するなか、政策期待も改めて強まった。また、上海と香港の「相互乗り入れ」（両株式市場の相互取引開放）開始が延期されたことに関しても、共産党機関紙の人民日報が「無期限の延期はない」と伝えたことで過度の不安が後退している。指数は中盤から上げ幅を拡大した。
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